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本能寺の変

2020年03月29日 | テレビ

10日ほど前NHKで放送されました「本能寺の変サミット2020」を見ました、大学教授・歴史研究者・学芸員の方など7人で「本能寺の変」をめぐり激論が交わされました、この日あがった説は「怨恨説」「イエズス会共謀説」「徳川家康共謀説」「鞆幕府推戴説」「構造改革反発説」「信長暴走阻止説」「四国説」「秀吉陰謀説」の8つでした、通常よく言われている「怨恨説」はおおむね参加者全員が否定的でした、新たな史料「針薬方」により光秀の人となりがかなりわかってきて医学に長けていて前半生は医者だったという説も、理知的な光秀が感情的に動く人ではなかったということ、また、革命家の信長、旧来型家臣光秀という評価が近年大きく変わってきていて光秀の方が信長より優れていたのではと考える研究者も増えつつあるそうです、中でも「信長暴走阻止説」は一向に戦いをやめることなく長引く戦と拡大する戦線、戦争の自動機械と化した信長の暴走を阻止するためだったという説、何となく頷けます、光秀の頭には単に一説だけではなくいろんな要素が重なっていたような気もします、近年は「四国説」が有力のようです、光秀の重臣斎藤利三と土佐の大名長宗我部元親らの手紙のやり取りの新文書発見で大注目されているそうです、何れにしましても戦国時代を生きた武将の話は歴史上最も興味がありミステリアスです

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