大人の女力検定～トレーニングしないトレーニング

たしか、発表当初のイメージとしては、

DS	→ゲームに新しいアプローチを開拓する
PSP	→ゲームにとどまらないメディアを展開する

といったモノだったと思います。
…そうでしたよね？たしか。

PSPは確かに、
映画やらなんやら、ファミコンやらなんやら、
色々な展開を見せてはいます。

しかしDSは、まあ確かにゲームの新しい…は、やっていますが、

• 脳を鍛える大人のDSトレーニング
• 常識力トレーニング
• DSお料理ナビ
• DS眼力トレーニング
• えいご漬け
• やわらかあたま塾

などなど、「ゲームに新しいアプローチ」と言えなくもないものの、
どちらかと言うと、PSPと同じく「ゲームにとどまらない」ことをしてますよね。
ま、悪いことではないんですが。


なんにせよ、「○○トレーニング」系のゲームは、まだまだ出そうなことから、
「今度はどこを鍛えるんだ」というツッコミが入りそうな、
奇妙な期待と妄想をすることが出来る風潮となったと同時に、



脳を鍛えるっていうか、慣れだよね



という感じの批判を、お約束のように耳にします。

今さらですが、「○○トレーニング」というゲームは、
かつての「落ちモノ」「格ゲー」「音ゲー」などのように、
一つのジャンルとして確立したように、皆様も思われていることでしょう。


そんな一つのジャンルとして確立した「○○トレーニング」に、
なにやら変わり種が登場する模様。

→大人の女力検定



なんともセンスがアレですね。
うん、具体的に言うと変。

「リップを塗れ！」だなんて、
そんなゲームゲームした、もはや検定関係ない感じが、
ソフトに購買意欲を掻き立てさせる要素となっているに違いありません。


少し前に「大人力検定」なんてゲームが出てましたが、
製品版はプレイしたことないんですが、上記サイトの体験版をプレイした限り、
微妙感がありましたが…

しかし、今回の「女力」は違う気がします。
なんとなくですが。
ちょっぴり期待。


原作ありのゲームとは言え、ここにきて、DSでリリースと言うのは、
やはり「○○トレーニング」ブームを、逆手に取った(?)のでしょう。

トレーニングや検定じゃない部分が目立つゲーム内容が、
「○○トレーニング」ブームな時代をシュールに風刺しているように見える、
そんな部分に、なんとも魅力を感じるところです。

さすがは、ビックリKONAMI！ってことですね！





まあ、なんだかんだ言って
多分買わないですが…。