シニアー個人旅行のかわら版

国内・海外旅行の話題を中心に、アップデートな情報とともに、シニアーのための手作り旅行を発信する。

2007年の旅とブログを振り返る

2007-12-30 06:31:52 | Weblog
七月 フランス・プロバンスには二年前に旅行しました。テレビ番組・世界遺産紹介シリーズの南フランス編を見て、懐かしくなりブログを書きました。

    関連ブログプロバンスの七日間・・・プラニング・・・フランスでのドライブ・・・フランス道路地図を読み解く<・・・城塞都市と美しい漁村・・・リュベロンへのドライブ

八月 30年以上続いている旅の仲間、キャニオン会の例会で、安土城址、小谷城址、一乗谷城址を経て、高岡へ二泊三日の1,500キロにドライブでした。

    関連ブログ戦国時代へタイムスリップ・・・北国街道を辿る・・・高岡市と氷見へ

九月 スコットランド・スカイ島へは20年前と10年前の二度ほど出かけました。英国への旅で最も気に入った場所です。夏目漱石もスコットランドに訪れたことがあるというに新聞記事に触発され、ブログを書きました。

    関連ブログスコットランドとスカイ島・・・夏目漱石<・・・航空券の購入・・・5日間のプラニング・・・英国道路地図とスカイ島観光情報

十月 家内がアルゼンチン・ブエノスアイレスに出かけている間に、石見銀山に出かけました。初めての長距離、夜行バスを利用しました。三瓶山にも登りましたが、一人で熊の出る山道を歩く怖さを体験しました。

    関連ブログ夜行バスで津和野へ<・・・銀の道ウオーク・・・東京から石見銀山へ・・・三瓶山登山・・・消えたマイレージ

十一月 宮崎・和歌山・石川・山梨・茨城からの五五会の皆様を迎えて、東京を案内しました。

    関連ブログシニア東京見物案内

十二月 南会津、湯の花温泉に明日31日より出かけます。荒れ模様の天気が予想され、吹雪の中のドライブとなりそうです。
    関連ブログ電車の旅<・・・冬のドライブ
 
     四月から始めたブログでしたが、平均すると1日20名位の方々が読んでくださいました。訪問者ゼロという日が一日もなかったことが、一番の励みとなり、今日まで続けられた理由です。読んでくださった方々、本当に有難うございました。来年もがんばります。よろしくお願いいたします。
 皆様、良いお年をお迎えください。


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2007年の旅とブログを振り返る (前)

2007-12-29 15:00:16 | Weblog
年末になりました。一年間を振り返ってみたいと思います。スペイン・アンダルシア地方への海外旅行、二十年ぶりの北海道旅行など、今年は、健康に恵まれ、充実した旅の年となりました。また、旅に関するブログ「シニアー個人旅行のかわら版」をスタート、多くの方に旅情報を発信することができ、記念となる年でもありました。
 なお、リンクを付けてありますので、適宜クリックしてお読みください



一月 南会津、湯の花温泉で正月三が日を過ごしました。高畑スキー場で晴天に恵まれ、春スキーのような暖かさでした。
    関連ブログ>湯の花温泉紹介

三月 スキーサークルの仲間と一泊二日で斑尾高原スキー場に出かけました。これも晴天、夏スキーの陽気でした。
    関連ブログ斑尾高原スキー場
四月 スペイン、アンダルシアで10日間、1400キロのドライブを楽しみました。航空券購入、パラドール・ホテル予約、アルハンブラ宮殿のチケット購入、レンタカー手配などすべてインターネット経由、100パーセントの個人旅行でした。スペインはsemana santaセマーナ・サンタ「聖週間」の真っ只中、スペインの人々の深い信仰心と伝統を守ろうとする心意気をprocesionプロセシオン「行列」の中に見出しました。

    関連ブログスペインから戻りました・・・プラニング法・・・スペインドライブ・・・パラドール情報・・・インターネット予約・・・アラブ民族の悲劇・・・支倉常長とアンダルシア・・・白い村ドライブ・・・アルプラス地方へ・・・34万円の個人旅行・・・アンダルシアへの玄関口マラガ

五月 越後湯沢温泉に一泊で出かけました。中古リゾートマンション見学です。

    関連ブログ苗場山・・・中古リゾートマンション

六月 赤城山を経て、草津温泉に一泊、軽井沢経由でドライブしました。赤城山は50年ぶり、草津温泉に泊まったのは初めてでした。
    
    関連ブログ赤城山・・・草津温泉・・・2万歩ウオーキング・・・火山ルート・・・秘境秋山郷

七月 北海道へは20年ぶり・・・フェリーに二泊、親戚宅に二泊、旅館・ホテルに三泊の海外旅行並みの長い旅でした。大雪山旭岳登山、日高から70キロの原生林ドライブ、オロロンラインの海岸沿いドライブが印象に残っています。
    関連ブログフェリーの旅・・・オロロンライン・・・留萌から大雪山へ・・・日高の原生林ドライブ 
 
To be continued



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消えたマイレージ・・・7,000マイル

2007-12-27 15:02:19 | Weblog
 海外旅行をするとマイレッジが一気に貯まります。
 昨年、家内が友人とアルゼンチン・ブエノスアイレスに旅行しました。航空機は全日空提携航空会社利用で16,000マイルのマイレージが貯まりました。そして、今年の10月、別の友人と再びブエノスアイレスに出かけましたので、マイレージは合わせて30,000マイルを優に超えます。
 そこで、ANAのマイレージサービス韓国往復一人15,000マイルを利用して、初めての韓国旅行に二人で出かけようと、いろいろプランを立てていました。
ところが・・・

無責任な今回利用の旅行会社
 昨年のアルゼンチン旅行では旅行会社の方で手続きをしてくれたのか、帰国後直ぐにマイル口座残高にマイル数が反映されました。
 ところが、今回の旅行では、帰国後二ヶ月を経過し、ANAマイレージ会員専用ページを何度開いても、昨年のマイル数のママです。出発前に今回新たに利用した旅行会社の担当者にはマイレージの件について出発前に話してありましたので、確認の電話を入れたところ、「マイレージの申請は個人情報にかかわることなので、ご自身でやっていただく建前になっています。」とケンモホロロ・・・出発前には、「分かりました。大丈夫です。」と答えていた時の態度はなんだったのかと家内と電話での押し問答になってしまいました。

ANAマイレージ担当者に尋ねる
 そこで、ANA に尋ねると、搭乗した便を連絡するようにとのこと・・・利用した便は往路「成田→ニューヨークNH010便、ニューヨーク→ブエノスアイレスUA847便」、帰路「ブエノスアイレス→フランクフルトLH503便、フランクフルト→成田NH210便」です。
 コンピュータですぐにチェックしてくれ、全日空機の搭乗は確認できたのでその分のマイル数は口座に直ぐに入れるが、ユナイテッド航空ルフトハンザ航空は提携会社であるが、そのコンピュータに入ることが不可能なので、航空券の控えと搭乗券の半券を送るようにとのことでした。
 再度、旅行会社に電話すると、航空券の控えは社にあるが、搭乗券の半券は個人で保管するものという冷たい返事です。搭乗券の半券は処分してしまっていましたので後の祭り・・・出発前になぜ、そのことを伝えてくれなかったのかと抗議しましたが、のらりくらりの受け応え・・・結局、ユナイテッドとルフトハンザの7,000マイルは諦めるしかありませんでした。

マイレージを確実に取得するには
今回の家内のマイレージ消滅トラブルから学んだことがいくつかあります。国内航空会社の場合は、自社のコンピュータで航空券の取得、搭乗の有無をチェックできるので、搭乗日、便名を申告すればマイレージが消滅するということはありませんが、提携航空会社からの連絡の無い場合には、他社のコンピュータには入ることができないので、それを証明する書類が必要となります。
 そこで、個人旅行の場合は次のことに注意します。
○ 個人旅行では、プラン作りやホテルの予約、航空券の購入を業者に依頼する場合でも、マイレージの手続きは自己責任で行う 
○ 乗り換え空港で当該航空会社のカウンターでマイレージの申請を済ませる
○ カウンターの場所が分からなかったり、言葉の問題があったりして、空港で手続きができなかった場合には、帰国後に航空券を購入した証明としての控えと、当該航空便に搭乗したことを証明する搭乗券の半券を必ず保管し、帰国後に国内航空会社に届け出る

結局、10月のアルゼンチン旅行のマイレージはANAの8,000マイルだけしか加算されず、30,000マイルに届かず、韓国旅行は夢に終わってしましました
しかし、全日空の国内特典航空券(割引)のマイル数、二人分24,000マイルには達しましたので、一月に九州に出かけることにしました。

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南会津・湯の花温泉で年末・年始を過ごします・・・電車の旅

2007-12-19 10:34:58 | Weblog
会津高原尾瀬口からのバスの時刻表が平成20年12月から次のように変わりました。
本ブログもこれに合わせて、お読みください。
9:45 10:50 (たかつえスキー場行) 12:35 13:35(湯の花温泉経由) 16:05 16:55(日・祭日運休)

25年間、ほとんど毎年のように訪れ、第二の故郷となった南会津・湯の花温泉に今年も出かけます。「会津」という地名からは想像できませんが、日本有数の豪雪地帯なのです。しんしんと降り積もる雪の中で露天風呂を楽しみ、地元の正月料理と蕎麦を味わい、スキーで時を過ごす・・・都会の猥雑な生活から逃れ、そんな静かな年末年始を湯の花で過ごすようになって今年が三年目、一昨年の大雪、昨年は暮れにようやく間に合った降雪、今年は19日現在30センチあるとのこと・・・今年も雪見風呂、スキーを楽しめそうです。
 今まではワンボックスカーでしたから、スキー用具を載せても7人でも悠々と出かけることができましたが、5人乗りのSUVに買い換えたため、今年は車組と電車組に分かれての南会津・冬の旅となります。
       (写真は会津高原尾瀬口駅でのスナップです)
 
電車で行くのは初めての経験です
 東京から南会津までの経路は次のようになります。
[新宿・池袋or浅草・北千住→JR日光線or東武日光線・下今市→東武鬼怒川線・新藤原→野岩鉄道・会津高原尾瀬口⇒会津バス・南会津町]
 時刻表を開いてみるといくつかの選択肢が考えられますが、実際は限られた電車しか利用できないことがわかります。これは電車の最終駅会津高原尾瀬口駅からの会津バスの本数の少なさがネックなのです。南会津方面へは帰省客にしろ、温泉・スキー場への観光客にしろ、自家用車利用が主流だからです。私もこの25年来毎年のように南会津に出かけていますが、電車利用は今回が初めて・・限られた本数のバスに乗り継ぐプラニングの難しさを体験しました。しかも今回は子供連れという制約が加わります。
○出発する12月31日当日にも現地でスキーをしたい
○出発は午前八時以降にしたい
○座席指定で

以上の条件を適えるプランは次の二つしかないことが分かりました。

A案
出発:浅草・北千住8:10東武日光線「特急きぬ103号」鬼怒川温泉行
 鬼怒川温泉9:57着
  10:01発快速AIZUマウントEX会津若松行
 新藤原
  これより野岩(やがん)鉄道線
 会津高原尾瀬口10:45着
  10:50発高杖スキー場行会津バス
到着:たかつえスキー場11:20着
 スキー終了。午後4時頃迎えの車で出発
到着:
湯の花温泉午後4時半

B案
出発:浅草北千住9:10東武日光線「特急きぬ105号」鬼怒川温泉行
 鬼怒川温泉11:00着
  11:31発快速会津田島行
 新藤原
  これより野岩鉄道線
 会津高原尾瀬口12:21着
   12:35発桧枝岐行会津バス
 八総やそう)12:58着 
  高杖スキー場へは寄りませんので迎えの車でスキー場に。
到着:たかつえスキー場13:10着
 スキー終了。午後4時頃迎えの車で出発
到着:
湯の花温泉午後4時半

*浅草・北千住6:40発快速会津田島行なら直通運転ですから、9:25に会津高原尾瀬口に到着、9:40の会津バス桧枝岐行は高杖スキー場(10:10着)に寄りますので、この電車利用が、最も便利で、最も安価で(普通運賃)、最も早くスキー場に到着しますが、出発が早朝であること、座席指定がないことで子供連れには向きません。

電車利用を大いに考えましょう
 乗換えや待ち時間を入れても、自家用車で行くよりは時間がかかりません。年末年始の交通渋滞もありません。二酸化炭素の排出量も少なくできます。また、東京からは1,000m近い峠を三つも越えなければならない雪道のドライブの危険性を考えるとこれからは列車利用を大いに考えたいと思います。そのためには利用者を増やして会津バスが本数を増やしても採算が取れるようしなければならないでしょう。

今回は車で先行する家族がいるので、八総集落やたかつえスキー場までの送迎ができますが、電車とバスだけで行く場合は、宿泊施設に相談すれば迎えの車を出してくれるでしょう。
関係リンク 会津バス時刻表 野岩鉄道時刻表


奥会津・南会津に関する私の他のブログもお読みください。
長距離バスと列車で行く奥会津
奥会津・柳津を訪ねる
尾瀬へ・・・
南会津・湯の花温泉紹介
観光バス転落事故に思う
「会津高原尾瀬口駅」紹介
南会津は大雪
冬のドライブは安全に
昭和村散策









 
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2008年スキーツアーは安比高原スキー場と斑尾高原スキー場に・・・

2007-12-09 15:03:16 | Weblog
昨日、スキーサークルの忘年会、20名の出席者がありました。その席で今シーズンのスキーツアーが幹事から発表になりました。

1:初すべり安比スキー・・・1月19日(土)、20日(日)
費用は42,000円、往復新幹線、1泊2食、リフト2日、宴会費込みです。

安比スキーは10年前のサークル発足時から続いているサークルの顔も言える定番コースです。最初の二年間はバスをチャーターして、安比まで出かけていました。しかし、会員数が減ってきたこと、夜行バスの長時間乗車の大変さから、寝台車の旅に変わりました。当時、上野駅から安比まで直通寝台列車が運行され、実に快適な思い出深いスキーの旅で、今でも語り草になっています。
しかし、JRの民営化路線で盛岡駅から先がJRの手を離れ、寝台車は盛岡駅までの運行となり、それもついに廃止・・・この数年は、新幹線利用となっています。
この看板ツアーもサークルからの参加者が年々減り、今年の忘年会での希望者は、たった4名、最低催行数の7名に至りません・・・張り切って企画してくれた担当幹事のあまりに落胆した様子に、今月末まで締め切りを延ばし、参加者を募ることになりました。

90年代には全国スキー場の入れ込み数で日本一を争ったあの人気ナンバーワンの安比高原スキー場の人気凋落ぶりが宴会の席で話題となりました。毎年家族で出かけているSさんの話ですと、廃屋となったまま放置されたペンションがあちらこちらに見られ、生き残っているペンションは固定客を持っているところか、地元に職を持ち収入が確保できている経営者のところだけだそうです。
出席者からも「42,000円は、いまどきのスキーツアーでは、高すぎる」「安比まで出かける時間がもったいない。その分近場で思う存分滑りたい」などの意見が出されました。我がスキーサークル内でも、安比高原スキー場は過去の物となってしまったようです。


2:斑尾高原スキー・・・3月1日(土)、2日(日)
費用は32,000円、往復新幹線、1泊2食、リフト2日、宴会費込みです。ここのスキーツアーが最近のサークルの定番ツアーとなっています。
JR新幹線2時間弱で長野駅へ、そこから送迎バスで1時間、午前中にはスキーが開始できます。担当幹事のHさんの会社が東急ハーベストクラブ斑尾の会員であることで、宿泊するホテルも快適な空間です。

斑尾高原スキー場は、越後富士と呼ばれる妙高山、信濃富士と呼ばれる黒姫山を望むことができる風景の美しいスキー場です。斑尾山に作られたスキーコースは変化に富み、初心者レベルの私でも対応できるコースも多く、特に林間の中を滑るコースは何度繰り返しても、爽快感がたまらない魅力となっています。


東京駅を出発してから3時間でスキー場へという利便性、信濃・越後の名山を望む風景の壮大さ、初心者から上級者まで楽しむことができる変化に富んだスキーコース春でも十分な積雪快適なホテルライフ、そして帰りの新幹線を待つ間に、みやげ物をあれこれ探す長野駅でのショッピングタイムの楽しさ・・・これらが安比高原スキー場から定番ツアーの地位を奪った理由でしょう。





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12月、冬の旅のシーズン、幕開けです。

2007-12-03 15:58:04 | Weblog
 スキーサークルに入っています 
 12月になりました。8日に所属するスキーサークルの忘年会がありますが、これが例年のスキーシーズンの幕開けになります。10年前には30名以上の会員がいたというこのサークルも、スキーブームが下火になるにつれて、今では10数名の会となっています。かつての若者も今や全員30代に、65歳以上の高齢者も3名もいるという会になりましたが、毎年一回のスキー旅行を楽しんでいます。忘年会の席で幹事から今年のスキー旅行案が発表されますが、この数年、長野県に一泊スキー旅行に出かけてます。上級者がほとんどの会員の中で、初級レベルは私一人だけ、スキー場ではもっぱら初心者コースを一人で滑ります。身体が慣れる午後には、会員の助けを借りながら、皆と同じコースを回りますが、私の場合はスキーの爽快感を楽しむというより、スキーに出かけなければ決して味わうことができない冬山の自然の中に身をおくということに惹かれます。また、若い人たちとの会話も楽しく、普段交わすことのない、社会面や経済面などの幅広い話題の輪に加わることも、サークルに所属している理由です。
高齢者の仲間入りを果たした昨今、無理はできないと痛切に感じています。昨年は4回スキーに出かけましたが、今年からはサークルのスキーと家族の正月スキーの2回だけにしようと決めています。

 中古リゾートマンション購入が話題に
3月のスキーサークルで、中古リゾートマンションの購入が話題となりました。苗場スキー場近くにバブル期に4千5百万円で購入した会社所有のマンションが、8百万円でも買い手が付かないという話がきっかけです。サークルの何人かは紹介されて、そのマンションを利用していることもあり、独身貴族のAさんが、購入するよう冗談交じりに、盛んに勧められていました。
 苗場ならスキーは勿論のこと、苗場山を始めとして、夏・秋のハイキングを楽しめる山もあります。東京からも新幹線で2時間足らず、手軽に年間を通じて楽しめる絶好の場所です。旅が趣味である者にとって、スキーもできる、ハイキングも楽しめる、温泉もある・・・このうたい文句は十分魅力的、家族だけでなく、友人と交流する場にもでき、定年後の生活の拠点にしてもよいと考え、本気になって情報を収集することにしました。

5百万円以下の物件がほとんどです
 早速、湯沢町の不動産関係の会社のホームページをいくつか開きました。越後湯沢駅前のリゾートマンションを除いて、8百万円の中古マンションなどはなく、5百万円~2百万円がほとんど、中には百万円台もあります。なぜ、このような値崩れを起こしているのか、湯沢町の広報誌をダウンロードしたり、ネットで調べてみました。
その結果、湯沢町の住宅事情が分かりました。3,300戸の町に、なんとリゾートマンションが15,000戸も存在しているのです。湯沢町へのスキー客が年々減少、リフトの閉鎖も徐々に進み、冬季でさえもマンションの利用者が減少してるとのこと・・・二月に友人と泊まった苗場のプリンスホテルから周辺のリゾートマンション群が見えますが、平日の夜であったことを差し引いても、点灯している部屋は数えるほど、マンションがほとんど利用されていない実態を垣間見ました。
自前の温泉施設を施設内に持つなどリゾートマンションの割高な維持管理費や他の町村よりも高いといわれる湯沢町の固定資産税の負担が重荷になり、手放したいと考える所有者が増えているようです。不動産関係の知り合いに尋ねますと、「4件の売り物件に1件の買いが入れば売買は成立するが、湯沢のリゾートマンションでは売り物件ばかりで買い手不在、売買は成立しないだろう」とのことです。
そんな中、湯沢町が差し押さえ物件であるマンションの競売をネット上で始めました。35万円という値に固定資産税の滞納額200万を加えても2百万円台、町が売り出すのだから安心な物件だろうと考え知り合いに話すと「前所有者は固定資産税を滞納したくらいだから、維持管理費は当然払っていない。その分が管理組合から購入者に請求される」とのこと・・・これで私のいっときの真冬の夜の夢は終わりました。

後日談です。その時リストアップした12の物件は、九ヶ月たった現在でも、一件を除いて売れていないままです。その物件も売買が成立したのか取り消されたのか不明です。

参考サイト
湯沢町広報誌
やざわ商事
ひまわり
東急リゾート
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