土曜日の昼過ぎのことだ。
日差しは陰ったりさしたりしている。
CoCo壱番屋は改装は終わっている。店内の壁や机や椅子は、濃い茶色と、アイボリーホワイトから薄い茶色ぐらいの色に統一され、落ち着いた都会的な雰囲気となっている。店内のポスターも整然と並び、以前のごちゃごちゃした雑然さはない。
ご飯が陸地とすると、甘酢あんかけは山でカレーは海という感じの盛り付けだ。 玉ねぎの爽快感のあるシャキシャキした歯触りは、メニューから想像していた厚ぼったさを払拭する。甘酢の風味は隠れもせず邪魔にもならず、カレーと共存している。 蓮根は、しっかりしているが、柔らかみがあり、玉ねぎとは別の心地よさがある。 ルーのお代わりをお願いすると、温めて皿に適量注いでくれた。