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QRコードのまとめ

2023年05月02日 | Weblog
最近は身の回りの商品や出版物などにQRコードが溢れている。
一例として、4月29日の朝日新聞朝刊に掲載されているQRコードを数えててみたら、35個載っていた。(それでもまだ見落としている可能性がある)

QRコードの利用法で最も多いのは、QRコードをスマホで読み取るとその商品の広告や関連記事が記載されているウェブページが開くという使い方である。商品などに表示されているQRコードは小さいので、これをパソコンのカメラで読み取るのは難しく、殆どはスマホの利用を前提としていると思われる。

以下にQRコード関係の情報をまとめてみた。

1.QRコードの形や色など

上図に示すようにドットの形や色などはかなりの自由度がある。但し、強いコントラストが必要なので、薄い色は使えない。
また、中央部にはイラストや、文字を入れることもできるので、ある程度事前にQRコードを識別することが出来る。(上図のイラストは予め用意されたもの。任意のイラストを挿入できるかどうかは不明)

2.印刷するQRコードの大きさ
コードを正確に読み取るためには大きい方が有利だが、実際には相当小さいものも見かける。
QRコードの読み取り精度が、印刷する用紙の紙質やプリンターの印刷解像度、読み取るカメラの解像度などに左右されることは容易に想像できる。
従って、一概に印刷するコードの大きさは決められないが、私のプリンターやスマホで試した限りでは、9mm角以上であれば問題なく読み取れた。7mm角では読取りできない比率がかなり高くなった。
また意外なことに、同じスマホでも使用する読取りアプリによる差が大きかった。同じカメラで読み取ってもその映像データの使い方に差があるのだろうか?

3.復元機能
QRコードは印刷面が汚れていたり、部分的な破損・欠損があったりしてもコード自身でデータを復元する機能を持っているという。その「誤り訂正能力」は4段階用意されており、想定される用途や利用環境によって使い分けることが出来るが、一般的には約15%のコードが失われても修復されるレベルで利用されているとのことである。
確かに一部のコードを隠しても正常に読み取れることが確認できた。

4.QRコードの利用法
初めに書いたように、メーカーや販売店などのホームページに誘導する使い方が多い。
また、最近はNHK TVなどでもよく見るように、画面上のQRコードを読み取ると、番組の関連情報などを伝えるウェブサイトに繋がるような使い方も多い。

個人の使い方としては、やはりホームページやブログなどに誘導する使い方が多いと思われる。
その場合、自分のウェブサイトだけでなく、他人に教えたり勧めたりしたいウェブページを紹介する手段としても便利だと思う。
勿論、そのページのURLを相手に連絡すれば良いのだが、特にスマホの場合は受け取った側がそれを入力するのはかなり面倒な場合もあるので、QRコードにして伝えた方が喜ばれるのではないかと思う。
なお、QRコードは文字をコードに変換するものなので、直接画像などをコードに変換することはできない。

普通のウェブサイトのURLではなく、Google DriveやOne Dribe などに保存した写真などを誰かに送りたい場合、そのURLを教えてダウンロードしてもらうような使い方もできることを確かめた。但し、セキュリティ上の設定には十分注意する必要はある。(URLを知っている人だけが見られるように設定する)

上のQRコードはそのような使い方の例である。
左は私が推奨するYouTubeチャンネルの一つ、右は私のGoogle Driveに置いた写真の例(1枚)である。お暇な方はどうぞ。

5.終りに

上図左のQRコードは、この技術の開発元(株)デンソーウェーブ(旧 日本電装の一部門)のHP、右のQRコードは4月25日の「QRコードを作る方法」で紹介した「QRのススメ」のQRコードである。
デンソーウェーブのHPには、技術的な解説の他に「QRコードの開発秘話」など興味深い記事が掲載されている。

QRのススメ」はQRコードを読み込むと直ちに開くページでQRコードを作成することが出来るので、非常に便利である。このHPに含まれる「お役立ちコラム」にも役に立ちそうな情報記事がある。










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