秋の色も濃くなってきた10月16日に我が孫の通う小学校に於いて学校給食の試食会が行われました。
毎年6年生が修学旅行に出かけた留守にその空き教室を利用してでの行事です。
保護者は学校の視聴覚室に11:30に集合でした。校長先生は6年生の付き添いでお留守なので、初めの挨拶は教頭先生です。
教頭先生はビデオを見乍らの説明でした。学校給食は明治22年山形県鶴岡町に於いて経済的に恵まれない子供達を対象に昼食を給与したのがその始まりであったようです。
古くから始まっていたのですねぇ 私の頃は牛乳ではなく脱脂粉乳なるものでした。今となっては、なんだか懐かしいです。あんまり美味しいものではなかったのですが、お腹が減るので飲まざるを得ませんでした。後は味噌汁とご飯ぐらいのもので質素なものでした。
4Fにある配膳室の様子
教頭先生の説明の後では、あらかじめ連絡されていた保護者からの質問への回答がありました。なおかつ質問があればどうぞ!と言う指示が出たので勇気を出してをあげました。
残食は30㎏もあるようですが、何故そんなに出るのでしょうか
答え:先生たちは残さず食べる様に指示はしていても低学年は食べる時間が足りなかったり、好き嫌いが 多くて食べられなかったり・・・といろいろの原因がつみかさなってしまい、残ってしまう様でした。
今は飽食の時代、なんでも有りの世の中なので、本来の給食の意味を考えるともう今は必要でない様な気がしました。でも朝ごはんを食べてこない子供もいる様な事を聞きました。両親の共稼ぎの家庭においては朝食に手が回らなかったりして、この給食があるので頼りにしているという話もあるようです。
昔の様に物がなかった頃なれば栄養失調の子供もいて給食は大切な栄養源でもあったように思います。
栄養失調なんて言葉を知らない人もいるのではないかと思うほどです。
配膳室から教室までは台車に乗って運ばれてきます。
トレーに食器を乗せ、係りのお母さんが慣れない手つきで・・・
【 野菜のソテー 】
【 さつまいものタルト 】
【 シーフードスパゲティ 】
もう私は孫のお陰でこの様な学校行事に参加できるのですが、子供たちの作品を眺めながら給食を頂けるんて嬉しい事です。若いお母さん達とお話も出来て、刺激もあってボケ予防に
良い事だと思いました。
【 本日の 給食 です】
現在の給食は学校での調理ですが携わっている人は業者です。お味は丁度良く美味しかったです。
ご馳走様でした
最近では牛乳パックは内側の張ってあるビニールを剥がして返すのです。剥がすのに時間 が掛かってしまいました。
今は 和洋中華、メニューも豊富になってるとか。
私の子供時代の給食は
食パンかコッペパン、脱脂粉乳、ひじきなど煮物、と言うパターンでしたね。
欠席の子には、わら半紙にパンを包んで近くの友達が届けたり… な~んか平和 (^-^)
遠い将来は 栄養カプセルだけ!
なんて事が無いように、安心安全でおいしく楽しく学校給食が続きますように。
貴女の子供時代の給食はやはり私の時と比べるとパンと煮物が付いていて良かったですね。
最近は目新しい献立もあって腕によりをかけられますね!作る事に誇りをもって一踏ん張りしてください