2007年12月24日 14時48分記載
東野圭吾原作の映画「手紙」を見た。簡単に言うと、強盗殺人犯の弟の話。
差別や偏見について問いかける、心を抉られる話。自分に重なる部分もあって重たい気分にさせられた。
差別や偏見は、就職や結婚といった人生における大きな局面ではっきりと顔を覗かせる。
普段は差別や偏見を持っていないように振る舞っている人間も、就職や結婚といった場面では剥き出しの差別・偏見を持ち出してくる。
自分の子供が強盗殺人犯の弟と結婚すると言った時に、何等の差別・偏見を持たずに素直に祝福できる人間がどれだけいるだろうか。
生存率30%のがんと告げられている人間を採用する企業はどれだけあるだろうか。
自分はそういった差別・偏見と戦っていく気持ちは持っているし、多少の知恵は回るのでなんとか戦っていける気はする。
しかし、戦う術を持たない者も少なからずいる。そのような人達が生きていくのはどれだけ大変なことだろうと思わずにはいられない。
「白夜行」もそうだったが、東野圭吾の作品はぐりぐりと心を抉られる。しかし、読まずには、見ずにはいられない。
東野圭吾原作の映画「手紙」を見た。簡単に言うと、強盗殺人犯の弟の話。
差別や偏見について問いかける、心を抉られる話。自分に重なる部分もあって重たい気分にさせられた。
差別や偏見は、就職や結婚といった人生における大きな局面ではっきりと顔を覗かせる。
普段は差別や偏見を持っていないように振る舞っている人間も、就職や結婚といった場面では剥き出しの差別・偏見を持ち出してくる。
自分の子供が強盗殺人犯の弟と結婚すると言った時に、何等の差別・偏見を持たずに素直に祝福できる人間がどれだけいるだろうか。
生存率30%のがんと告げられている人間を採用する企業はどれだけあるだろうか。
自分はそういった差別・偏見と戦っていく気持ちは持っているし、多少の知恵は回るのでなんとか戦っていける気はする。
しかし、戦う術を持たない者も少なからずいる。そのような人達が生きていくのはどれだけ大変なことだろうと思わずにはいられない。
「白夜行」もそうだったが、東野圭吾の作品はぐりぐりと心を抉られる。しかし、読まずには、見ずにはいられない。