シニアー個人旅行のかわら版

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白鳥の瓢湖を訪れ、五頭温泉郷・出湯温泉に泊まる

2015-05-30 08:41:42 | Weblog

羽越本線水原駅を午後2時30分に出発、瓢湖を経て出湯温泉までウオーキングです。
水原(すいばら)は明治の初めに県庁が置かれ、水原県があったところ・・・もしかしたら新潟県は水原県と呼ばれていたかも知れません。


水原商店街へ向かいます。板塀に囲まれた歴史を感じさせる建物があります。明治11年の明治天皇ご巡幸の際、休息所となった大地主・佐藤伊佐エ門旧邸です。



水原本町商店街です。かつての城下町、宿場町として栄えた頃の面影を残しています。和菓子・甘味処のお店が目につきます。自転車店にはシニアカーが10台ほど展示してあります。



水原代官所です。水原県の裁判所の役割を担っていたのでしょう。平成7年、当時の姿を復元しました。地元の名産品を販売する観光施設が併設されています。



30分ほどで瓢湖に到着です。水原という街の名前を知らなくとも、ハクチョウの瓢湖の名を耳にした方は多いでしょう。野生の警戒心の強いハクチョウの餌付けに取り組んだ白鳥おじさんこと吉川重三郎さんの話は小学校の教科書にも載りました。



戦後の昭和25年に、突然、37羽の白鳥が飛来しました。吉川重三郎さんの情熱で300羽まで増え、町ぐるみで取り組みがなされるようになってからは1000羽、2000羽、3000羽と加速度的に渡来数が増え、現在では約6千羽のハクチョウが10月から3月までに瓢湖にやって来ます。



瓢湖から西に聳える五頭山に向かって歩きます。用水路を挟んで昔の街道筋の雰囲気が残る家並みを歩きます。



五頭山に近づくにつれ、田んぼに囲まれた一本道となります。秋から春にかけて、瓢湖を朝に飛び立ったハクチョウが田んぼで餌をついばむ姿が見られます。



ようやく五頭温泉郷の看板が迎えてくれます。五頭山の麓に、出湯、今坂、村杉の温泉が並んでいます。



出湯温泉です。昭和3年に建てられた清廣館に泊まりました。昔は近隣の米作農家が秋の収穫が終わると骨休みに湯治に訪れ、大変な賑わいを見せていたそうです。
水原駅から2時間30分かかりました。8キロの道のりでした。




新潟駅から瓢湖へのアクセスですが・・・

バス利用を勧めます。新潟駅近くの万代シテイバスセンターから瓢湖前までバスが出ています。
時刻表をどうぞ・・・・

出湯温泉のアクセスですが・・・

阿賀野市の市営バス・五頭温泉郷線がありますが、市民(主として高校生)のための公営バスで、観光客が使える時間帯の便はわずかです。
往路例
 万代シテイバスセンター(越後交通)14:05→14:59瓢湖前
 白鳥の湖「瓢湖」前(市営バス)15:41→15:56出湯温泉
復路例
 出湯温泉9:00→9:17白鳥の湖「瓢湖」前9:53→11:06万代シテイバスセンター
 出湯温泉10:15→10:32白鳥の湖「瓢湖」前11:53→12:54万代シテイバスセンター
*瓢湖・出湯温泉間のタクシー料金は約3千円です。

鉄道ファンの方にはJR新津駅経由、羽越本線水原駅下車がお勧めです

 新潟駅から信越本線で新津駅に向かいます。かつて新津は住民4人に1人が鉄道関係者という鉄道の町で、蒸気機関車を方向転換させたターンテーブル跡と14路線の機関車を収容した扇形機関庫の一部が現役で使われています。

白鳥見学情報です
11月、12月に限り、早朝の白鳥見学バスが五頭温泉郷で運行されます。
詳しくは下記を・・・

http://gozu.jp/swan-bus.html

五頭山情報です

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