Slow Life

趣味とともに!

NHKドラマ 「とんび」

2012年01月15日 | テレビ

ドラマの舞台は昭和37年の広島、主人公の父親ヤスさんが不慮の事故で妻を亡くし残された幼いアキラ君を不器用ながらも愛情いっぱいで育てていく物語です、原作は直木賞作家の重松清さんです、ドラマはアキラ君が父親のヤスさんとまわりのやさしい人々に守られて成長し、大学を卒業して出版社に就職し結婚するまでの物語でハッピーエンドで終わりましたが、父親一人の手で育てられ母親の愛情が薄かったアキラ君が年上の女性に惹かれたのも頷けます、家族でみることのできる優れた作品だと思いました、昨年も室生犀星の短編小説のドラマ「火の魚」も広島が舞台でした、作者の重松さんがこれまでたくさんの父親を小説で描いてきたけれど、作者として一番好きな父親は誰かと訊かれたら躊躇いなく「ヤス」さんの名前を挙げると書かれていました、「親は子を育て、子は親を育てる」良い言葉ですね

コメント
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