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荻須記念美術館へ

2021年11月11日 | カルチャー

稲沢市出身の画家荻須高徳展「-私のパリ、パリの私-」を見に行きました、今回は生誕120年記念の展覧会です、26歳で渡仏してから第二次世界大戦で8年ほどは日本に滞在していましたが生涯の殆どをパリで過ごし生活感あふれる街の建物が多く描かれています、食料品店、カフエ、果物屋、ポスターがいっぱいの壁、古道具屋モンマルトル、セーヌ川、サン・マルタンの裏町など何れもそこに住む人々の息遣いが感じられる作品です、「麦畑」は敬愛するゴッホの筆遣いに似ていました、81点の油彩を一時間半かけて鑑賞しました、私はヴェネツィアの運河を描いた作品(普段は常設展示場)が大好きでいつも見とれています、もっとゆっくり見たかったのですが腰が痛くなり資料室で中庭を眺めながら暫し休憩して帰宅しました

 
稲沢市が今回の記念展に備えて高額で購入した「ガラージュ」パリ万博の美術展に出品した作品で入り口の奥には自動車整備工場で働く人々が描かれています

 

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