ポンポンダリアの独り言

毎日、何気なく生活する中で感じた事を気の向くまま、思うがままに投稿して見ようと思いました。

騎西町 「玉敷神社」

2011年05月06日 | Weblog

連休で帰省する乗り物や高速道路の混雑を報道されるTVを横目に年中連休の私には関係のない事だと思いながらご近所の庭に咲く藤の花が色あせているのを目にしました。そうだ!藤を見に行こう!と思いつきました。

東武電車、野田線にある「藤の牛島」という駅名までついている所には有名な藤棚がありますが、600年も生き続けている藤の花は日本一と言われるほどその房の長さが素晴らしかったようですが、年々伸び悩んでいると言う噂を聞きます。それに個人が管理する藤なので、入園料\1.000が必要です。だから一度見た者は・・・お金を支払ってまでは見たくない・・・と思うようになりました。

  

            玉敷神社の見事な藤棚

埼玉県騎西町にある「玉敷神社」の藤は樹齢400年、幹周り4.8m花房1m、枝張り700㎡、江戸神楽の原型を伝えていると言う藤の花を無料開放されています。連休が終わって人の出も少なくなったし、今が丁度いい咲き具合だと管理している人が言いました。

  

甘い香りが当たり一面に漂い思わず鼻を近づけたくなりました。降り注ぐような藤の花の簾、日本舞踊に“藤娘“という踊りをふと思い出しました。私が小学生の頃は京都に住んでいて,“鴨川踊り”で舞妓さん芸妓さんの踊りを披露する舞台を見に行きました。着物姿が好きで日舞に憧れた時がありました。いつか自分も舞台に上がる事を夢見る様になり、なんとか親にせがんで日舞を習わせてもらう様になりました。そして“藤娘”を稽古したことを懐かしく思い出したのです。

       

丁度この花の房のようなものを持って舞うのでした。しかし無残にも舞台に上がるには費用もかなり掛かるので当時の生活ぶりではとても無理!いや母は娘の願いは何としても聞き届けてくれる様だったのですが・・・自分には器量がない!とはっきりと認識したので・・・仕方なくあきらめた苦い経験でもありました。

   

ふじ棚を管理する方の話では、藤の花が終わる頃には一房ごと数えて去年と比較されているようでした。又今朝のNHK・TVで東北地方の地震での被災地の方々がこの騎西町で避難されていて、津波の前にあった町の写真が集められて展示されていると放映していたので見られるのかと思いましたが見当たりませんでした。

  

           (玉敷神社の正面から見た社)

   

鳥居をくぐってこの社に進み、ここでお賽銭を入れ、2礼2杯をしお願い事をして最後は1礼で作法は終わりです。

      

文化庁選択、県指定無形民族文化財「玉敷神社神楽」が保存されて年4回 (2/1 5/5 7/15 12/1) と神楽が行われるようです。素朴で優雅な舞が披露されるとありました。

       

舞台の前には子犬をあやしている様な狛犬の像がありとてもユニークな顔で母親の愛情を感じ取れるようでした。何かいわれでもあるのでしょうか?神主さんの姿が見えなかったので又この次来た時にでも聞いてみるつもりです。

となたか知っている様でしたら教えて下さいね!藤と言えばもう一軒あしかがのフラワーパークにも立派な藤棚があるのですが、そこは広い敷地でゆっくり見学すると半日は充分に掛かるので、朝早く出てゆかないとダメなので日を改めていってみようかな~と思いました。



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2 コメント

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キレイですね☆ (S)
2011-05-10 18:33:46
こんにちは少し見ない間にキレイな芝桜までupされていて楽しく拝見させていただきました。花より団子の私はおいしそうなお料理にも目を奪われました
藤の花も見事ですね。圧巻ですお忙しそうですので、寒暖差も激しい折、風邪等お気をつけ下さいね。また次回のブログも楽しみにしています。
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花より団子 (まるちゃん)
2011-05-11 00:31:16
Sさん、お訪ね頂き有難うございます。「松毬」は私のお勧めのお・み・せです。一度ぜひ本当に美味しいかどうかお試しになってくださいね。人が美味しいと言ってもいざ食べてみると・・・そうでもなかったりする事がありますから・・・
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