新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

1月20日 その3 お詫び。先ほど更新した「私は神経質な間抜け」はその2でした

2018-01-20 19:42:57 | コラム
謹告


慌てて「私は神経質な間抜け」を「その2」とするのを忘れていました。お許しを。

真一文字拝

私は神経質な間抜けだ

2018-01-20 17:54:50 | コラム
自分でも呆れるほど楽観的だ:

実は、2006年1月15日(日)に第1回目の心筋梗塞で救急車で国立国際医療センター(NCGMで現在は国立国際医療研究センター)送り込んで頂いて命を救って頂いて、ICUに入った時には自分が如何なる重病人かが全く解っていなかった。担当の看護師(男性)に如何なる病気で何時頃退院できるのかを尋ねたほど間抜けだった。何しろ絶対安静で、寝返りをしたければナースコールで知らせろと命じられていたほどだっただ。

2日後には一般病棟に移ったがそこでも唯々何時帰れるかばかりを考えていて、ほとんど何の不安も感じることなく主治医と看護師の言われるままに日々を過ごしていた。何日か経って開始されたベッドの上で起き上がることから始まるリハビリも楽しくやっていたし、こんな何でもないことが何の役に立つかと思ったほど楽々とこなせた。実は、これさえこなしていれば帰れると信じていたほどnaïveだったのだ。

それから8年経った14年の12月30日に不幸なことが原因で3度目の心筋梗塞が中下降肢で発生して入院となった時は、かなり難しい危険な事態だったようでカテーテルによる処置に3時間も要し、担当された医師から「兎に角命は取り留めたので、入院してから時間をおいて再度試みる」と宣告されたほどだった。この時でも「俺は絶対大丈夫」と何の根拠もなく確信して、退院する日を楽しみに待っていた。

この時は途中からリハビリ課の理学療法士が病室に来て退院の前にリハビリをするよう主治医に依頼されたとのことで、1週間ほどストレッチとエアロバイク漕ぎをそれぞれ20分やるようになり、退院後は通いでも継続された。ストレッチは兎も角、20分間のエアロバイクは当初はかなりの負担だったが、体が馴れればそう苦にもならなくなった。

流石に退院後はジム通いは避けていたが、極力外に出て散歩するようにして足の衰えだけは防ごうと努力した。そして、16年の1月からジムにも復帰したが、愚かにも入院前のように体も足も動くものだと思い込んでいた。ところが、ストレッチをすれば関節が硬くなっていた動かず(体が硬くなっていたという意味で、英語では「体が柔らかい」と言うことを loose jointと言っていて、体とは言わない)足がふらついて、100 mのインドアトラックを1周も歩けなかった。

だが、それでも愚かな高齢者だった私は「必ず、倒れる前の100 mを60秒と一寸で歩けるようになるものだと信じ込んでいたので、全く動揺していなかった。だが、その復帰した頃に私の顔を見た馴染みの連中は皆「この人は保つのかな?」と本気で疑っていたと、後日聞かされたものだった。だが、現実には昨年の10月の気象病発症の前までは悠々と100 mを60~65病で歩けるようになっていた。

言葉を換えれば、私は愚かにもnaïveにも「如何なる大病をしても心配することはない、必ず発病前の調子に戻れるものだ」と思い込んでいるのだ。即ち、1年経てば年齢が一つ増えて老化が進むなどとはまるで考えていなかったのだ。

そこに今回の2ヶ月以上も悩まされた気象病である。掛かりつけのクリニックの医師にも「今回は貴方もすっかり弱ったね」と同情するように言われたし、昨日も診察の後で「年齢による衰えは抵抗できないし、トランプ大統領だって70歳を超えてあの激職になった以上、本人が否定しようと何だろうと軽度の認知症のような症状は出てきてもおかしくないのだ」と言われていた。

その先生からも「軽くなら良し」と言われて今年になってからジムにも通い始めた。だが、矢張りストレッチもきついしトラックも精々2~3周が限度だ。だが、矢張り「何時かは仮令85歳になっていても、100 mを70秒以下で歩けるようになる」と簡単に気楽に考えている。何時かは72歳まではフットサルを1時間やっても翌日に筋肉痛が出てこなかった頃の体力を取り戻せると楽観している、それが如何に間抜けでnaiveであるかに昨日辺りから漸く気付いたのだ。

だが、反省はしていない。誰か何か言うかも知れないが、楽観的であり続ける方が気楽だと思っているから。本日も買い物を兼ねて外食に出て往復約1時間ほど歩いたが、天気予報が警告したほど寒くはなかったことにも助けられて別段苦痛でもなかった。そうは言うが、正直に言えば寒さの中を出歩くのには恐怖感を禁じ得ない、またあの全身が痛くなる苦痛に襲われはしないかと。

でも、そうなったらどうしようかとは迷わない。またあのクリニックに駆け込んでブロック注射をして頂けば助かるのだと信じているから。そうとでも考えていないことには、怖くて外に出られなくなってしまう。


「野外便所」は誤訳だ

2018-01-20 08:52:54 | コラム
また shithole論を:

このところ、この言葉のことばかり採り上げて論じてきたが、そこにまた折良くアメリカはワシントン州に住む昔の同僚のL氏から私の問い合わせに答えて、厳しい意見が寄せられてきたので紹介する次第。

当方からは「ご無沙汰で申し訳なかったが、今回は数ある話題の中から一つだけ採り上げて貴兄のご意見を賜りたい。 それはトランプ大統領は言っていないと否定したあの失言とも言うべきハイチを形容して使った shithole という言葉についてだ。我が国のテレビや新聞をこの言葉を捉えて大騒ぎをしているだけに止まらず、何としたことか「野外便所」と訳したのである。

そこに今度はマイク・ウルフの暴露本と言うべき Fire and Fury が加わったので、我が国のマスメディアは益々トランプ大統領批判の勢いが強くなった。因みに、この翻訳本は来月初旬には発行されるらしい。マスコミはこの本の中にある「トランプ氏は当選と決まった時にまるで幽霊にでも出会ったかのように真っ青になっており、夫人は泣いていた」という件を抜き出して報じたし、私は「矢張りトランプ氏はまさか自分が当選するとは予測していなかったと一部で言われていたことを裏書きしている」と感じた。

L氏からの返信はかなり激越だった。大要下記の通りである。これは38%と報じられているトランプ大統領支持派のプーアホワイト以外の層にある共和党を支持する人たちの中でも強烈トランプ嫌いの意見の部類に入るのではないかと思う。

>引用開始
彼は何であれほど無作法で鈍感になれるのかと呆れている。あんなに無作法な者はホワイトハウスには相応しくないし、まして大統領になるべきではなかった。そちらでも報じられていると思うが、彼の就任1年目の支持率は過去最低である。

私はミュラー氏がロシアゲートの操作を推し進めて彼を弾劾するに足る十分な証拠を挙げててくれることを希望したい。私は我が国の民主主義は余りにも劣化した状態してしまい、二度と元には戻れないかと危惧するものだ。

日本にも聞こえているかも知れないが、共和党が2018年の戦略計画は、トランプ大統領が Fire and Fury の内容を大声を上げて非難したために、後退せざるを得なくなって一向に進んでいない。

私はこの本を読もうとは思っていない。それはもしも読めばこれまで以上に現在の連邦政府の在り方に失望落胆させられるだろうから。今後とも日本におけるトランプ大統領の最新の評判と評価を知らせて欲しい。
<引用終わる


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ご存じの方がおられると思うが、ワシントン州というところはそもそもトランプ氏支持の州ではなかった。また、彼の見解がトランプ大統領不支持派を代表するとは思わないが、トランプ大統領が口を極めて非難する fake news派のNYタイムスやWポストやCNNとは異なる見方であると思っている。