がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

「産経ニュース」配信記事

2008年10月07日 | Weblog
2008年10月07日 19時52分

参照URL http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081002/trl0810021922007-n1.htm



記事タイトル:患者つめはぎ 6日に元看護師初公判



「北九州八幡東病院(北九州市八幡東区)で勤務中に高齢の入院患者のつめをはがしたとして、傷害罪に問われた元看護師、上田里美被告(42)について、福岡地裁小倉支部(田口直樹裁判長)は、6日に初公判を開くことを決めた。

 起訴状などによると、上田被告は同病院の看護課長だった昨年6月、入院患者の70代女性と80代男性の右足のつめをニッパーを使って剥離(はくり)させ、それぞれ10日間のけがを負わせた。

 弁護側は「足の手当てとして行った」と無罪を主張する姿勢を見せている。」



参照URL http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081006/trl0810061415005-n1.htm



記事タイトル:「つめはぎ虐待」の元看護課長が無罪主張 福岡地裁小倉支部



「高齢の入院患者のつめをはがしてけがをさせたとして傷害罪に問われた北九州八幡東病院(北九州市八幡東区)元看護課長、上田里美被告(42)の初公判が6日、福岡地裁小倉支部(田口直樹裁判長)であり、上田被告は「つめをはいだりしていない。浮いている部分を切っただけ」と無罪を主張、弁護人も「正当な業務行為」と述べた。

 昨年6月に病院が虐待行為として公表し発覚。上田被告は虐待を否定したが、病院から告発を受けた福岡県警が逮捕し、4人の被害を立件、うち2人について起訴された。北九州市も調査のうえ、高齢者虐待防止法に基づく虐待事案と認定している。

 起訴状などによると、上田被告は昨年6月、認知症の70代と80代の女性患者2人の右足のつめをニッパーではく離させ、それぞれ10日間のけがを負わせた。」



無罪推定もへったくれもない記事。こんなタイトル付けられた記事読んだら、「看護師が患者の爪をはいだんだ」と予断を抱く人が多いのではないだろうか。

こんな記事を書く会社が新聞社としてのさばってる国で裁判員制度が実施されるとは、想像するだけで怖ろしい。

産経に限らず、有罪推定報道をする会社がなくなり、かつ、取り調べの全面可視化がなされるまで、裁判員制度の実施延期を求めたい。(ということは事実上は廃止要求なんだけど。)



なお、韓国や台湾では既に取り調べの全面可視化がなされている。日本でなぜ全面可視化がなされないのか説得的な理由をお聞かせ願いたい。適正に取り調べをしているのであれば、何の問題もないだろうに。録音・録画されてまずいことでもしてるのかな?我が国警察・検察は。(読売で松尾邦弘元検事総長がなぜ全面可視化が出来ないのか言っていたが、全く説得力のない話だった。)



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