新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月24日 その3 我が国の新型コロナウイルス感染者の統計

2020-08-24 14:43:32 | コラム
8月23日の時点で国全体の0.049%だった:

国全体:人口の125,960,000人に対して62,709人だったので、その比率は0.049%となる。

東京都:人口の13,999,568人中で感染者が19,333人だったので、比率は国全体の0.015%を占めていた。東京都の人口に対する比率は0.138%と国全体よりも高い。「Go to キャンペーン」から外された訳だ。

新宿区:東京都の人口は13,999,568人で感染者は2,421人だったので、東京都全体に占める比率は0.698%とかなり高い。

久しぶりに気楽な野球の話を

2020-08-24 11:01:21 | コラム
23日の夜は広島対読売の野球を観戦:

野球観戦:
昨夜は日曜日で「報道1930」も「Prime News」もないので、安心して読売の目下最下位の広島に三連敗するのを期待して見ていた。尤も、途中でBS朝日に石破茂氏が登場すると知って一部掛け持ちにはなったが。今年の広島は外野手だった三連覇した緒方監督から投手出身の佐々岡に替えた為か、目下の所最下位の沈んでいる。その広島が首位の読売に連勝した後なので、もう一回勝つかと期待していた次第だが、広島には不安材料が多いので当てにはしていなかった。

私は広島の弱体化の最大の責任を追うべき悪者は、金に目が眩んだのか読売に身売りした丸佳浩だと信じて疑わない。丸が脱藩した為に三連覇の頃に「タナ・キク・マル」と言われた1番から3番までの好打順のトップだった田中広輔が、昨年からサッパリ打てなくなって小園という新人にポジションを奪われかけたかと思えば、昨夜などは8番打者だった。

ところで、試合内容である。読売の原監督は余裕を見せたのか使える投手がいなくなったのか、2年目の直江大輔という投手を阿部慎之助二軍だか三軍だかの監督推薦の若手を出してきた。解説者が広島で名を為してから読売に身売りした川口和久だったので、悪くは言うまいと予測したが案の定褒めるだけ褒めた。冷静なる評論家の私の目にも直江は中々優れた球種を持っており、素材としては評価しても良いかと思えた。川口は「監督はこれなら使えると、良い評価をしただろう」と期待通りのベンチャラだったが。

読売の投手コーチは一昨年までテレビタレントだった宮本なのだが、私には彼にどれほどの指導力というか育成の手腕があるかは分からない。だが、私が駄目だと決めつけている澤村拓一を一気に三軍まで落としたのは如何なものかと思う。このスピードだけは出る投手の欠陥は、プロになって10年経っても「自分の組み立てでしか投球が出来ず、相手打者の欠点に自らの最高の球種を投げ込んで討ち取ることが出来ない点にある」と見ている。それは制球力がない所為でもあるが、独り相撲とでも形容したいような組み立てしか出来ないので駄目なのだ。

何故、沢村の例を引いたかと言えば、昨夜の直江の組み立てが、捕手のリードもあったかも知れないが、沢村式で自分の持ち球をこれでもかと投げ込んでいるだけで、相手の打者が好むコースであろうと何だろうと一所懸命に投げ込んでいただけで、到底考え抜いた組み立てだった訳ではなかった。広島の方も初対面の初先発の投手が力一杯に投げ込んでくるので容易にタイミングが取れず、鈴木誠也が不用意に高めに投げた来たのをホームランにした1点しか取れなかった。私は素材としてはある程度評価できるが、精密な制球力を付けないと沢村の二の舞になり兼ねないと思う。

一方の広島は3年目の遠藤淳志というのを出してきたが、これも未だ発展途上の投手だった。それでも悪漢の丸から変化球で三振を取って見せた辺りは中々もので、1失点で交替した為でもないが折角好投しても勝敗がつかなかった。広島は高卒等を優れたスカウト網で発掘してきて猛練習で育て上げる点に特徴があるが、ここ2~3年は中途半端な者しか育ってきていないように見える。西川も素質はあるが中粒だし、このままでは丸の穴は埋まらないだろうし、鈴木誠也頼みでは最下位からの浮上も容易ではあるまい。それに投手陣が手薄になっている。読売の論評をする気はない。

石破茂氏:
そこで、石破茂氏だ。安倍首相とその内閣を批判するという定評の如きものがある。だが、テレビに登場してそういうことを言う訳がなく、アナウンサーの誘導にも当然乗せられなかったし、昨夜も無難の語り口だった。だが、対抗と見られている岸田文雄氏よりには明快に物を言うという違いがある。彼には方々の党を渡り歩いたとか、小派閥の長でしかないとか、安倍首相に嫌われているとか、世論調査では上位に来るとか言われている。如何なる組織でもある事だが、その長には部下を見る時に好き嫌いがあるのは当然だ。安倍総理総裁は選択に悩まれるべき問題だろうか。


偏ったマスコミの新型コロナウイルスの報道の仕方

2020-08-24 09:34:18 | コラム
何故「怖い、怖い」と脅すのだろう:

去る22日に32年間もお世話になっているクリニックの先生と、診察が終わってから後続の患者さんがいないのを見て、世間話をする時間が取れた。私はマスコミのおかしな点は「本来は患者さんを診察して治療するのがお仕事のはずのお医者様を方々から集めて、新型コロナウイルス対策等々を語らせている点だと思う。しかも、多くは一種の恐怖感を煽るような『こうしなければならない』とか『これをするのは危険だ』という類いの怖い話をされるのだ。中には「第二波の真っ只中」と断定された偉い先生がおられたが、我々にはそれだからどう対処すべきは教えて頂けなかった。

また、彼らのおかしな点は屡々登場される先生方の中には、どう考えてもご専門ではないはずの統計学のような予測や傾向を語って頂いていることが多いこと。それは如何にもか科学的に恐怖感を煽ってしまう結果になると私は見ているのだ。即ち、建設的なご意見と言うよりも有害にさえ聞こえる時がある」と申し上げた。先生は笑いながら聞いて下さったが、「我々はこうして患者さんを診ているのが仕事であり、テレビを見る暇さえないのが実情だ」と言っておられた。

また、私が永年診て頂いている大病院の先生は「折角偶に出られたテレビなので、多くの人が耳を欹てるようなことを言わねば、また呼んで貰えないとでも考えて、独得な意見を述べる傾向が顕著なようだ」と言っておられる。要するに、お医者様によって見解が微妙に異なる場合が多く、どの先生を信ずべきかの判断が難しくなってしまうのだ。22日の結論は「私のような高齢者が安全第一で、少しでも危険だと思う場所には出向かずに、日頃の行動範囲から逸脱しないこと。マスク着用と手洗い当然守るべき」ということになった。

事、新型コロナウイルス制圧対策としては、世界にはスウエーデンのような対策を採った(何もしなかった)国もあれば、中国のように自作自演というか「マッチポンプ」のようなことをする国もあるという具合。我が国では未だに政府側に責任を持って統一された対策というか指針を打ち出して、その下に指揮を採る閣僚がいないと思えてならない。西村康稔氏は未だに経済再生大臣と言う肩書きが取れていない。加藤勝信厚労相は責任回避の答弁の巧みさが際立っているだけの存在だ。それでも国民の良識でマスクをして手を洗って賢明に対応して自衛している。

テレビの報道を見ていると、相変わらず外食と外飲み業者の苦境ばかりを訴えて見せている。彼等を苦境から救う為に国会を開いて特措法を改正しようというのならば、私は本末転倒だと思う。彼等如きを救いたかったならば、経済を何とかするのが先決問題のはずだ。いや優先されるべきは病院やクリニック等の赤字経営状態から救う方が遙かに重要だと思う。だが、野党とマスコミ連合軍はそういうことは一切言わないのだ。私はこれは「偏向だ」と言いたい。