新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

安倍総理を信じずして誰を信じるのか

2013-12-29 15:50:56 | コラム
我が国には安倍総理を貶めようとする輩がいる:

(1)マスコミ論調に惑わされるな:

安倍総理の靖国参拝以降、中国と韓国が大騒ぎをするのは解りきったことだったが、私には朝日を始めとするマスコミが挙って総理を右傾化だの暴走だのと言い募り挙げ句の果てにはアメリカが不快感を示したとまるで鬼の首でも取ったような言い方をするのを憂慮している。沖縄県庁に押しかけている連中が何処から来たのかなどの報道は一切ない。

私は我が国のマスコミと、謂わば一般論でも「アメリカ政府は我が国に対する『絶対的』に近い存在であり、特にその国の指導者であるオバマ大統領には誤謬がない。故に安倍総理は・・・・」となっている気がしている。

私は「オバマ大統領は同盟国の指導者として全面的に信ずる価値はないかも知れない」的な論調を続けてきたと思っている。マスコミは今回の安倍総理の靖国参拝についてアメリカが「失望した」と言ったとなると、まるで期末試験の失敗して進級できないような事態になったかの如き捉え方をしている気がしてならない。果たしてそうかと思っている

あの大統領が日本寄りであるかないか、中国すり寄りであるとか等を云々する前に、私の元の上司や同僚や友人たちの多くは第一期オバマ政権誕生前に「政治・経済・軍事・外交全てに素人の、たった一期だけ上院議員を務めただけの不馴れな政治家である。しかし、選ばれた以上仕方がない」と言っていたのを、再度ここに採り上げておきたい。更に「大統領就任後の実績を見よ」という視点から、その言動を判断した方が良いのではとも言っていく。

安倍総理の最近の行動を「暴走」だと捉える論調が蔓延っているが、それはマスコミ報道に多くの階層の国民の皆様がミスリードされただけだと思っている。私は3年を空費した民主党政権の後に久し振りに登場された正常な政治的感覚を備えた総理を信頼せずして誰を信じよと言うのかと、主張したいのだ。

(2)我慢の時が続く:

我が国の周囲には付き合い方が難しい指導者を戴く国が増えてきた。中国の習近平は選ばれたばかりだ。韓国のあの朴大統領の任期は4年も残っている。その間に前者は兎も角後者が前非を悔いて変心(変身)するのは期待薄だろう。しかも、アメリカでも外交方針がふらついているオバマ大統領の任期も未だ3年を残している。当分の間はこれらの指導者と耐えて付き合っていかねばならない、謂わば我慢の時が来るかと懸念する。

こういう時期に外交の人に当たってくれるのが安倍政権ですから救いがあるが、もしも民主党政権を続けていたらと思うとゾッとさせられるのではないか。その安倍総理を貶めるような言動に終始するマスコミや評論家が多いのは誠に」寒心に堪えない。29日朝のTBSのサンデーモーニングなどは良くもあれほど自虐的且つ反安倍内閣的なことを言うゲストを揃えたと感心していた。

しかし、罪なき一般の視聴者の方は海外経験豊富でアメリカに人脈を持つと自称する元商社マンや新聞の主筆だった岸井が言ったことだとなると、そこに権威を見出して無批判に受け入れてしまうのではと危惧する次第だ。そこをあの朝日の論調で裏付けされれば「あー。そーだったか」と思ってしまうのではないか。困ったことではないか。