かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

函館 元町の教会群

2010-07-15 | 函館
函館ロープウエィ乗り場のすぐ西側、函館港と市街地を見わたせる高台に、歴史を感じさせる教会がいくつも建っている。

カトリック元町教会


函館聖ヨハネ教会


チャチャ登り、側から



中央の奥に見えるのは、後方部からの函館ハリストス正教会。
スケッチをする人たちにとって、絶好のポイントのようだ。


(1)











さらに足をのばして、元町配水場。元町地区のほぼ最上部にある。






元町配水場から見た、函館山ロープウエィ乗り場



(1) ハリストス正教会 (案内文)
 安政6年(1859年)敷地内に建てられた初代ロシア領事館の付属聖堂として建立されたのが始まりで、正しくは「函館復活聖堂」という。
 文久元年(1861年)青年司祭ニコライが、ロシアから来函し切支丹解禁を待って日本で最初にギリシア正教を布教した。(明治5年(1872年)東京転任)
 明治40年(1907年)大火で類焼したが、大正5年(1916年)聖堂はロシア風ビザンチン様式で再建された。
 この聖堂内部に、丸天井を装架しているのがこの様式の特徴である。屋根に装置された数多くの十字架と、その装飾部を飾る冠状構造が独特の形状をつくっており、緑色の銅版屋根は昭和43年に改装され、緑青を化学的に熟成したものである。
 再建当時の大鐘(重さ、約2㌧)は、大正12年(1923年)関東大震災で大破した東京ニコライ堂復興の際に移され、かわりに大小6個1組の鐘と交換された。リズムと共にメロディを送る音色から 「ガンガン寺」 として市民に親しまれたが、この鐘も戦時中供出した。
 現在の鐘は、三重県桑名市在住の美術鋳造家から昭和58年6月に献納されたものである。
 昭和58年6月、国の重要文化財に指定された。                      函館市


〇 ニコライ・カサートキン (日本の亜使徒大主教聖ニコライ)
 1836年-1912年2月16日
 正教の修道司祭・宣教師。日本正教会の創建者。
 1861年、函館ロシア領事館附属礼拝堂司祭として着任。
 1872年(明治5) 東京に転任。

参考 ニコライ・カサートキン‐Wikipedia



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