がん(骨肉腫)闘病記

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衆院議長、参院議長に異例の“非難声明” 予算案の起算日で

2011年03月09日 | Weblog
2011年03月03日 23時29分05秒

URL http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110303/plc11030319240017-n1.htm



「横路孝弘衆院議長は3日、衆院を1日に通過した平成23年度予算案に関し、憲法60条が規定する30日後の自然成立までの起算日を「2日」とした西岡武夫参院議長の見解について「何らかの意思によって変動させることは法的安定性を害する」と批判する談話を発表した。互いの院の独自性を尊重してきた国会で、一方の議長がもう一方の議長の判断や采配に疑義を唱えることは極めて異例だ。西岡氏も一歩も引かない構えを示しており、両者の対立は当面続きそうだ。

 談話では、衆参両院の間での議案送付などの手続きについて「機械的に行われるもので、何らかの意思によって左右されるものではない」として、起算日は参院側で判断できるとした西岡氏に反論した。

 横路氏としては「何もしなければ、衆院として(西岡氏の判断を)容認したことになる」(横路氏周辺)として発表に踏み切った。

 民主党の岡田克也幹事長も3日の記者会見で「参院側が受け取ったと見なさない限りどれだけでも遅らせることができる。大変な問題だ」と西岡氏を批判した。輿石東参院議員会長も会見で「憲法違反になる」との考えを示した。

 西岡氏は産経新聞の取材に「参院議長として政治的な判断で昨日受け取ったわけだから、その判断は変えない」と強調した。そのうえで「あくまで参院としては(予算案の自然成立までの)起点は2日である」と述べた。

 横路、西岡両氏はともに民主党出身。それぞれ院の権威や独自性を訴える意図のほかに、菅直人首相の政権運営に一定の理解を示す横路氏と、批判的な西岡氏と、政権への距離感も影響しているとみられる。

 一方、参院予算委員会は3日、質疑時間の各党への配分で合意が得られないとして平成23年度予算案の審議入りを見送った。同日午後の理事懇談会で、4、7両日に首相と全閣僚が出席して、予算案に関する基本的質疑を行うことを前田武志委員長の職権で決めた。

 審議入りをめぐっては、与党側は予算案の自然成立を見越してか、2日の協議を早々に打ち切るなど消極的な姿勢が目立っている。これに対し、参院予算委での審議を通じ政権を追い詰めたい野党側は、3日も審議入りを強く要求。応じない場合には野党7党共同で予算委員長の解任決議案を提出する方針をちらつかせ与党を牽(けん)制(せい)した。」



院の権威とか政権への距離感とかの問題じゃなくて、憲法への挑戦だよね、西岡の行為は。



予算案について衆議院が優越する旨の規定をなぜ憲法が置いているか全然理解出来てない。



小沢の政治献金なんかよりも遥かに重大な問題で、参院には西岡の除名処分をしてもらいたい。


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