歌舞伎座

歌舞伎座が銀座にあることは知っていましたがなかなか観劇する事はありませんでした。
「歌舞伎」とは、独特の台詞の言い回しがあって演目は古典でその内容は説明がないとわからない事なので好んで見るものではないので自分から進んで歌舞伎座に足を運ぶことはありませんでした。

しかし、＞歌舞伎の殿堂として、121年の伝統と歴史を育んでまいりました歌舞伎座は、来る平成22年4月の興行をもちまして、改築のため、しばらくの間休館させていただくこととなりました。

　「歌舞伎座さよなら公演」は、長年この歌舞伎座を愛してくださった皆さまにお別れを告げ、今の歌舞伎座で歌舞伎を楽しんでいただくための興行でございます。平成22年4月まで、豪華な顔ぶれによる選りすぐりの演目をお届けいたします。
　皆さまにおかれましても、歌舞伎座さよなら公演に、ご贔屓ご後援の程賜りますよう、お願い申し上げます。

とネット上でこのような記事を目にし、アァ～なくなってしまうんだ ！
なくなる前に歌舞伎を見てみたいと思っていた矢先に、田崎真珠55周年記念・秋の特別観劇会:「キハチ」銀座本店にてお食事と「歌舞伎さよなら公演」なる企画のハガキが舞い込んできました。

Get the Chance! この企画が気に入り応募しました。
田崎パールギャラリーにてのコーディネイトセミナーがその中にあってこれは一寸気に入らな事、又、観劇は夜の部で座席は3階A席なのでこれまた一寸考えましたがなんといっても会費一人6500円也とお手ごろだし・・・これが魅力でま、仕方ないか～と思い、納得いたしました。

その他に＊田崎真珠から銀座までは“リムジンタクシー”で御案内します。
とも有ったので、あのダックスフンド（犬）のような長いリムジンに乗れるのかと期待もしていました。

当日精一杯のおしゃれをしていそいそと出かけました。
なんと午後の希望者はたったの三名様！

初めての場所なので時間に余裕を見て30分も早く到着しました。するとのこの企画が有った様で20名位の人数が揃っていました。
企画した田崎真珠の係りの人に、午前もあるならその方がよかった。何故私達は午後なんですか？と不満をぶっつけました。
いろいろと都合がある様で今更言っても仕方のないことだと思いましたが一応希望だけはしっかりと伝えておきました。

田崎真珠のギャラリーでは真珠に関しての話で、新製品、55周年の特別のネックレスペンダントの説明でした。
こんな事だろうと推測していましたので自分で持っている真珠のネックレス・イヤリング・指輪をしていけば、きっと買う気が起きないだろうと思い見に付けていきましたが、なんとバカな事をしてしまった！と気付きました。
真珠専門の所に安物の真珠をずうずうしく付けてゆき、それらは、私にすれば背伸びをして買ったものばかりの真珠なので自分なりに納得しているのですが、専門家が見ればおおよその事は検討がつく事を計算に入れなかった自分が恥ずかしく思いました。
口先では「お客様もいい真珠をお持ちですね！」とは言うものの本音は言わないのが商売のつぼ？今となっては仕方がない。悠然としている自分が滑稽に見えてしまいました。　見栄を張るんじゃないょ！？まったくぅ！

なんやかんやとしているうちに「タクシーがお迎えに来ました！」
いよいよリムジンかと思いきや・・・なんと普通のタクシー！
リムジンはどこ？？リムジンの意味が違っていたようです。　ガックリ！

「キハチ」銀座本店にてランチ。まだ2時です。
本命の“歌舞伎座”夜の部は4時30分からなのでそれまで銀ぶらで時間をつぶし、ごったがえす歌舞伎座の前には「歌舞伎座さよならまで235日」とありました。
歌舞伎座が模様替えして移転する事を惜しみ余計に混んでいるようでした。

今夜の演目には幸四郎、染五郎、友右衛門、吉右衛門、福助、錦之助と私でも知っている役者ばかりです。3階では花道が見えないので残念ですが、オペラグラスを握り締め役者の熱演を見てそれなりに感動をしてきました。

観劇をしている時、時々“高麗屋”と掛け声をかける人がいました。
かけるタイミングもあるのだろうと思いました。帰宅してネットで調べてみるといろんな約束事があり、専門的にグループが結成されている様で知らない世界がありました。なかなか難しい様ですが興味深くもありました。

http://www5e.biglobe.ne.jp/~freddy/

掛け声に関して調べてみたサイトのURL です。参考の為に記しました。