新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

8月27日 その3 週刊誌情報

2020-08-27 16:46:22 | コラム
安倍総理の健康状態は:

本日はテレビや新聞の報道では扱えないようなことを書くだろう週刊誌が気になって、猛暑の中を最も遠いローソンまで買いに行きました。内容は言うなればbad newsと悲観的乃至は否定的な情報が主体で、私の密かな予想だった麻生暫定総理か菅官房長官しかいないという論調まで。私は側近と言われている秘書官たちが麻生氏に「何故ここまでの間に休ませなかったのか」と叱責されたのは当然かと思いました。

2006年以降頻繁に入院し病院通いをしていた身ですし、2代続いた医者の後を継げなかった駄目な長男として言えることは「お医者様は患者さんに絶対と言って良いほど少しの無理でもするな」と安全を採られる方たちだという点。ましてや、患者が内閣総理大臣とあっては「ご無理をなさらないように」と告知をするのが普通だろうと思うのです。それを総理が振り切って、9月の内閣改造や党内の人事等までやりきられれば良いのだがと期待したいのです。

全くの余談ですが、マスクの転売禁止が解除されるそうですが、ここ新宿区のイスラム横町では既に¥500/50枚1箱と言う投げ売りとしか思えないような店から¥1,000まであります。今は供給過剰かも知れませんが、いつ何時中国が供給停止か減少の厭がらせをするか分かりません。その辺りも、アメリカの大統領選挙の結果如何で変わってくる危険性がありはしないかと。私は中国の嫌らしさは、何を何発南シナ海に撃ったか知りませんが、本格化するばかりだと恐れています。そういう時にこそ安倍総理がご健全であって頂きたいのです。

8月27日 我が国のサッカー界を思って

2020-08-27 09:23:11 | コラム
内田篤人は言った:

先日、この元は日本代表の一員だったドイツ帰りの内田篤人が確か32歳だったかの若さで、膝の故障から回復できなかったようで引退を表明した。彼の引退は残念だし「ご苦労様だった」と声をかけてやりたいとは思う。だが、私が気になったのはその後の会見だったかで「我が国のサッカーの水準はヨーロッパとの差が開く一方だ」と述べた点だった。私はこれは以前からの彼の持論だったと聞いているし、テレビの画面等を通じてみる彼我のサッカーの質の相違(優劣でも良いか?)は、明らかだと思えてならない。

そこで、先ずいきなり我が国のサッカーを擁護することを言わねばなるまい。それは、ヨーロッパにもブラジル等の南アメリカには、我が国やアメリカに厳然として存在する野球があるようでないことである。具体的に言えば、優れた素材を我が国やアメリカほどには野球や(相撲とは言わないが)その他のプロスポーツに持って行かれていない点だ。いや、ヨーロッパでは明らかにサッカーがアメリカにおける野球やフットボールやバスケットボールの地位を占めていると思って見ている。それに、有名なサッカー選手たちの年収も群を抜いていると思う。

我が国のサッカー界を見ていると、残念ながら甲子園の野球に出てくるような高校生たちのような図抜けた素材が余り見当たらないのだ。この点は以前から指摘して来たことで、サッカー界には松井秀喜やイチローや強いて言えば、12球団のエース級の投手や3~5番を打っているような打者に見られる身体能力を備えた体格が良い選手が余り見当たらないのだ。

例えば、森保監督率いる全日本の代表の中心選手である南野、堂安、中島翔哉とうは確かにサッカーは上手いが、比較的細身で抜群の身体能力の持ち主とは見えないのだ。デイフェンス陣にも優れた選手はいるが、野球選手たちの身体能力を凌駕しているとは見えないのは僻目か。日本代表でさえこの状態であるから、私の目にはJリーグにも中粒かそれ以下の者しかいないように見えてならない。

そういう見方をしているので、私は申し訳ないことに自分がサッカー出身者でありながら、偶にしかないJリーグの試合の中継は先ず見ない。そこにはサッカーの質の問題もあるが、中継する側のカメラのボールと選手の狙い方に問題があるように思えてならないという理由がある。話は変わるが、当アパートに中国地方の野球の名門校、岡山の関西高校(カンゼイと読ませる)の監督をしておられた原田知雄氏(残念ながら故人である)がおられた。

原田氏が未だお元気だった頃に野球談義をしたときに「野球のテレビ中継は見ない」と言われた。理由を伺うと「我々はグラウンドにいるときは常に全体の動きというか選手たちの位置取りを見ている。だが、テレビの中継では部分だけしか撮さないので見ている意味がないから」と言われた。誠にご尤もなご意見だと思って拝聴した。サッカーの中継でもカメラがボールがある場所だけに焦点を絞られると、画面に入らないところにいる者たちの動きが分からない。実際には我々が言っていた「逆サイド」での動きが非常に重要なのだ。野球でも同様だと原田氏は指摘されたのだ。

事は何も野球やサッカーだけではない。フィールドというかピッチというかグラウンドと言うべきか知らないが、常に全体を俯瞰的に見て「誰が(どのポジションの者が)どのように動き且つ走ってフリーになるとかマークを外しているかが見えないと、観戦の興味が半減するのだ。野球でもその打者の打球が何処に飛ぶかをスカウテインド出来ていれば、守備陣が俗に言う「対誰某用のシフト」で守備位置を動かして備えているのだ。であるから、私はフットボールを現場で観戦するときには、出来る限り高い位置の席から見るようにしていた。

我が国のサッカーに話を戻そう。私は我が国の水準が世界から置いて行かれている原因の一つに「矢張り甲子園の野球と同じで、全国大会のようなトーナメント方式を重視している為に、どうしてもそれ用に指導者たちが小さく纏めてしまうような練習の方針を採っていること」があるように思えてならない。即ち、細かい技巧と駆け引きを仕込むが、身体能力を鍛え上げていくような基本が等閑になっていると思っている。その結果が「ラグビー選手たちと比較した場合に、あの繊細な体格の選手ばかり」となっていて、大柄な外国人選手たちにその点で既に劣ってしまうのだ。

身体の大きさと脚が短いのは仕方がないとしても、彼等に少しでも負けない身体能力を鍛えるトレーニングが不足しているとの指摘は何人ものフットボールとうの専門のトレーナーやコーチたちから聞いている。私はラグビーの日本代表の日本人選手たち(妙な言い方だが)があそこまで鍛え上げられたのだから、サッカーを志す者たちが出来ないはずがないと思っている。現に元法政大学のフットボール部監督だった安田氏は「ラグビー選手の体格を備えたサッカーのテイーム」の育成を目指しておられたではないか。森保監督にもご一考願いたいものだ。


非常に気懸かりな安倍総理の健康状態

2020-08-27 08:11:51 | コラム
28日に記者会見をされるとか:

今朝の新聞に掲載された週刊文春と週刊新潮の広告を見る限りでは、安倍総理の潰瘍性大腸炎の病状は如何にも深刻であるようにしか読めない。そこに明28日に記者会見をなさるとあっては益々心配になってくる。要するに、辞任されるとでも言っているような広告の内容だった。また、ある専門医は「潰瘍性大腸炎の薬であるアサコール(ゼリア製薬)は症状を抑える薬であるが、治療薬ではない」と指摘していた。更に、報道によれば「悪化した対策で点滴を受けておられるので、慶応大学病院での滞在時間が長引いただけだ」のだそうだ。

我々は四六時中総理の顔色というか表情をテレビの画面で見ている訳ではないので、慶応大学病院で検査(治療?)を受けられた後の顔色が良くなったかどうかなどを判定できはしない。だが、一説には慶応大学病院以前よりもお元気になられたとあるので、それを信じるしかない。私は現在のように誰が事に当たっても容易に切り抜けられない困難な時に、7年以上も取り組んでこられた指導者が変わられるのは決して好ましいことではないと思っている。明日の記者会見では「十分な体調で任期一杯続ける」と言われることを切に希望している。