【低線量被曝リスクについての既存見解】
①ある量以下の被曝はまったく無害とする立場
【フランス医学・科学アカデミー】
②被曝量が下がればリスクは減るものの、どんな低線量でもリスクはゼロではないとする立場
【アメリカ科学アカデミー, 原子放射線の影響に関する国連科学委員会, 国際放射線防護委員会(ICRP)】
③低線量だからといって、必ずしもリスクは小さくならないとする立場
【欧州放射線リスク委員会(ECRR)】
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【福島県および福島大学へのお願い】
福島県では、放射線被曝に対する県民の不安を取り除くため、県外の複数の専門家を、放射線健康リスク管理アドバイザーとして招聘しました。これらのアドバイザーは、低線量被曝の健康被害については無視できるという考えを持っており、実質的には先述の①の立場に相当すると思われます
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★県は、②ならびに③の立場の専門家もあわせてアドバイザーとして招聘すべきである。
★県および福島大学は、②や③の観点から低線量被曝のリスクが必ずしもゼロであると断言できないことを認識し、低線量被曝を防ぐための具体策(マスクや線量計の配布など)を講じるべきである
福島大学原発災害支援フォーラム
やっぱり少なくとも小中高は学童疎開したほうが良いと思う。
#幼稚園はどうだろうか。。大学だと研究設備とかあって難しいのか。。
国ができないなら、都道府県や市町村に協力してもらえば良い思います。
よろこんで受け入れてくれてくれる村や町はあるはず。青空授業も楽しいかも。
未曽有の大事故+大災害です。
高木義明文部科学大臣は「一度決めたことはコロコロ変えられないので、夏になったら検討する」なんていってますが、これだけの批判の中で、反対理由が「コロコロ変えられない」からではモノスゴイ弱いとおもいます。
少なくとも、調査、準備だけはしておいてくれることを望みます。健康診断もぜひ望みます。
2011.5.10 フジTV・とくダネ 福島の子供たち 20ミリシーベルト問題 #フジテレビさんありがとう
YouTube - 【放射能】自然放射線と人工放射線のちがい / 市川定夫氏
福島原発事故 - Dr.由太郎の健康相談
IZA!に書いたコメントが消去されたので、ここに書かせてもらいます。これは、私のオリジナルです。
年間20 mSvと聞くと、「エッ!」と思ってしまうのは、私だけではないだろう。
日本には、「電離放射線障害防止規則」(いつでもネットで見れる)という厚労省令が有り、それによると、これは、18歳以上の、男性または妊娠の可能性のない女性の放射線業務従事者の年間被曝許容量である{年間50 mSvとなっているが、5年で100 mSvを超えてはいけないので、50 mSvではすぐに働けなくなってしまう。通常20 mSvと考えるのが妥当であり、50mSvを超えた場合は〔100 mSvまで許容される緊急作業時(今回の福島の原発に限ってかってに250 mSvに引き揚げられた!)も同様〕速やかに医者の診断を受けさせる義務がある}。
そして、妊娠の可能性のある女性や妊婦は別扱いになっていて、労働者ではない子供はそもそも対象外である。特に少女は(将来)妊娠の可能性のある女性として扱う必要がある。
妊娠の可能性のある女性は3ヶ月で5mSv、妊婦は妊娠から出産までの期間、腹部表面で2mSv、吸ったり飲んだりして体内被曝した場合は1mSvが許容被爆線量である。
女子供という言葉は通常あまりよくない言葉だが、放射線関係では、女子供は男または妊娠の可能性のない女性よりも守られているといえる。
女性にはプライバシーを守るという別の問題があり、妊娠の可能性等をむやみに聞いてはいけないので、よほど高齢でない限り基本的に女性は全て妊婦または妊娠可能な女性として扱うようになっている。もちろん、緊急作業には従事させられない。
また、放射線業務を行う事業者は、3ヶ月で1.3mSvを超える恐れのある区域を「管理区域」とし、標識によって明示しなければならない。
当然、用の無い者は立ち入り禁止である(レントゲン写真撮影を思い浮かべてもらえばよく分かると思う)。
文科省がたった2時間で議事録も執らずこの値(1年で20mSv)を決めたとき、原子力安全委員会が「子供だから、普通は10分の1(1年で2mSv)、せめて半分(1年で10mSv)に・・・(絶句)」と言っていたのは、私も妥当な意見だと思う。
文科省は、この法律を分かって決めたのだろうか?
それとも、子供は対象外だから規定が無く、法律違反はしていないということなのだろうか?
東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻教授である小佐古敏荘氏(日本の工学者、放射線安全学)が泣きながら、「私は、子供達にこの値を押し付けることは学者として良心に照らしてできない。」と、テレビで内閣官房参与を辞任会見された重みを、もっと真剣に受け止めなければならない。
これでも、文科省はこの値を子供達に押し付けるのであれば、もはや、自己責任で、逃げ出すしかないだろう、情報は公開されたのだから。
やはり専門家からみても女性や子供たちは避難させるべきですよね。
なんとかならないでしょうか。。。
IDが停止されたので、書き込みが、つまり連絡もできません。
「にゃんこせんせいさん」、そんな訳ですので、悪しからず。
誰か「イザ!」の「にゃんこせいせいさん」に知らせてください。私が怒って消去したのでは、と心配されています。
なお、この文章は私のオリジナルです。(ニックネームですみませんが)氏名表示権を尊重していただく限り、コピーは自由です。
一般に細胞分裂の盛んな細胞ほど放射線の影響を受けて傷害されやすいことが知られており、これをベルゴニエ・トリボンドの法則という。
ガン細胞も一般に未分化で細胞分裂が盛んなため、放射線に傷害されやすく、その性質を利用して放射線によるガンの治療が行われている。
子供は、これから成長するので、当然細胞分裂が盛んで、大人より放射線による影響を受けやすい。
つまり、大人よりも厳しい基準が必要である。
未分化という用語がわからなかったので、調べたので貼っておきます。
「未分化」とは、「まだ分化して組織の末端の細胞になりきっていない」という状態で、つまり組織になるべく準備中のレベルの細胞、これから細胞分裂を繰り返す細胞
という感じですよね。
どうもありがとうございます。