シニアー個人旅行のかわら版

国内・海外旅行の話題を中心に、アップデートな情報とともに、シニアーのための手作り旅行を発信する。

これが私の海外旅行直前準備です

2009-06-22 05:07:27 | Weblog
明日、いよいよバルセロナ旅行へ出発です。
この一ヶ月間、旅行を控えて準備に忙殺されました。その報告です。


まず、病院通いです
 長年の持病である喘息、前立腺がん、それに痛風のための通院です。
それぞれの主治医に、海外旅行に出かけることを話し、薬を処方してもらいました。この二年間起きていなかった痛風は当初、念頭になかったのですが、幸いなことに(?)六日前に突然発病、歩くこともままならない状態になり、急遽、注射と薬で治療しました。
現在は、普通に歩いています。あの痛みはいったいどこにいったのでしょうか・・・。

海外旅行保険に加入
 クレジットカードに付帯する医療保険は、補償金額が少なく不十分・・・健康保険のない旅行先での医療は高額になります。今までの旅行では持参した薬で対応でき、現地の病院にかかった経験はありませんが,思わぬ怪我も予想されます。海外旅行のたびに必ず加入しています。

宅急便を予約しました
今までの海外旅行では自家用車を成田空港の駐車場を預けていましたが、今回は電車で行きます。そこで初めての宅急便利用です。出発二日前でOKとのことでしたが、三日前の集荷を依頼しました。

外貨・ユーロの購入です
 為替相場の動向を見ながら購入が利口なやり方ですが、なかなかタイミングが難しいです。今回は、航空券の購入・ホテルの予約で旅行が最終決定してからの購入となり、1ユーロ139円(手数料込み)でした。
現地での支払いは、クレジットカードを中心としますが、空港からバルセロナのホテルまでのタクシー料金(30ユーロ)と初日のガイドさんへの支払い(140ユーロ)を含めて、10万円をユーロに替えました。

カタルーニャ音楽堂でのコンサート予約 
 世界遺産の音楽堂でコンサートを鑑賞・・・そんな贅沢を今回のバルセロナ旅行のハイライトの一つに企画しました。人気のあるコンサートを除いて、当日でも購入できるようですが、確実に手に入れようとネット予約をしました。
カタルーニャ地方が誇る音楽堂・・・そのためでしょうか、予約サイトはカタラン語だけ・・・スペイン語の辞書にも載っていない語彙が多く、内容を理解するのに四苦八苦・・・予約確認がメール(これもカタラン語です!)で送られてきて、ホッとしました。
二人で49.60ユーロ(ネット決済)の2階席です。
カタルーニャ音楽堂http://www.palaumusica.org/

スペイン政府観光局を訪れました
 海外旅行に出かける前に、東京にある各国政府の観光局(庁)に出かけ、資料を直接集めるのも楽しみの一つです。そこで、東京・港区にあるスペイン政府観光局に出かけました。
今まで2度ほど訪れていますが、展示してある資料は以前に較べて、激減・・・欲しかったスペイン地図やバルセロナ市内地図は展示されていません。
そこで受付の方に尋ねますと、苦笑いを浮かべながら、戸棚の中からバルセロナ地図だけを出してくれました。スペイン政府の経費節減方針があるかもしれません。
 しかしスペイン観光局は、窓口業務を開いているだけよしとしなければなりません。フランス観光局は電話業務のみ・・・英国観光庁は窓口業務だけでなく電話業務さえも取りやめてしまいました。
その代わり、インターネットによるサービスは充実させています。無料で資料を展示配布するというという広報活動から、手軽にネットを通して購入してもらうという方が、時代の流れにマッチしているかも知れません。
スペイン政府観光局http://www.spain.info/JP/TourSpain
フランス政府観光局http://jp.franceguide.com/home.html?NodeID=1
英国政府観光庁http://www.visitbritain.jp/

スペイン語会話の勉強です
 4月から始まったNHKテレビスペイン語講座の7回分の録画を再視聴しました。
アンダルシアが舞台となっており、2年前のアンダルシアドライブ旅行を思い出しながらの楽しいひと時でした。ただし、相変わらず、ヒアリングがネック・・・旅行会話の本ももう一度通読しましたが、読めば分かるのですが、なかなかスペイン語が口には出てきません。
年の功の度胸と笑顔と身振りだけが頼りのスペイン旅行となりそうです。

 ところで、旅行中、食事や買い物で必要になるのは、値段の言い方・・・この一週間、通りすがりの自動車のナンバープレートを見ては、「46・15」なら「cuarenta y seis・quince クワレンタ イ セイス・キンセ」という具合に、即座に口に出るようにしています。100まで覚えればOK,それ以上はクレジット・カードで支払いますから・・・。

家族への伝言メモを書きました
 先月、ブラジルからパリに向かうフランス航空の旅客機が墜落しました。ここ三回のヨーロッパ旅行ではエールフランスを利用していましたから、他人ごとではありません。
航空機は最も安全な乗り物ですが、夫婦同時に死亡する確率が高い乗り物でもあります。そこで、夫婦そろっての海外旅行では、万が一のことが起きても、残された家族が困らないよう最小限のことを書き記したメモを書き残すようにしています。

:最後に・・・
 初日にすぐ必要となるもの(eチケットお客様控え、航空券購入時のクレジットカード、パスポート、乗り換え地ロンドン空港地図、ホテルの予約確認書)が機内持ち込み用バッグに入っているかどうか、私にとって必需品である予備のメガネ、綿棒、ようじの入れ忘れがないかどうか確認してトランクを閉め、準備完了です。

バルセロナの明日からの天気予報は23日()24日()25日()です。26日から29日まで天気に恵まれることを祈っての出発です・・・帰国しましたらバルセロナ報告をブログに書きたいと思います。
それでは、行ってまいります。Hasta pronto!

バルセロナの天気http://www.wunderground.com/global/stations/08181.html


バルセロナ観光情報」をご覧下さい。


スペイン旅行について記した私のブログをお読みください。
アルハンブラ宮殿に出かける方へ
今、スペインにも不況の嵐が・・・
これでパラドールの全てが分かります
誰でも楽しめるスペインドライブ
日本の旅館とパラドールを較べる
とっておきのスペインドライブルート
マドリッド周辺の世界遺産を訪ねる1000Kドライブ
アラブ人最期の地アルプハラ
シェラ・ネバダの村々を訪ねる
山岳道路、鉄道、そして白い村々
支倉常長とアンダルシア






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赤城山と伊香保温泉を訪ねる日帰りドライブ

2009-06-06 05:44:53 | Weblog

6月中旬は赤城山のつつじが大変美しい季節です。大沼や小沼を散策して自然を満喫、そこから伊香保温泉に向かい、一浴びしてから東京に戻るというドライブはいかがですか

伊勢崎ICから、北に聳えている赤城山が目の前、裾野の町、大胡を巻くようにして進めば迷うことはありません。旧富士見村の赤城大鳥居から頂上の大沼、小沼へ約40分、登るにしたがって70箇所以上のカーブの連続ですが、暴走よけのウエーブ舗装も快適で、新緑の中を風を感じながらのドライブです。

帰路は大沼から赤城大鳥居、渋川、伊香保へ1時間半・・・赤城山から利根川が流れる渋川へいったん下り、そこから榛名山の中腹にある伊香保温泉へ向かいます。上毛三山のうち、2山を訪れるという贅沢なドライブとなります。
(写真は霧の小沼です)

 例年、第二、第三土・日曜日がつつじの最盛期、路上駐車の取り締まりも厳しく、注意してください。

 
出発 東京から関越自動車道・北関東自動車道へ
1. 伊勢崎IC 114キロ
    *ETC車なら手前の波志江PAスマートICで降りる
2. 上武道路(国道17号)を前橋方面へ。 3キロ
    *波志江スマートICからは北上して上武道路(国道17号)へ
3. 飯土井町信号で大胡(おおご)へ右折。5キロ
    *波志江スマートICからは上武道路で左折、最初の信号
4. 神沢の森公園を過ぎて、すぐ県道3号線の交差点に。前橋方面へ左折。5キロ
5.信号・堀越南で3号線は前橋へ左折するが、直進して県道34号へ渋川方面へ。6キロ
6. 赤城大鳥居

右折して、赤城山を登る。14キロ。
到着 大沼
 大沼から小沼までは車で5分。付近を散策
7. 赤城大鳥居に戻り、34号を渋川へ右折。8キロ。
8. 渋川 標識に従い4キロ
到着 伊香保温泉
  本ブログ「普通列車で行く伊香保温泉」を参考にしてください。
9. 渋川伊香保IC
関越自動車道を経て、東京へ。
到着 東京  119キロ

赤城山とは
 あかぎやま」の呼び名が正解。国土地理院規定の呼称「あかぎさん」に地元が猛反発、昔からの「あかぎやま」に戻させたいきさつがあるとのことです。
 最高峰の黒檜山(1828m)をはじめ、駒ヶ岳(1685m)、地蔵岳(1674m)、長七郎山(1579m)、鍋割山(1332m)などの山頂を持ち、赤城山は、その総称です。中央部のカルデラ内には、火山湖の大沼、覚満淵(かくまんぶち)、小沼があります。
 
赤城山とうどん 
 上武道路(17号線)の両側の農家では田んぼよりも麦畑が目に付きます。それもその筈で群馬県は全国有数の麦作県、特に東毛地域はビールの原料になるビール麦うどんなどに使われる小麦等麦生産地として知られ、丁度今の時期、5月末から6月中旬にかけては麦の収穫時期となります。
 赤城大鳥居からは山頂へ向かう道路の両側に「そば・うどん」を商う店が連なり、どの店もそれぞれの趣のある店構えを競っています。

赤城山とスケート場
 私の学生時代、スケートをやろうと思えば、箱根、富士吉田、軽井沢、赤城山などに出かけるしかありませんでした。大沼のボート乗り場近くのご主人とお話しする機会を持てましたが、昔はスケート場には大勢の若者が押し寄せ、大沼周辺の宿に一泊、スケートを楽しんでいたと懐かしそうでした。室内スケート場が普及、年々スケート客は減り、冬季三ヶ月間で200人まで落ち込み、スケート場は閉鎖されたとのことです。
 今でも7,80センチの氷が張り、ワカサギ釣りの観光客が訪れるとのことです。

赤城山と志賀直哉
 志賀直哉の短編小説「焚木」の舞台が大沼であることを帰宅してから思い出しました。「焚木」は一度しか読んだことがありませんが、湖を取り巻く自然描写が神秘的でこれが白樺派の代表的な作品なのかと感動したことを覚えています。作品の中で「宿の主人のKさん」と紹介されているのが、当時25歳の青年であった猪谷六合雄(いがやくにお)であり、独力で建てた小屋に当時32歳の志賀直哉を客人として招いたことを今回初めて知りました。
 猪谷六合雄は日本のスキーの先駆者の一人で、スキーアルペン競技で日本初の五輪メダリスト・猪谷千春の父です。「現代文明の中に生きながら自然人であり続けた」六合雄を再評価する動きがあるようです。
 <平凡社ライブラリー 猪谷六合雄―人間の原型・合理主義自然人 猪谷六合雄 高田宏著>

上毛三山
 群馬県(上毛野国)には古くから人々の生活に根付き、愛されてきた三つの山、赤城山榛名山妙義山があります。 群馬の人たちは、愛情を込めて、この3つの山を上毛三山といいます。
 北関東平野を囲むようにして聳えるこの3つの山は、深く群馬の人々の生活にかかわって来ました。昔は街道をたどる人たちの目印になっていましたし、現在では、群馬県の学校の運動会で、多くの学校が、色別の組み分けでなく、赤城団(組)・榛名団(組)・妙義団(組)を使っていると聞いたことがあります。

関連ブログ

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