本の迷宮

漫画感想ブログです。「漫画ゆめばなし」(YAHOO!ブログ)の中の本の感想部分だけを一部ピックアップしています。

夜はきて愛を語り (波津彬子)

2008-07-28 04:49:50 | 漫画家(は行)
『雨柳堂夢咄』で大人気の波津彬子が海外を舞台に、夢と幻想と耽美をちりばめて感動の人間ドラマを描いた傑作作品の数々を収録する、読み応え満点のロマンティックミステリー作品集。
「夢の子供」「錦繍の夜」「夢の残香」「回転木馬」「夜の幻影」「ジェシイ」「夜の瞳」「THE END OF THE WORLD」「波の声」「夜はきて愛を語り」の10編を収録。



作者があとがきで、
「外国が舞台のうっとおしい・・・もとい、ちょっとおセンチな作品を集めてみました。」
・・・と書いているとおり
うっとおしい・・・もといおセンチな作品ばかりが入ってます。(笑)

正直言っておセンチなラブロマンスって、あんまり好みではないんですけどね、
この作者の描くムードたっぷりの雰囲気が好きなんですよね。

たまにはこういうのを読むのもいいもんだなって思います。


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2 コメント

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いや~。 (トミー。(猫とマンガとゴルフ~の管理人))
2008-07-28 14:13:29
 この表紙を見るだけでもうっとり~~、耽美~、ろまんちっっっっく !

 短編集なんですね。私も

>おセンチなラブロマンスって、

得意じゃないですが、短編ばかりならいいわ。昔の萩尾氏が得意としていたジャンルじゃないかな~。
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本当にうっとりしますよね~! (ちと)
2008-07-30 10:45:43
こういう世界を十分満喫して楽しめるのは一般的に女性の特権でしょうか?(男性でもこういうのが好きな方もいらっしゃるとは思いますが・・・)

そうなんです。
私も長編は疲れるけど、短編ならOK!なんです。

そういえば昔の萩尾氏は、こういう感じが多かったですよね。最近のはちょっと違った感じですね。
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