道を歩いていると、あちらこちらでキンモクセイの香りが漂ってくる。 徐々に雲が増えて行く。
以前の夏の激辛カレーは辛く、永利の麻婆豆腐や菊屋のネギラーメンと肩を並べていた。 店員さんにかなり辛いかとたずねると、それ程ではないとのこと。また、ココナッツの甘みがあるとのこと。
うっすらと茶色がかった白っぽいカレーは、ココナッツの甘みをピリ辛が引き締めていて、一口食べると、心は南国の島に飛んで行く。ここにしかないカレーだと思う。 干しぶどうが乗せられたご飯にカレーをかけて食べると、辛さのなかから突然干しぶどうが甘みを放ち、妙に心地よい。
大きなエビが3つ入っている。1つを一口で食べることはできるが、半分に切った方が良いかもしれない。エビはじっくりと噛んでいると、エビの味がはっきりと現れる。少し小さめのエビがもう一つ入っているのに気付く。写真を撮る。