シニアー個人旅行のかわら版

国内・海外旅行の話題を中心に、アップデートな情報とともに、シニアーのための手作り旅行を発信する。

12月、冬の旅のシーズン、幕開けです。

2007-12-03 15:58:04 | Weblog
 スキーサークルに入っています 
 12月になりました。8日に所属するスキーサークルの忘年会がありますが、これが例年のスキーシーズンの幕開けになります。10年前には30名以上の会員がいたというこのサークルも、スキーブームが下火になるにつれて、今では10数名の会となっています。かつての若者も今や全員30代に、65歳以上の高齢者も3名もいるという会になりましたが、毎年一回のスキー旅行を楽しんでいます。忘年会の席で幹事から今年のスキー旅行案が発表されますが、この数年、長野県に一泊スキー旅行に出かけてます。上級者がほとんどの会員の中で、初級レベルは私一人だけ、スキー場ではもっぱら初心者コースを一人で滑ります。身体が慣れる午後には、会員の助けを借りながら、皆と同じコースを回りますが、私の場合はスキーの爽快感を楽しむというより、スキーに出かけなければ決して味わうことができない冬山の自然の中に身をおくということに惹かれます。また、若い人たちとの会話も楽しく、普段交わすことのない、社会面や経済面などの幅広い話題の輪に加わることも、サークルに所属している理由です。
高齢者の仲間入りを果たした昨今、無理はできないと痛切に感じています。昨年は4回スキーに出かけましたが、今年からはサークルのスキーと家族の正月スキーの2回だけにしようと決めています。

 中古リゾートマンション購入が話題に
3月のスキーサークルで、中古リゾートマンションの購入が話題となりました。苗場スキー場近くにバブル期に4千5百万円で購入した会社所有のマンションが、8百万円でも買い手が付かないという話がきっかけです。サークルの何人かは紹介されて、そのマンションを利用していることもあり、独身貴族のAさんが、購入するよう冗談交じりに、盛んに勧められていました。
 苗場ならスキーは勿論のこと、苗場山を始めとして、夏・秋のハイキングを楽しめる山もあります。東京からも新幹線で2時間足らず、手軽に年間を通じて楽しめる絶好の場所です。旅が趣味である者にとって、スキーもできる、ハイキングも楽しめる、温泉もある・・・このうたい文句は十分魅力的、家族だけでなく、友人と交流する場にもでき、定年後の生活の拠点にしてもよいと考え、本気になって情報を収集することにしました。

5百万円以下の物件がほとんどです
 早速、湯沢町の不動産関係の会社のホームページをいくつか開きました。越後湯沢駅前のリゾートマンションを除いて、8百万円の中古マンションなどはなく、5百万円~2百万円がほとんど、中には百万円台もあります。なぜ、このような値崩れを起こしているのか、湯沢町の広報誌をダウンロードしたり、ネットで調べてみました。
その結果、湯沢町の住宅事情が分かりました。3,300戸の町に、なんとリゾートマンションが15,000戸も存在しているのです。湯沢町へのスキー客が年々減少、リフトの閉鎖も徐々に進み、冬季でさえもマンションの利用者が減少してるとのこと・・・二月に友人と泊まった苗場のプリンスホテルから周辺のリゾートマンション群が見えますが、平日の夜であったことを差し引いても、点灯している部屋は数えるほど、マンションがほとんど利用されていない実態を垣間見ました。
自前の温泉施設を施設内に持つなどリゾートマンションの割高な維持管理費や他の町村よりも高いといわれる湯沢町の固定資産税の負担が重荷になり、手放したいと考える所有者が増えているようです。不動産関係の知り合いに尋ねますと、「4件の売り物件に1件の買いが入れば売買は成立するが、湯沢のリゾートマンションでは売り物件ばかりで買い手不在、売買は成立しないだろう」とのことです。
そんな中、湯沢町が差し押さえ物件であるマンションの競売をネット上で始めました。35万円という値に固定資産税の滞納額200万を加えても2百万円台、町が売り出すのだから安心な物件だろうと考え知り合いに話すと「前所有者は固定資産税を滞納したくらいだから、維持管理費は当然払っていない。その分が管理組合から購入者に請求される」とのこと・・・これで私のいっときの真冬の夜の夢は終わりました。

後日談です。その時リストアップした12の物件は、九ヶ月たった現在でも、一件を除いて売れていないままです。その物件も売買が成立したのか取り消されたのか不明です。

参考サイト
湯沢町広報誌
やざわ商事
ひまわり
東急リゾート
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