マックンのメモ日記

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競泳400メドレーリレー 男子は初の銀、女子も銅!!で感じたこと。

2012-08-05 12:37:56 | 健康・医療・スポーツ
ロンドンオリンピックでは2012年8月4日、競泳400メートルメドレーリレーが行われ、日本は男子で銀メダル、女子で銅メダルを獲得。入江陵介、北島康介、松田丈志、藤井拓郎のメンバーで泳いだ男子は、3分31秒26で過去最高の2位に入り、初の銀メダルを獲得。2004年のアテネオリンピック以降、3大会連続のメダル獲得となりました。これにより北島選手は日本の競泳で初の3大会連続メダリストとなったのです。

一方の寺川綾、鈴木聡美、加藤ゆか、上田春佳で臨んだ女子も、3分55秒73で日本新記録を更新し、銅メダルを獲得。3大会ぶり2度目の3位を獲得。今大会の日本競泳陣のメダル獲得数は銀3、銅8の11個となり、2004年アテネオリンピックの8個を抜いて戦後最多となりました。ということで、日本が同種目で男女そろってメダルに輝くのは初めてのことで、男女ともメダル獲得に喜びが溢れていました。

日本は入江陵介、松田丈志のメダリスト2人と北島康介、藤井拓郎のメンバーで400メートルリレーに臨みました。日本は序盤から上位争いに加わる展開となり、史上最多の金メダルを取ったマイケルフェルプス選手を擁する米国にも引けを取らない泳ぎで銀を初めて獲得したのです。今大会銀メダルを獲得した入江選手が2位でリレーすると、北島が会心の泳ぎで1位に浮上したのです。北島選手は3連覇がかかっていたのですが、個人競技において今大会は振るわず、残念ながらメダルの獲得はなっていませんでした。それだけにこのリレーでの1位の泳ぎが光りました。最後で北島選手の意地を見た思いがしました。試合が終わった後のインタビューで、松田選手が「北島さんを手ぶらで返すわけにはいかない」と3人で話していたそうで、個人で3連覇の達成ができなかった北島選手の気持ちをおもんばかる発言をしていましたが、それだけ北島選手の存在が大きいのとそれに続く選手が育っているし、そうした気持ちが銀に結び付いたのだと思います。

そして松田選手は米国のフェルプス選手に抜かれ2位に後退したのですが、最終泳者の藤井選手が2位を泳いでいたものの、強豪オーストラリアが必死に追いかける展開となりかなり、ゴールに近づくにつれ追い上げてきたのです。しかし藤井選手が2位を守りリレーで初めての銀を獲得したのです。さすがにオーストラリアが追い上げてきたときには心の中で「あと少しだ!頑張れ日本」と叫ぶほど緊張と興奮の一瞬だったのです。それだけに銀を獲得できた時にはほっとしたものです。オリンピックのこうした緊張感と言うのが見ていても嬉しいから、どうしてもほかの競技でも同じ緊張感を味わいたくなるのです。

こうした緊張と興奮があるから人々は選手として出場しなくても、まるで自分が選手になったような気分で、その場の興奮を共有できるのであって、だからこそ勝った時の喜びも共有できるし涙することもあるのです。五輪では勝ち負けを争ってはいますが人間の本能でもあるのです。それだけに五輪を政治に利用するようなことはやめてほしいですね。ところで小学校などで勝ち負けをつけずに運動会をするというのはいかがなものかと思います。こうした競争を通じて人は成長していくもので、実際オリンピックでも、この期間中に若い選手などは成績が急激に伸びてくる選手が出ています。そうした姿を見るとなんでも平等(最近は変わってきていると思いますが)に扱うというのは、かえって子どもの伸びしろの目を積んでしまいかねないのではと思ってしまいます。