気ままに

大船での気ままな生活日誌

The 有頂天国技館 その二

2008-05-24 10:44:09 | Weblog
前回のつづきです。ボクを有頂天にさせたのは、これです。むしろ”その一”よりこちらの方がボクを興奮させました。

その二 ボクの応援する三羽ガラスが、揃って勝ち星をあげ、揃って勝ち越しを決めた。

三羽ガラスとは、稀勢の里、豪栄道豪太郎、豊真将の3力士のことです。とくには稀勢の里です(笑)。

2時過ぎから幕内力士の入場が始まります。肝心の稀勢の里は、その前にふたりのばかおやじが歩いていて、正面の写真がとれませんでした。ばかおやじひっこめとボクは心の中でさけんでいたのですが・・とほほ、後ろ姿だけ。いい着流しですね。そのすぐ後に、どこかでみた方が。あ、北の湖理事長です。現役時代は強かったですね。ボクは稀勢の里にこうゆう力士になって欲しいと思っています。四つ相撲が強かったです。強すぎて憎まれ役でしたね。



豪栄道豪太郎も。


豊真将はみつかりませんでしたので、代わりにワイフの好きな、同郷の普天王。普天王は今場所好調。この日も勝ちました。ブログをやっているそうですが、ブログの会社の懸賞がついていました(笑)。




さあ、取り組みが始まりました。豪栄道も勝って、豊真将も強敵豊ノ島に辛勝して、そろって勝ち越しを決めました。なんだか、稀勢も勝ってくれそう、・・実はボクが本場所に足を運ぶ日は、稀勢は全敗なのです(涙)。だからこの日も不安がいっぱいだったわけです。今日負ければ、念願の三役二桁勝利も夢と消えてしまうのだ。なんとか勝ってほしい。

相手は鶴竜、相撲巧者で、有望力士です。油断はなりません。立った、でも終始優勢、危なげなく寄り切りました。わーと大歓声。やっぱり、稀勢に頑張ってもらわなくては、とゆう相撲フアンの気持ちが表れている大歓声でした。ボクも、ごくりと冷酒大関を呑み込みました。これで、三羽ガラスの勝ち越し決定そろい踏みが完成しました。

土俵に上がる前の稀勢。でもだいぶ貫禄がついてきました。北の湖理事長にまけませんね(笑)。



そして勝ち名乗り。


ボクの”The 有頂天国技館”でした。(完) カンビールも美味しかったです。

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The 有頂天国技館 その一

2008-05-24 09:11:16 | Weblog
ボクは、三谷幸喜さんが監督した映画”The 有頂天ホテル”の題名がとても気に入っていて(もちろん、内容もですが;笑)、大興奮があったときの記事のタイトルに、この”The 有頂天・・”を借用しています。昨日、大相撲夏場所13日目は、まさにそれでした。ボクは気まま生活に入って以来、年3回の両国国技館での本場所には必ず(1日だけですが)行っていますが、こんなに大興奮したのは初めてでした。

その一、優勝がからむ3力士がそろって破れる。

珍しく琴欧州が12連勝無敗、優勝争いのトップにたちました、それも2位の白鵬には二つ星の差をつけていました。ですから、今日、欧州が勝って、白鵬が負ければ、今日にも優勝が決ります。ボクは優勝決定した日に国技館で相撲観戦をしたことがありませんでしたから、それも少しは期待していました。

ところが、大声援の中、対安美錦、こちこちになっているのが、みていてよく分りました。立ち会いもなかなか合わず、ようやく立って、あっという間に押し出されてしまいました。ため息とも歓声ともとれる大観衆(今日も満員御礼)の大きな叫び声。(ぼくはどちらかというと、歓声。千秋楽まで楽しみを残したかったから)

緊張感ありあり。それにしてもイケメンですね。


帰り際に国技館内で出会った安美錦関。みんなにおめでとうございますと、声をかけられていました。気軽にサインにも応じていました。でも、今日(14日目)の稀勢の里戦は手加減してくださいね。


さあ、これで白鵬が勝てば、面白くなる、いいぞ、と思った対琴光喜戦。痛めた足の影響か、いつもの元気がありません。琴光喜に寄り倒しで、あっけなく負けてしまいました。こちらの方はワーという大嘆声が。座布団も飛びましたが、それほど多くない、観客の気持ちの表れかなと思いました。ボクも、ななななんたることやねん、つまらんどす(関西人ではありませんが、つい)

そして、朝青龍。横綱連敗はないでしょう、優勝戦線にもからくも残っているし、朝青龍が豪快に魁皇を投げ飛ばすでしょう、そう思っていました。とととところが、です。終始、魁皇が優勢、魁皇が攻める、大歓声、そして上手出し投げを魁皇がうつ。わーわーわーの大歓声。”座布団は投げないでください”のアナウンスが”投げてください”と聞こえてかのように、座布団の嵐。ボクも投げたかったけど、椅子席なのでない、しかたなくハンカチを投げて、またそっと拾った。朝青龍はやっぱりヒール役ですね、座布団の数でわかります(笑)。

朝青龍が破れた瞬間。座布団が舞い散る、万歳する人も。


その2時間前は、晴れやかな土俵入り。天国と地獄。


その二は次回に (つづく)




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