日本時間の6日、火星に着陸したNASAの探査機「キュリオシティ」が、火星に着陸するまでのおよそ2分間の様子をカラーの連続写真で捉えることに成功したと伝えてきました。しかも新手法を使った高難度の技を成功させたのです。
今回の火星着陸の手順は今までにない方法で、これは史上最高の難度とされる新手法だそうです。まずカプセルに探査機を収めた状態で、着陸7分前に秒速約6キロメートルのスピードで火星の大気圏に突入。降下し始めるとカプセルからパラシュートが開きスピードを落とします。そしてさらにカプセルから母船が切り離され、噴射しながら降下速度をさらに落としつつ地上に接近し、最後は、母船からワイヤーでつって、ゆっくり探査機を火星に着陸させるというものです。着陸時には周辺の上空を運用中のNASAの探査機2期が周回し地球との交信を中継したのです。探査機着陸後、母船はその場を飛び去り近くに落ちるのです。しかもこうした着陸過程を鮮明なカラー撮影で撮っていたのですから今までにないことです。
NASAの火星探査機、「キュリオシティ」が地球へ新たに送り届けたのは、機体の底に設置されているカメラで撮影したカラー写真で、合わせて297枚だそうです。連続で再生すると、火星の大気圏に突入してパラシュートを開いている状態のキュリオシティが地表に着陸するまでのおよそ2分間の様子を再現することができるのだそうです。このうち最初の方の写真では、大気圏に突入した際に生じる高熱からキュリオシティを守っていた丸い耐熱シールドが、機体から切り離される様子が撮影されています。
そして連続写真の後半になりますと、画像の左上の端に着陸に向けて外に出されたキュリオシティの車輪の一部が見えるほか、減速のためのエンジンの噴射で、火星の表面にある小石などを巻き上げる様子も写っています。また着陸後の火星表面の画像を送信、技術の高さを見せつけました。さらにキュリオシティが着陸した地点から見える標高が5500メートルの山を捉えた白黒の写真も届きました。この山が白く見えるのは、太陽の光の角度やカメラの状態によるもので、氷ではないとみられています。
今後、約2年かけて火星に生物が存在できる環境があるかどうかや、過去にそのような環境があったかどうかを調べるそうです。と言うことは「キュリオシティー」が2年間も動き続けると言うことですが、それは太陽電池を使用して動かすということなのでしょうか?ちなみに「キュリオシティー」は全長約3メートル、重さ約900キログラムと、軽自動車ほどの大きさの6輪車だそうですが、軽の電気自動車を火星で走らせているのと同じ感じで、電気自動車でも先を行っているのかもしれません!!
NASAでは大気圏突入から着陸までを「恐怖の7分間」と呼んでいたそうですが、無事乗り切ったことになります。探査機が直接、車輪で着陸したのは史上初めてのことです。そう言えば、以前は探査機をゴムボールのようなもので包んで、それを落とした手法で探査機を地上に下ろしていました。だからボールが弾んで転がるように落ちていました。それを思うと、今回の探査機の着陸方法はスマートでかつ安全な方法ですね。と言っても成功したから言えることであり、「恐怖の7分間」と呼ばれていたのですから、それはそれは超難関を突破したようなものですから言えることで、これからはこういう手法がしばらく主流になるのでしょうね。
NASAによりますと、今後はさらに鮮明なカラー写真や動画も届く予定だということで、キュリオシティが、極めて順調に動き出していることをうかがわせます。まさにNASAにより金メダル級の仕事を成し遂げられたと言えます。
火星に生命の痕跡はある?NASA無人探査機が着陸(12/08/07)
http://www.youtube.com/watch?v=JN9WM5Psd6Y
キュリオシティは着陸した......喜ぶNASAスタッフ
http://www.youtube.com/watch?v=wYKshSMgkTw
今回の火星着陸の手順は今までにない方法で、これは史上最高の難度とされる新手法だそうです。まずカプセルに探査機を収めた状態で、着陸7分前に秒速約6キロメートルのスピードで火星の大気圏に突入。降下し始めるとカプセルからパラシュートが開きスピードを落とします。そしてさらにカプセルから母船が切り離され、噴射しながら降下速度をさらに落としつつ地上に接近し、最後は、母船からワイヤーでつって、ゆっくり探査機を火星に着陸させるというものです。着陸時には周辺の上空を運用中のNASAの探査機2期が周回し地球との交信を中継したのです。探査機着陸後、母船はその場を飛び去り近くに落ちるのです。しかもこうした着陸過程を鮮明なカラー撮影で撮っていたのですから今までにないことです。
NASAの火星探査機、「キュリオシティ」が地球へ新たに送り届けたのは、機体の底に設置されているカメラで撮影したカラー写真で、合わせて297枚だそうです。連続で再生すると、火星の大気圏に突入してパラシュートを開いている状態のキュリオシティが地表に着陸するまでのおよそ2分間の様子を再現することができるのだそうです。このうち最初の方の写真では、大気圏に突入した際に生じる高熱からキュリオシティを守っていた丸い耐熱シールドが、機体から切り離される様子が撮影されています。
そして連続写真の後半になりますと、画像の左上の端に着陸に向けて外に出されたキュリオシティの車輪の一部が見えるほか、減速のためのエンジンの噴射で、火星の表面にある小石などを巻き上げる様子も写っています。また着陸後の火星表面の画像を送信、技術の高さを見せつけました。さらにキュリオシティが着陸した地点から見える標高が5500メートルの山を捉えた白黒の写真も届きました。この山が白く見えるのは、太陽の光の角度やカメラの状態によるもので、氷ではないとみられています。
今後、約2年かけて火星に生物が存在できる環境があるかどうかや、過去にそのような環境があったかどうかを調べるそうです。と言うことは「キュリオシティー」が2年間も動き続けると言うことですが、それは太陽電池を使用して動かすということなのでしょうか?ちなみに「キュリオシティー」は全長約3メートル、重さ約900キログラムと、軽自動車ほどの大きさの6輪車だそうですが、軽の電気自動車を火星で走らせているのと同じ感じで、電気自動車でも先を行っているのかもしれません!!
NASAでは大気圏突入から着陸までを「恐怖の7分間」と呼んでいたそうですが、無事乗り切ったことになります。探査機が直接、車輪で着陸したのは史上初めてのことです。そう言えば、以前は探査機をゴムボールのようなもので包んで、それを落とした手法で探査機を地上に下ろしていました。だからボールが弾んで転がるように落ちていました。それを思うと、今回の探査機の着陸方法はスマートでかつ安全な方法ですね。と言っても成功したから言えることであり、「恐怖の7分間」と呼ばれていたのですから、それはそれは超難関を突破したようなものですから言えることで、これからはこういう手法がしばらく主流になるのでしょうね。
NASAによりますと、今後はさらに鮮明なカラー写真や動画も届く予定だということで、キュリオシティが、極めて順調に動き出していることをうかがわせます。まさにNASAにより金メダル級の仕事を成し遂げられたと言えます。
火星に生命の痕跡はある?NASA無人探査機が着陸(12/08/07)
http://www.youtube.com/watch?v=JN9WM5Psd6Y
キュリオシティは着陸した......喜ぶNASAスタッフ
http://www.youtube.com/watch?v=wYKshSMgkTw