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インスタントカメラ「チェキ」がアジア・欧米で人気!

2014-10-25 16:13:19 | 経済・金融・投資
デジタルカメラの登場で、フィルム写真を撮ることが少なくなりました。思い出の写真はスマホやパソコンの中という人も多いのではないでしょうか。しかし、そんな時代だからこそ、敢えてその場で思い出をカタチにできる富士フィルムのインスタントカメラ「チェキ」が人気だとも言えるのです。

2002年に約100万台を販売し、その後一時は販売台数が10分の1に落ち込んだものの、2012年度は160万台に。今年度は200万台を目標に掲げています。1998年に初代チェキ発売以来、日本だけでなく海外でもヒットを飛ばし、ワールドワイドで累計9百万台以上の販売を誇る「チェキ」として成長しているのです。

チェキとは、昔あったコダックのインスタントカメラと同じようなもので、撮影して何秒後かにその場で写真が出来あがってきます。ただ一般的なデジタルカメラよりちょっと大きいところが難点と言えば難点かも。コダックのインスタントカメラと違うところはその写真に字や絵が書けるところが違うのです。それは、写真の周りには白い枠があり、下の枠は大きめで文字が書けるようになっているのです。そして、「サイン入りチェキ」とは、その下の白い部分にサインを書いたり、写真自体にサインを書いたりして遊ぶことができるようになっているからそう呼ばれているのです。写真の大きさは名刺サイズで統一されているので、市販の名刺フォルダがアルバム代わりに利用できる事がメリットにもなっています。

デジタル時代の今、なぜチェキが人気なのかと言えば、生まれた時からインターネットやパソコンのある環境で育ち、デジカメもスマホも持っている世代にとっては、撮ったその場でプリントでき、メッセージを書き込み友人と交換できる点でデジタルとは異なる『現物感』の価値を見出しているのでないかという事と、新しいコミュニケーションツールとして新鮮が受けているのではないでしょうか。特に、フィルムやインスタントカメラを知らない10代~30代にとっては、撮るとすぐにプリントされる斬新でオシャレなカメラなのです。

こう書くとただのバカチョンカメラかと思われるかもしれませんが、普通に撮影するだけでちゃんと綺麗に写真が撮れるし、近くの被写体を撮るときに最適なマクロモードや、ペットや子どもを撮るときにブレを軽減するキッズモードも搭載しているのです。シャッターを長時間開くことで「バルブモード」と言うものを使えば夜景も綺麗に撮れるのです。それに、1枚のフィルムに2度シャッターを切り、像を重ねる「二重露光モード」では、まるで編集を施したかのような、アーティスティックな写真を撮ることができるのです。

日本では10~20代の若い女性の利用が広がっています。海外でもそうですが韓国や中国、台湾、香港に加え、東南アジアでもチェキ人気は高まり、販売は好調だそうです。韓国では2007年にTVドラマのワンシーンでチェキが使われたことで人気に火が付き、アジア地域に広がりました。また、中国では人気モデルがチェキを日記として活用していることがTVで紹介されブームになったといいます。

フィルム写真は退色しにくく、思い出を長くキレイに残すことができます。「銀塩フィルムだからこそ写るとされる、その場の空気感や立体感、温度や湿度といった手触り感。心や気持ちの『表現としての写真』は銀塩写真の持つ、もう一つのかけがえのない価値でもあります。利用方法としては「贈り物に添えるギフトカードの代わりにメッセージを書いたり、誕生日や結婚式などの記念として使う人が多いそうです。ご自分に合った使い方を見つけるのも楽しいでしょう。

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