シニアー個人旅行のかわら版

国内・海外旅行の話題を中心に、アップデートな情報とともに、シニアーのための手作り旅行を発信する。

丹沢・七沢温泉でしし鍋を囲んでの忘年会でした

2015-12-31 10:45:53 | Weblog


学生時代の友人と三人会を作っています。
毎月、東京近郊の名勝地に集まり、酒盃を飲み交わす会です。
忘年会は七沢温泉でした。丹沢山系が関東平野の東のはずれに消えようとする厚木にあり、強アルカリ性の天然温泉で、湯上りはツルツル、ヒートポンプで加温循環していますが、湯量は豊富です。
 新宿駅から小田急線で本厚木駅へ、そこから路線バスに乗り換えて1時間半です。

 七沢温泉の名物はしし鍋です。最近はシビエブームとか、マスコミでも鹿肉やイノシシ肉の話題が扱われています。今朝のテレビ番組では変り種おせち料理が紹介されていましたが、人気ナンバーワンはしし肉も入った獣肉おせちでした!シビエブームは本当のようです。

 昔は丹沢山で獲れたイノシシを冬だけ出していたのでしょうが、鍋に入っていたしし肉は冷凍物をスライスしたもので、肉の赤い色はあせていました。冷凍肉なら年間を通じて提供できます。



 しし肉を初めて食べたのは、戦時中に疎開をしていた伊豆の土肥でした。猟をする近所の方から祖母が頂いたのです。竹の皮に包まれた白いふちどりのある真っ赤な紅色の肉は本当においしそうに見えました。
 冬になると、土肥の小学校の隣にあった旅館の軒にはいのししが何頭も吊るされていました。寒い校庭からいのししを眺めていたのが私の土肥での冬の風物詩でした。

 まもなくして東京に戻りました。ある時、当時走っていた都電で両国橋を渡るとき、橋のたもとの店の軒にいのししが吊るされていたのです!東京にもいのししがいるのだとびっくりしました。「ももんじやだ。ねしょうべんの小僧によく買いにいかせたものだ」と下町育ちの祖母がつぶやいたのが思い出されます。

 12月17日、土肥の恋人岬で体長160センチ、体重150キロのイノシシが駆除されたというニュースがありました。5年前から周辺の農作物を荒らしていたという主(ぬし)だったとのことです。土肥や修善寺の有害鳥獣捕獲隊30名で仕留めたました。
 このイノシシは焼却処分にされたのか、それともイノシシ鍋となったのか記事にはのっていませんでした。





参考リンクです


七沢温泉 

ももんじや 

伊豆新聞記事 

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晩秋の京都散策2泊3日の旅リポートです

2015-12-10 10:47:09 | Weblog

紅葉を求める人がどこでも列をなしていました。
今朝の新聞によると、紅葉日の全国平均は50年前と比べると18日も遅くなっているとのこと、11月23日の勤労感謝の日が紅葉のピークと考えていましたが、経験則は当てはまらくなりました。

洛東の東山を中心に南禅寺、永観堂、清水寺、青蓮院門跡を、洛北の詩仙堂、圓光寺にも足を伸ばしました。

*下記を参考にしてお読みください。

京都市内地図   
京都市バス・地下鉄路線図


*ゴヂックはバス停留所・駅、斜字は道路名


11月27日(金 晴れ)

1.東京駅10時発、京都駅12時26分着。送迎バスでウエステイン都ホテルへ。荷物を預け散策へ。琵琶湖疏水の舟運を担った蹴上インクライン(cable car inkline)とインクライン,京都市電に電力を供給した日本初の水力発電所蹴上発電所はホテル目の前。



                               

2.インクライン沿いを下ると、南禅寺入り口。三門脇を通り、方丈へ。右手に琵琶湖疏水を流すレンガ造りアーチ形橋脚の水路閣が見事に風景にとけこむ。

         

3.南禅寺境内を抜け、永観堂へ。風情ある裏道を行く。観光客でにぎわう鹿ケ谷通に出る。永観堂の白い塀が見えてくる。みかえり茶屋の混雑を予想し、門前の喫茶店に入る。ここでもぜんざいを注文する客が多い。

     

4.「モミジの永観堂」と知られ、一番人気の紅葉スポット。大勢の観光客も3千本という紅葉に埋もれ気にならない。午後の日差しに紅葉が一段と映える。

    

5.ホテルに戻り、チェックイン。午後5時、地下鉄蹴上駅から地下鉄東西線、京阪本線で四条京阪駅へ。四条大橋を渡り、鴨川とたかせ川に挟まれた木屋町通を下る。夕食は200年の歴史を誇る鳥彌三で。

      

6.午後8時、鳥彌三から都ホテルまで夜の散策。鴨川を渡り、祇園・四条通をウインドウショッピング、途中原了郭で黒七味を買う。八坂神社前を左折、知恩院道に入る。人影はないが、足元を照らす街灯で歩きやすい。神宮道に曲がる、ライトアップされた楠木の巨木が青蓮院門跡      

7.青蓮院門跡を出たのが閉門の午後9時半、三条道に出てホテルに戻る。


11月28日(土 晴れ)

1.ホテル6時30分出発、神宮通から市バスで東山安井へ。東大路通から観光客まばらな静かな八坂の塔、二年坂、三年坂を歩き、清水寺へ。東の山の陰になり、もみじの色がいまひとつ。

      

2.清水寺の門前町のみやげ物店が開け始める中、松原道東大路通まで下る。清水通からバスで四条高倉へ。堺町通を北に歩き、錦市場を過ぎイノダコヒー本店へ。20分ほど待つ間にケーキを購入。ゆっくりと朝食を楽しむ。



3.地下鉄烏丸御池駅から蹴上駅へ、都ホテルに戻り休憩。

4.午後1時に神宮通から市バスで一乗寺下り松町へ。超満員だったがほとんどの乗客は途中、南禅寺・永観堂通で降りる。宮本武蔵の逸話が残る一乗寺下り松を過ぎ詩仙堂へ。

      

5.徳川家康に仕えた石川丈山が隠居所として30余年過ごした詩仙堂近くに建つ家康ゆかりの圓光寺へ。

      

6.午後3時、一乗寺清水町からバス、南禅寺・永観堂通では紅葉狩りの乗客が列をなす。前もってバス前方に移動、神宮通で下車、ホテルに戻る。

7.午後4時、タクシーでイノダコヒー前を通り、堺町通から、錦小路に着く。126の店舗が狭い小路の両側にギッシリ、土曜日ということで身動きが取れないぐらいの混雑。400年前、魚屋6軒から始まる。魚の保存に井戸の冷たい清水を利用したという。魚屋町という町名が残る。

    


                                         

8・突き当りの錦天満宮に参詣、修学旅行で歩いたことがある新京極寺町通)から四条通に出て祇園に向かう。

                                                                                                       
9・お茶屋一力亭脇から花見小路通に入り、祇園やすだで夕食


                                         

10.午後8時、東大路通・祇園交差点からタクシーでホテルへ。


11月29日(日曜日 晴れ)

1.午前8時、ホテルをチェックアウト。荷物を京都駅に送る手配をする。インクライン上部から南禅寺までを歩く。南禅寺・天授庵で京都最後の紅葉狩り。

     

2.昔の南禅寺参詣道を下り,瓢亭へ。朝がゆで京都最後の食事。

           

3.神宮通からバスで四条河原町へ。タカシマヤで買い物。四条河原町からバスで京都駅へ。昼食弁当を買い2時5分発のぞみで東京へ。

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