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このドライブ旅行の特長は
まず、次のサイトを開いてください。ウベダの南端からセグラ自然公園を望んでいる写真です。まじかに見えますが、80キロ先に山脈があります。「見渡すかぎりオリーブが茂る大地をドライブ、世界遺産でありながら観光客が訪れることが少ない中世の町にタイムスリップ、スペイン最大の自然公園内にあるテンプル騎士団やイスラム教徒の城塞を持つ町や村を訪れる・・・帰路にアルハンブラ宮殿見学」という欲張った旅を実現します。
宿泊は憧れの国営宿泊施設パラドールに5泊、tarjeta de 5 noches (5 nights card―5泊カード)を使用して割引料金で泊まります。
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日程は・・・
7月2日)成田出発11:10⇒シャルル・ドゴール空港⇒マラガ空港着21:20 (マラガ泊)
7月3日Malagaマラガ⇒Jaenハエン⇒Ubedaウベダ⇒Cazorlaカソルラ (カルソラ泊)
7月4日Parque Natural de Cazorlaカソルラ自然公園ドライブ (カルソラ泊)
7月5日Cazorlaカソルラ⇒Ubedaウベダ (ウベダ泊)
7月6日Baezaバエサ・Ubedaウベダ歴史地区(世界遺産)散策 (ウベダ泊)
7月7日Ubedaウベダ⇒Jaenハエン⇒Granadaグラナダ・アルハンブラ宮殿見学
⇒Malagaマラガ (マラガ泊)
7月8日マラガ空港10:00⇒シャルル・ドゴール空港⇒
7月9日成田着7:55
費用の内訳は・・・
1. 航空運賃 エール・フランス航空(7月2日成田発、7月8日マラガ発) 321,120円
2. 宿泊費用 (税込み) 112,000円
内訳 パラドール・ヒブラルファーロ 155€(7/2) パラドール・カソルラ 180€(7/3,7/4))
パラドール・ウベダ 180€(7/5,7/6) ホテル・ドン・クロ 120€(7/7)
3. レンタカー関係 (マラガ市内営業所で) 72,500円
レンタカー代金(任意保険込み) 60,000円(概算)
燃料(ジーゼル) 10,000円(概算)
駐車料金(5€×3ヵ所) 2,500円
4. 食事代(ワインなど飲み物、チップも含む) 139,600円
朝食(20€×6日) 19,800円
昼食(20€×6日) 19,800円
夕食(100€×6日) 100,000円
5. タクシー代 11,550円
マラガ空港⇔ホテル(25€×2回) 8,250円
レンタカー借用・返却⇔ホテル(10€×2回)3,300円
6.入館料 40€ 6,600円
7.雑費 100€ 20,000円
683,370円 (一人当たり 341,685円)
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* 為替は1€=165円で計算してあります
ドライブ・ルート・・・
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Malaga Airport Mapsを使ってルート全体を把握します。(このブログを初めてお読みになる方は、このプログの「私のスペイン・ドライブ旅行のプラニング法」でMalaga Airport Mapsの活用法を詳しく解説してありますので必要があればお読みください)
Malaga Airport Mapのページが開いたら、左側にあるMalaga Informationの項目のうち、下から5番目のMalaga Airport Maps をクリック⇒空港地図が開きます。地図左の{-}を5回クリック⇒この縮尺でMalagaマラガを左下、Googleの文字に重なるように地図を調整、更に少々下にずらすとJaenハエンが、右上(北東)にBaeza, Ubedaバエサ、ウベダが、その右下(東南)にCazorlaカソルラを見ることができます。マラガ⇒グラナダ⇒ハエン⇒バエサ・ウベダ⇒カソルラが往路です。ウベダから直ぐのTerroperogilテロペロヒルを右折してカソルラに至る道路はこの縮尺地図には出ていませんのでズームインしてください。
復路はGranadaグラナダでアルハンブラ宮殿を見学後、地中海まで南下、Motrilモトリルから地中海沿いをMalagaマラガまで戻ります。
なお、更に詳しいルートはAirport Mapsのズームインの機能を使い、確認してください。但し、Parque Natural de Carzola, Segura, y las Villas(パルケ・ナトウナル・デ・カルソラ・セグラ・イ・ラス・ビジャス)カソルラ、セグラ、ラス・ビヤス自然公園内の道路はカソルラのパラドールに用意してある地図を参考にしましょう。
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訪れる町や村の詳しい情報を・・・
今回のドライブで訪れる主な町や村の紹介するホームページにリンクを張ってあります。クリックして、周辺の道路地図、写真を参考にしてください。
△ Jaenハエン県
町の周辺からはるか彼方の山々の麓まで見渡す限りのオリーブ畑です。5000万本といわれるオリーブ畑の中に町や村が点在する風景がマラガ県なのです。オリーブは植栽されたもので、雨の少ない乾燥した荒地でも育つ特性がこの県の大地に根付かせたのでしょう。オリーブの実から精製されるオリーブ油はハエン県の経済を支えています。県庁所在地は人口11万のJaenハエンです。
△ UbedaウベダとBaezaバエサ
アンダルシアで最もルネッサンス様式の建物が多いこの二つの町は、まるで中世の建物の展覧会場といえる雰囲気を持っています。
ハエンから県道を東に進んで行くと、やがて数十キロ先に二つの集落が丘の上に見えてきます。右側がバエサの町で、小さな町ですが大聖堂は特に有名です。その周辺には現在アンダルシア国際大学となっている旧神学校など、品格ある建物が配置されています。
バエサの東8キロがウベダです。ウベダの町の南端にあるサンタ・マリア広場を取り巻く建物は、アンダルシアで最も壮麗で風格のある歴史的地区といわれており、世界遺産として登録されています。この建物の一つが3番目にパラドールとなったParador Ubedaがあり、世界遺産に宿泊する贅沢を味わえます。この広場に通ずる石畳の道の両側には建物が連なり、中世の町並みそのままです。
この二つの町バエサ、ウベダは、観光客もあまり多くなく、治安も良い地域です。ゆっくりと徒歩で散策するのに適しています。但し、夏季には暑さが厳しく、午後の散策は考えものです。スペインの人々と同様にしっかりとシェスタ(昼寝)を取って、夕方に出かけることをお勧めします。
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△ カソルラ、セグラ、ラス・ビイヤス自然公園
小川が流れ、木々に覆われた山々、スペイン最大の自然公園です。アンダルシアの大河グアダルキビール川の源流がここです。イヌワシ、ハゲタカやイノシシ、クマジカ、スペインアイベックスの生息地です。
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ウベダの東隣の町Terroperogilテロペロヒルから右折して70キロで公園入り口の町カルソラに到着です。今回の旅ではのパラドールに二泊滞在しながら、この自然公園内の点在する23の町や村のいくつかを訪れます。
カルソラ地区ではテンプル騎士団の城塞があるLa Irueraラ・イルレラ,Puerto de las Palomasuパロマス峠近くにあるArroyo Frioアローヨ・フリオ、ビジターセンターがあるCoto-Riosコト・リオス村が観光客がよく行くところです。
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セグラ山脈の西側に位置するトランコ貯水池を通り、イスラム教徒が築いた城塞のあるHornos de Seguraオルノス・デ・セグラやSegura de la Sierraセグラ・デ・ラ・シエラも人気があります。湧き水の豊富なSantiago-Potntonesサンテイアゴ・ポトンエスも夏に訪れたいところです。
△グラナダ・アルハンブラ宮殿
本プログ「歴史とともに(上)」を参考にしてください。
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