5月16日(金)
今、新聞でも報道されている、東京国立博物館にての特別展「キトラ古墳壁画展」 に興味が有って友達を誘って見に行くことにしました。多くの人達の関心の的であるようで、入館する待ち時間が30分から1時間と言う言葉が耳に入って来ていました。同じ待つなら日中の暑い日差しより早朝の日差しの方が少しはまし・・・かと思い9時30分の開館を踏まえて出来るだけ早くに出かけました。そして到着しましたのが9時ごろでした。
すでに行列が出来ていました。4列に並ぶように指示され後尾に着きました。とてもよく晴れた朝です。
キトラとは私は初めて耳にすることでした。 それは、被葬者を囲むように、キトラ古墳の石室の四方に描かれた中国の神獣「四神」、東の清龍、西の白虎、南の朱雀、北の玄武という各方角を守る四神。四神の下には北から時計回りに、動物の顔に人間の体を持つ十二支像。天井には28星座(28宿)を配した円形の天文図とその東西に日月が描かれている。と言うものです。
ユリノキの花
又説では奈良県明日香村のキトラ古墳(特別史跡、7世紀末~8世紀初め)の名前が初めて考古学の専門誌に登場したのは1981年のこと。奈良国立文化財研究所(当時)職員だった〝猪熊兼勝・京都橘大名誉教授(76)が論文を書き、片仮名で「キトラ」と紹介した。と言う説明文が朝日新聞に紹介されていました。
いよいよ列が動き出し入館できる時間が近づいてきたのです。今度は2列に並ぶように指示が出て列がのびました。入場券は先にコンビニで買っておいたので助かりました。
そして館内に入り、お目当ての四神を見るのですが…"(-""-)"はっきりとは見えません。古に書かれたものなので無理な事でしょうね。何度も目を凝らして・・・にらみつける様に見ました。時々立ち止まらず動きながら見て下さい・・・て言われるのですが、折角見に来ているのだから・・・と言う思いがだれにもある事なのでしょうかなかなか進みませんでした。
約1時間ぐらいで見終わり、外に出て来ましたが、写真のように列がまだ々長く伸びていました。東京国立博物館の前にユリノキがあって丁度その花がたくさん咲いていて目の保養になりました。余談ながら…春日部の我が町にも”ユリノキ通り”があって街路樹として沢山その通りにはユリノキが並んでいるのですが、どう言う訳か花が咲いているのを見た事がありません
花は高い所に咲くので見えないのか・・・葉が多くのびるので、それが何らかの支障をきたすことを防ぐために早くから葉を切り落としたりしているので、多分花芽を掻いているのかと勝手に思っています。
ここでこんなにきれいに咲いているユリノキを観賞しました。
時計は10時を一寸回ったところを差していました。昼食にはちょいと早いので、興味本位で、東京都美術館にて開催されている「少女の画家バルテュス」展を見る事にしました。
バルテュスは生涯にわたり少女を描き続けました。モデルを務めたのは、彼の身近にいた少女たちでした。バルテュスの言葉によれば、少女は「天使」であり、「完璧な美の象徴」であったのです。《夢見るテレーズ》には、目を閉じて夢の世界に没入しているような少女が描かれています。緻密に計算された構図のなかに、無垢から性に目覚めんとする少女の、一瞬の美が表わされているようです。
18歳でその歳の離れた画家に見初められ、日本でいう〝玉の輿”に乗った節子夫人の生き方を知り、それなりの苦労はあっても立派に夫の意志を継いでいる生き方に感心しました。
私にはとてもできない事だと思いました。マァ例えその場に居合わせても・・・見初められる事はあり得ない事でしょう 己の顔をよ~~く見てからいう事ね・・・・・・・・・・
韻 松 亭 (いんしょうてい)
バルテュス展の絵画は沢山展示されていたので見るのに時間が掛かりました。もう1時40分です。お腹がぺこぺこでした。上野公園内にある、創業明治8年からの老舗〝韻松亭”に行きました。このお店は人気があるのでしょう、いつも順番に並び待たされます。でもここに行く価値はあるんです。
純和風で座敷に案内されます。
通されたお部屋からの眺めです。
三段重ねのランチ (¥1600)
友達とゆっくりとランチを楽しみ、大きな窓から見える景色を眺めながら、おしゃべりの一時がゆっくりと流れて、気分的にリフレッシュをも楽しみます。この様な雰囲気なので知る人ぞ知るで、待たされても入りたくなる食事処です。
ちなみに名刺を頂いているのでアクセスを記しておきます。
〒110-0007 東京都台東区上野公園4番59号
Tel:03-3821-8126 FAX:03-3821-0015
URL://www.innsyoutei.jp
E-mail:ueno-innsyoutei@innsyoutei.jp
お店の外に出ると大道芸をしている人がいました。独り舞台で曲に合わせて舞を舞っていました。
それが終わるといくらかおいて行くように請求されるのではないかと思いながらその踊り手を遠巻きにして人円を組んでいて、その中に加わってパフォーマンスを見ました。
きゃ~~! 逆とんぶり だ
何だかなまめかしく、どういった意図でこのパフォーマンスをしているのかが分かりませんでした。 何かを最後に申し述べていましたが請求されることを恐れてさっさとその場を経ち、ラッシュアワーを避けたいので帰路に着きました。
上野から常磐線にて北千住まで行き、そこで伊勢崎線に乗り換えて春日部まで行くつもりが・・・友達と今日の事を話していていつの間にか北千住が過ぎてしまい、戻ろうかとも思ったのですが生憎とその電車は急行でした。二人でああでもないこうでもないと騒いでいたので当然周りの人の耳にも入りミスった事が分かり薄笑いを頂戴してしまいました。
こうなっては仕方がない乗り合わせた電車で柏迄行ってそこから野田線にて春日部に行くことに決定。ちょっと遠回りですが、乗り合わせた人との会話がそこから始まり、いろんな情報が得られてよかったです。まさに旅は道ずれ世は情けとでも言いましょうか、お話の魅力に取りつかれました。
あ~~っ今日一日二人して楽しく過ごせ有意義でした。 社会科見学の The end
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