がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

脱原発に30年、新規建設はない=スイス経済相

2011年04月28日 | Weblog
2011年04月27日 00時21分01秒

URL http://jp.reuters.com/article/3rd_jp_jiji_EnvNews/idJPjiji2011042500273  



「【チューリヒ24日ロイター時事】スイスのシュナイダー・アマン経済相は24日付の同国日曜紙ゾンタークスツァイトゥングとのインタビューで、同国が完全に原子力発電を放棄するまでには何十年もかかるが、その間新しい原発は建設すべきではないとの見解を示した。


 同経済相は、グリーン・テクノロジーの開発イニシアチブは民間が取り、正しい枠組みの策定は公的部門が行う必要があるとしている。


 シュナイダー・アマン経済相は「脱原発は可能だ。しかし、それには時間がかかり、完全に原発なしでやっていけるようになるには30年はかかる可能性がある」と述べるとともに、「新原発の建設は不可能だ」と語った。その上で、「その間にわれわれは原子力から離れて代替エネルギーに向かうことになると確信している」と述べた。


 スイスでは3原発の建設許可申請が出されていたが、福島での事故を受けて3月に手続きがストップした。同国では現在5基の原発が稼働し、同国の電力需要の約40%を賄っている。ただ、このうちの一部は数年後にも退役となる予定で、このため新原発の建設地が来年半ばに決まる運びだった。


 一方、エコノミースイス(スイス経団連)のビューラー会長は同紙との別のインタビューで、同国のエネルギー価格には引き続き競争力を持たせなければならないとし、十分な代替エネルギーが得られるまで原子力が必要だと語った。同会長は、エコノミースイスは水力、太陽光、風力、地熱の利用を支持しているが、「数十年間は原子力を放棄できないということだ」と強調した。




スイス、脱原発には時間かかるが新規建設には反対=経済相



URL http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20785120110425  



「[チューリヒ 24日 ロイター] スイスのシュナイダー・アマン経済相は24日、同国が完全に脱原発を果たすには数十年かかるが、この間に新たな原発建設を行うべきではないとの見解を示した。



 同相は、企業寄りの自由民主党(FDP)に所属している。



 同相は「グリーン」技術について、開発は民間部門主導で行われ、公共部門が適切な枠組みを提供するという構図が必要と述べた。



 ゾンタークツァイトゥング紙によると、同相は「脱原発は可能だが、完全な実現にはおそらく30年あまりを要するだろう。新規の原発建設は不可能だ。私も、中期的には原発を離れ、代替エネルギーに向かう路線が必要と確信する」と述べた。



 スイスでは、福島の原発事故を受け、エネルギー政策をめぐる論議が再燃している。同国では3基の原発建設が承認手続き中だが、3月に安全基準の問題で手続きが中断した。



 同国には現在5基の原発があり、国内の電力の約40%を発電しているが、一部は近年中に廃炉の必要がある。新たな建設予定地については、2012年半ばまでに決定されることになっている。」


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