マックンのメモ日記

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河口湖に異変が!水位低下の謎!

2013-04-28 16:08:46 | 自然・環境問題・古生物
富士山麓の河口湖で水位が基準値から3メートル以上低下する異変が起きています。物珍しさから観光客が集まり、湖畔の飲食店などは思わぬ特需に顔を喜ばせているようです。水位低下の原因は不明で、住民に不安の声も上がっています。と言うのは富士山の噴火の前兆ではと考える住民もいるためですが、専門家は「噴火の予兆とは考えにくい」としながらも「万が一の備えは怠らないでほしい」と話しています。

河口湖の中には六角堂を祭ってある小島が、岸から約200メートル先に浮かんで見えていたのですが、1月ごろから水位の低下が著しくなり、今では陸続きになってしまったのです。地元の人の話によれば40年以上見てきたそうですが、これだけ水が引くのは珍しいと言っています。山梨県によれば、河口湖の水位は昨年7月ころから徐々に低下し始め、今年3月には水位計のメモリが基準値からマイナス3.36メートルとなり、過去10年で最低を記録したそうです。その後も推移は横ばいのままで4月下旬はマイナス3.18メートルになっているそうです。

県は原因を「昨夏から雨が少なかったからではないか」と推測しているそうですが、他の富士五湖で水位が低下しているのは本栖湖のマイナス29センチだけで、河口湖の異常は際立っているのです。水位低下の話が広がり、週末には家族連れやカップルが車やバスでひっきりなしに訪れ、六角堂まで歩くのが観光コースになっているそうです。以前来たことのある観光客が言うに、湖が前より一回り小さくなった感じがすると言っています。

一方湖畔のお店では「週末は1日に400~500人が来る」と言い、「以前より1割は増えた」と笑顔だったそうです。河口湖周辺は昨年12月の中央自動車道のトンネルの天井板崩落事故の影響で観光客が減ったのですが、「完全に取り戻し、さらに増えている」と言っています。その一方で富士吉田市から来た人は「火山活動が関係していなければいいのだが」と原因不明の水位低下に眉をひそめています。しかし実は5年ほど前にも同じような現象があったそうです。だから心配はないでしょう。

気象庁によると、富士山周辺の地殻変動や地震の観測データに「現時点で異変はない」と言っており、東京大学火山噴火予知研究センターも「噴火の予兆として水が引くと言う現象だけが起こるとは考えにくい」と説明しているそうです。ただ「水位低下は別として、過去の噴火の頻度から見て、富士山が噴火する可能性はあるので防災対策は進めておくべきだ」と指摘しているそうです。そう言えば福島大震災の後に富士山周辺でも小さな地震が多発したという事もあるので防災対策は進めておいたほうが良いですね。

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