鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

雪煙をあげて京都へとひた走る「きのさき6号」

2013-02-10 | 183系

 2月9日は、早朝から電車でJR西日本山陰本線へ183系や381系の撮影に出かけました。このところ、ずっと天気予報を見ていました。目的はただ一つ、雪景色を行く183系の姿を記録しておきたい、ということからです。

 ちょうど前日の8日は夜などに京都市内でも一部地域で積雪になる雪が降ったほか、全般に厳しい冷え込みでした。丹波の和知や福知山も8日は深夜まで雪のマーク。9日は曇りの予報です。前日の雪が朝まで残っているはずだと考え、出撃することにしました。

 よく使うタイムズプラスのカーシェアリングのレンタカーはスタッドレスタイヤが装備されておらず、またレンタカー店で借りるにしても急に申し込んですぐにスタッドレスタイヤ装備車が用意されるかどうかわかりません。そこで京都駅から山陰線の電車で移動しながら撮影することにしたのでした。

 7時20分ごろ、撮影ポイントに到着。すでに1人おられましたが、私のお気に入りの位置は空いています。その後、車や電車で次々に来られ、最終的には総勢10人ほどが一斉にカメラのレンズを向けました。

 287系の5004Mが通過するときは、まだ太陽は厚い雲の中でした。ところが、徐々に雲の切れ間ができたり薄日が差し込んできたりして「晴れるかも」と期待が高まります。フル露出とまではいきませんが、そこそこしっかりした影が雪原に落ちています。全体が晴れ渡ってくれればよいのですが、雲が多い天候なので、編成の一部が晴れの光線を受け、他のところはマダラになるというのは困りますし、変な影が車体にかかっても台無しです。すると不思議なことに太陽は薄い雲のヴェールの中に入り、柔らかな光線になりました。
 やって来るのは183系の特急「きのさき6号」です。3月のダイヤ改正を機に引退が発表された183系ですので、気合いが入ります。ほぼいきなりですが、今回の出撃が「よかった」と言える内容になるのか、悪かったということになるのかは、この列車の撮影結果にかかっていると言っても過言ではありません。列車は定刻に通過。思いとおりの雪煙も上がっていますが、それによって編成後部が隠されるというわけでもなくイメージした写真を撮ることができました。

2013-02-09 JR西日本山陰本線 胡麻-鍼灸大学前 5006M「きのさき6号」 183系B66編成(?)=先頭車体下部のペイントで確認できませんでした。車両ナンバーを見るのを忘れてしまいました。

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 激晴れの伊吹山の麓で 11... | トップ | 初めて見た!全パンタ上げて... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
monさん (まむし)
2013-02-11 22:32:03
こんばんは。
晴れは正直まったく期待していませんでした。運がよかったとしか言いようがありません。ラッキーでした。
雪はやはり船岡~和知あたりが一番多いようです。綾部-山家は線路には雪がなく、雪景色としては今ひとつでした。
返信する
いい日差しですね (mon)
2013-02-10 23:47:58
こんばんは。
私も雪と183系を狙いに午前中は北上していました。天気予報は軒並み曇り予報でしたが、こちらは晴れたのですね。節煙あげて晴れカット、さすがです。
私は馬堀できのさき2号を皮切りにフチ線へ点線し、福知山近くでこうのとり捕獲作戦を立てたのですが、バラストにはごま塩雪、空は曇りと成果は上がらずでした。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

183系」カテゴリの最新記事