M・吉田のブログ

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不可視のパズル要素

2007-06-13 00:37:58 | ピュアでもない日々
アドベンチャーズ オブ ロロ」クリアしました!
いやあ、なかなかに歯ごたえがありました。
一部の面を除き、素晴らしい出来です。



まあ、素晴らしいと言えるのも、
エッガーランド慣れしていればこそ、なのかも知れませんけどね。


そのように言うココロとしては、
この「アドベンチャーズ オブ ロロ」というゲーム、
特に後半ステージにゆくにつれて、不可視のパズル要素(造語)が
多くなってくることに起因しています。


不可視のパズル要素…とは、
すなわち、ロードランナーで言うところの、
「落とし穴」や、予想外の場所に現れる「クリア用ハシゴ」ですね。

クリアに必須のものであるにも関わらず、
その存在がわからない、パズル要素。

面がスタートした時点で、パズルを解くプランを立てることができないという、
言ってしまえば、プレイヤーに対してフェアではない、理不尽さをも持ちえる、
そんな要素を持ったステージのことです。


M・吉田としても、ちょっと前までは
そんなアンフェアな要素がある面は、パズルとしてはダメダメだ!
なんて思っていました。

が、しかしまあ、月日の流れというか、
子供の頃と、大人になってからでは見え方が違うというか、
単にエッガーランドへの慣れというか。

今回、アドベンチャーズ オブ ロロ をプレイして、
そのような、不可視のパズル要素も、パズルのネタとして許容できるようになりました。



というのも、ロードランナーで言うところの「落とし穴」。
ステージを見る限りは、その存在がわかりません。が。

しかし、それでも、
スタート直後は無理でも、ゲームを開始してほどなくすれば、
クリアへのパズル的プランを立てることが出来る、ということがわかったんですね。

面のパズル要素を完全に掌握できれば、
目に見える要素だけの正攻法では無理だという事が、消去法でわかる

ということに気づいたんですよね。

…いや、こんなこと今頃気づいてるのは、M・吉田だけなのかも知れませんけども。



ともあれ、それに気づいてからは、不可視のパズル要素、
「落とし穴」や「クリア用ハシゴ」が、理不尽なものではなく、


「ここに落とし穴がないとクリアできないはずだ」

「ここにクリア用ハシゴが出来ないとクリアできないはずだ」


という「確証」として認識できるようになり、
そうなった途端、アドベンチャーズ オブ ロロの後半ステージが、
とてもとても面白く解くことができるようになったんですね!!



そう、やはり、純粋なアクション面を除き、
アドベンチャーズ オブ ロロは、かなりクオリティの高い、
優秀なパズルゲームでした!!



いやまあしかし、
上記のように「確証」に変えられるのも、
ゲームシステムや、ゲームの癖を熟知した上でのことなので、
やっぱり、シリーズ未経験者の方々にはオススメしかねる作品ではありますが…。


任天堂さん、
初期シリーズも配信してチョンマゲ!!






【余談1】

最終面は、なんか4発もエッガーショットが残ってしまいました。
想定解でない解き方をしてしまったみたいです。

解法がいくつもある、というのは、
パズルゲームとしては素晴らしいことなんですが、
しかし、それにしても、いくらなんでも余り過ぎ…。



【余談2】

そんなアドベンチャーズ オブ ロロで、
特に素晴らしい完成度、と思える面は、
パッと思いつく限り、9-2、そして CATSLE-1面ですね。

9-2も、CATSLE-1も、
アクション要素は殆ど皆無であり、かつ、
巧妙な配置に唸らせられたステージでした。

ちなみに、CATSLE-1面をクリアするのに2日かかりました。

すごく…難しいです…。



コメント
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