がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

昨日掲載の記事に関して

2008年12月08日 | Weblog
2008年12月08日 21時55分記載

昨日は、読売に掲載された垣添忠生 国立がんセンター名誉総長の記事を紹介したが、 その記事について思った所をいくつか記したい。



まず、キャンサー・サバイバーを「がん経験者」と訳したのは非常に良かったと思う。サバイバー(survivor)を直訳すると「生存者」となるかと思うが、そう訳してしまうと、亡くなられた方にマイナスの印象を与えてしまうかと個人的には感じる。垣添氏自身ががんを患った経験があるため、機械的な直訳ではなく、このような配慮のある訳となったのではないかと思う。



次に、がん対策基本法に尽力した故・山本孝史参議院議員や島根の患者運動を拡げたがん患者の背後には、彼らを支え、理論的支柱ともなった平岩正樹医師の存在があることを忘れてはならないだろう。

私自身、平岩正樹医師の著作から大変多くのことを学ばせて頂いた。

ご参考- http://2nd-opinion.eee.ne.jp/ (がんのWeb相談室)



最後に、紹介した記事は読売の1面~2面に掲載された「地球を読む」という不定期連載の記事なのであるが、この「地球を読む」には垣添氏だけではなく、佐々木毅氏や山崎正和氏等も寄稿しており、興味深い記事が多い。しかし、著作権の関係でなのかどうかわからないが、ウェブ上では見られない(昨日の記事は私が手打ちした)。より多くの人に読んでもらいたい内容なので(筆者の方もそう考えているのではないだろうか)、ウェブ上でも読めるようにしてもらえると大変有難い。



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