かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

「池上市民大学」 受講しました。(初参加)

2010-10-25 | 池上本門寺・池上市民大学
2010年10月

第5期 池上市民大学
10月23日(土) 第1回 テーマ 開校式とガイダンス
今月から第5期の開始ということで、勇躍(?)参加してきました。
ただし、なにぶん初めてのことでもあり、様子がまったくわからない。
内心は、なんとも心細かったです。

前々から知ってはいましたが、時間の折り合いがつかないのと、本当に
学びたいの?、という躊躇の心もあり、やり過ごしてきました。
が、ここにきて何でも体験(!!)、という気持ちが強くなり受講することと
あいなりました。
募集のパンフレットに「本講座を受講し、所定の実習課程を修了すると、池上本門寺
公式ボランティアガイドの資格を取得することもできます。」の文。うーん。

12時45分 「長栄の間」集合。
本門寺客殿の本院総受付から入り、奥へ奥へ。
松涛園を見下ろす部屋が「長栄の間」でした(初訪です)。
まず受付で記帳。受講料 6,000円(1年分)を納めました。
参加者は、ざっと3~40人。ご年配の方、女性がやや多いか。
そばの人に挨拶はしたが、どうにも後が続かない。
時間になったところで最初の説明がありました。

13時 大堂にて開校式。
まず読経が始まる。(心の準備がない事もあり、何のお経かもわからず、ただただ畏まり)
学長ということで、酒井日慈・池上本門寺山主が杖をついてのお出ましでした。若いお坊さん、二人が付き添っていました。(遠くから拝見したことはあるが、すぐ目の前にいらっしゃる山主に、やや緊張しました。)
お話は、ごくくだけた内容で、この一年、楽しく学んでいきましょう、ということでした。
下世話な話、ということで改修なった池上本門寺の宝塔(お寺では「多宝塔」)。費用はどれくらいだったでしょう? との質問がありました。??(自分)。 ところが、さすがにここの受講生、即答する人がおりました。改修費用は2億5千万円。知ってる人は答えてはだめですよ、と山主。傷み激しいこの宝塔、お寺も改修に思い悩んでいたところ、新たに檀徒になった人が、ともかく何かのお役に立ちたい、ならばこの宝塔、と全額寄進をされたそうです。2億5千万円!?(驚き、桃の木、山椒の木)(聞き間違いがあれば、訂正をいれます。)
この宝塔(多宝塔)、つい最近、重要文化財になる(なった)と新聞報道がありました。

開校式が終ると、次に真下にある「〇〇の間」(ここも初訪。注意不足で名を失念)へ移動。
各講師の方々の紹介がありました。次いで受講生の自己紹介。司会の方が、簡単に、というところ、皆さん話すこと話すこと、学びと信心への熱い思いが伝わってきました。何年もくり返し受講している方がたくさんいるようでした。ゆえに自分は「〇〇から来た〇〇です。よろしくお願いいたします。」でおわり。江戸検定がすぐにあることも、ブログで池上本門寺を記事にしていることも言わずじまいでした。

再び「長栄の間」に戻って、ガイダンス。
コーディネーター小野紀之さん。
気づきからのスタート ―見ていないことへの気づき―
 実習1.スズメの模様を描いてみてください。(スズメのイラストあり)
 実習2.セブン・イレブン店舗入口にあるロゴマーク。
  数字の7(セブン)に重なるイレブンの英字は、大文字、小文字?
わかりません。ほんと、見ていないことへの気づき、ですね。

次に、宝塔(多宝塔)の拝観。受講生で、ボランティア・ガイドの方の説明つきでした。
上を見てください、と言われ、屋根の下・軒先の奥にあるたくさんの龍の彫刻に見入る。
口を開けてるのと口を閉じてる龍がいるでしょう・・・ん。よく見えない。
宝塔の右手に石碑があるでしょう。江戸芝口講中(本願主)が建立した、多宝塔建立記念碑
です。ん、初めて知った。後ろに回ってしげしげ眺める。
補足説明のある方は、出てきて話してください、なんて言ってましたね。
最後に、霊宝殿の拝観。
学芸員の方の解説付きでした。物腰といい、話し方といい、さすが専門家です。
この霊宝殿、何度も訪れ記事にもしてますが、もっと学びが必要ですね。
以上、みっちりと3時間強の第1回・講座でありました。

帰りに、山門と五重塔の間の道で、20人位の史跡巡りの団体と出会いました。
リーダーだか、ガイドらしき方が、お墓の説明をしおわるところでした。
ここで中〆、あとは池上駅前で・・・話してました。
いろんな思いが浮かんできて、不思議な気分になりました。


実習2

7 & i


 

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