柿崎-米山で485系T18編成の北越1号を撮影した8月16日。北越3号にも急行「能登」として金沢に着いたK2編成が充当されます。同じ場所で待つのは時間があまりすぎますし、光線もよくありません。そこで、西へと迎え撃ちに行きます。ただし、いくら北陸道を飛ばしたとしても行ける場所は限りがあります。どこに行こうか悩んだ末、JR西日本管内に戻って、東富山-水橋の常願寺川橋梁にしました。ここは、橋梁から西の築堤で立山をバックにやって来る上りの撮影地で、果たして下りを撮れるのか、よくわからないままでした。行ってみると、どんより曇っていますし、橋梁にもタイガーロープが張ってあります。しかし、撮影できないという感じでもなく、構えていると奇跡的に3号通過時に日が差して、きらりと国鉄色のボディが輝いてくれました。
さあ、次はどこに行くのか。シンキトさんに選択は上越線の水上駅です。C61-20による「SLみなかみ」の運転があり、水上を15時20分に発車します。高崎に向けて走る「SLみなかみ」は箱根駅伝の復路・山下りのようなもので、ほとんど煙は期待できませんが、水上発車はさすがにある程度は吐いてくれるはず。関越道を急ぎ、15時ごろに到着しました。すでに多くの方々がカメラやビデオを構えておられますが、その外側にハスキーを立て脚立に上ってなんとか撮れるようにセットしました。そして定刻、汽笛とドラフトを響かせ、ゆっくりと動き始めたC61。爆煙とはいきませんでしたが、黒煙を吐いて進む大型蒸気の迫力にしばし見とれる瞬間でした。
ちなみに、この列車には「京都れいる倶楽部」のメンバー、原型大窓ヒサシ付さんがご家族と乗車されていたそうです。しかし、互いに気づかなかったのはご愛敬でした。撮影後、近くのおいしいお蕎麦屋さんで遅い昼食をとりました。舞茸の天ざるそばをいただきましたが、天ぷらはかりっと揚がっていますし、お蕎麦ののどごしもよく、非常に美味でした。食後はみなかみ町営の日帰り温泉施設、谷川温泉「湯テルメ・谷川」へ行き、渓谷沿いの露天風呂に入り、汗や疲れを流して、次の撮影に備えました。
2011-8-16 JR東日本上越線 水上 SLみなかみ C61-20
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR2,165mm,ISO 400
1/640秒,f6.3,-0.7段,WB:晴天
にほんブログ村
にほんブログ村
乗り鉄、家族サービスお疲れ様でした。おっしゃるように撮影時には日が差し、絵になってくれました。
今度はぜひ、撮影に回ってください。きっと冬もすてきな写真になることと思います。
朝に新潟県内で撮り鉄されておられるとのことでしたので、
ひょっとしてと思っておりましたが、やはりいらっしゃいましたか^^;
順光で煙もそこそこ上がっており、強行撮影された甲斐があったのではないでしょうか?
私は今回乗っただけなので、次に機会があれば蒸気の目立つ冬場に爆煙写真をモノにしたいところです。
ゆる鉄もいいじゃないですか。
遠くで珍しい物を撮影する機会はそうそうありませんから、日常の撮影を大切にしたいですね。
C61は大型の旅客機として風格がありますね。でも、おっしゃるように手頃感も、これありですね。
C62と比ぶべくもないですから、その量感は。でも、かっこいい機関車ですよね。
煙はやまぐち号と比較にならないですね(^o^)
でも、この重厚感はいいですね。
おっしゃるように非電化区間を走ってほしいですねえ。すごいでしょうね。
やはり、そうですか。煙ポイントはここだけなんですねえ。このときは幸い、人数は多いものの静穏に撮影できました。
諏訪の湯温泉センターですか。また、行く機会があれば、ぜひ。ありがとうございます。
私は近場でゆる鉄ばかりです。
D51の撮影は非電化区間での旧客の牽引の時と決めて陸羽東線でしか撮影してません。が、このC61はとにかく見たい、撮影したいと思い続けています。早く会いたい・・・。
遠征、おつかれさまでした。
水上にも行かれたのですね。
私が撮った時は、煙が切れることを恐れて手前のトラスビームを入れたので、うるさくなってしまいましたが、まむしさんのこのフレーミングが正解ですね。
スッキリしていい感じです。
それにしてもバランスのとれたC61はかっこいい!
できれば、非電化区間を走ってほしいものです。
そんなもんで最近は下りだけ撮って引き上げること多くなりました。
水上なら究極の温泉、諏訪の湯温泉センターがお勧めです。温泉マニアも納得の湯ですよ。是非次回の機会にでも・・・