金曜日の昼のことだ。
曇り空で強めの風もたまに吹く。湿度は高めだが曇っているためか、蒸し暑さはそれほどない。29℃
店の前のメニューに冷麺の字が見え、しかもミニビビンバまで付く。 入り口の店でいつもの550にしようかと思いメッセアミューズに入ったが、冷麺の魅力が強く、奥のくいどんに入る。
冷麺は金属の器に入れられている。 金属の器は、カレーの店でも使われていることがあるが、リンなどの仏具を連想し、使うのを避けたい気持ちがある。箸も同様である。しかし、スプーン、フォーク、ナイフは気にならない。金属の器に対するタブーのような感じは、慣れると消えるものなのか、残り続けるのか、分からない。
冷麺には中に丸い氷が2つ入りいくらか冷えている。キンキンに冷たいと体に負担がかかり、味も分からなくなるのでこれぐらいがちょうどよいのかもしれない。
梅だれからは梅らしいが穏やかな味や香りや刺激がある。 麺は白く涼しげだ。たくさんの水菜はシャキシャキしていて清涼感がある。
乗せられた梅干しは肉厚でトロリっとしていて、酸っぱさは控え目だ。
後日となるが、ある海水浴場の海の家でくいどんを見つける。