あとだしなしよ

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日本侠客伝

2005年12月17日 | 日本映画
日本侠客伝
昭和39年(1964) 東映
監督:マキノ正弘
高倉健、中村銀之助、藤純子

「もうがまんがならねえ!」と最後に殴りこむ、やくざ映画。
時代は昭和初期か。街並みや風俗は江戸情緒が残る。
東京江東区深川の木場(材木の貯木場)の材木運び屋のなわばり争いを描く。老舗と新興勢力のシェア争い。新興勢力は価格破壊でシェアを伸ばし、老舗側を追い込む。(当時はこれが仁義に触れている。)新興勢力は近代文明を学び、加えて政治家や警察、軍等の国家権力との結びつきもあり老舗業者側を窮地に追いやり、やがて仕事を独占し始める。
新興勢力は権力や商売の独占を盾に、庶民に対しても横暴な振る舞いを始める。
ある日、新興側の汚いやり方で窮地に追い込まれた一般のクライアント達を、男気と人情で救い出した老練側は再び業界内での信頼を集める。これに対してさまざまな妨害を働く新興勢力。
終に老舗側の若集が殺されてしまい、これに対しまず中村銀之助扮するお客人が殴りこむ。そして、最後は健さんも「一世一代の喧嘩」との台詞を残し相手方の大将との戦いを迎える。

日本のやくざ映画の初期に作成された作品だそうです。

・ヤクザ映画の歴史と日本映画の衰退に歴史は以下を参照されたい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%AF%E3%82%B6%E6%98%A0%E7%94%BB



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