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カセットガスストーブ

2023年10月29日 | Weblog
2011年の東北大震災後に、非常時の炊事用火力としてカセットガスコンロとカセットガスボンベを備蓄しました。我が家はオール電化で、大地震後の復旧はガスより電気の方が早いと聞いているのですが、それでも地震の規模によっては復旧まで1週間以上かかるかも知れないと覚悟しています。
普段は冬の鍋物くらいにした使わないカセットガスコンロをもう1台買い足し、ガスボンベも時々買い足して、先日数えたら約30本ありました。

最近、偶然の機会にガスボンベには使用期限があり、工業会などが推奨する使用期限は製造後7年、保存環境が良くても10年以内には使い切るべきであることを知りました。
また、コンロにも使用期限があり、約10年で買い替ることが推奨されていることも知りました。どちらにもゴム製の部品が使われており、経年劣化があるということです。

そこで、我が家のカセットボンベを確認すると、製造から10年以上経っている物が3本、7年~10年が4本ありました。また、コンロも2台中1台は10年を超えていました。
ボンベの製造年はボンベの底面に、コンロの製造年は側面に記されています。

取り敢えず10年超えのボンベの処分を急ごうと思ったのですが、そのまま廃棄することは勿論不可ですし、戸外で1本ずつガスを放出することも非現実的と判断し、別の方法を探しました。
初めは、なべ料理以外にもカセットコンロを使ってみたのですが、ボンベは意外に長持ちし、思うようにガスが減りません。
そこで、いつか広告を目にした「カセットガスストーブ」について調べました。
ストーブとしての性能はあまり期待できないらしい情報は沢山ありましたが、Amazon で購入した人のコメントの中に、私同様、買い過ぎたガスボンベを消費する目的で購入したと書いている人がいました。やはり同じことを考える人はいるものです。
結局、私もストーブとしての性能より小型・軽量を優先し、数社が販売しているカセットガスストーブの中から最も信頼できそうな岩谷産業の製品を購入しました。それが下の写真です。

小型・軽量には満足しています。ストーブとしての性能はほぼ予想通りでした。
初めから期待していなかったので、がっかりすることもありません。手や足元を一時的に暖めるのには向くかも知れません。ホースやコードが無いので、トイレに持ち込んで使うには重宝しそうですが、酸欠や不完全燃焼には要注意です。

取り敢えず10年超えの3本は使い切りました。

コメント
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