大船渡 折々の記

大船渡の風景、釣り、菜園、献立、日々雑感

買ったっちゃ! 海鮮・海のダイヤ

2015年12月23日 13時44分05秒 | 日記

   

 12月某日  朝食を摂っていると、「きょうアワビの口が開いたので・・・・・」との電話。午後1時~3時の間に取りに来て欲しいとのこと。
 昼食を終え、全国高校男子駅伝のテレビ観戦を半ばに、広田漁協まで往復1時間車を走らせる。

     

 俗に言う「傷アワビ」 1Kg   8,400円也で9個 

     

 拡大してパチリ!、まだワサワサと動いている

     

 アワビを殻から外して 身の部分と「としる」の部分に分ける。

     

 市日で買ったナメタカレイ一尾1800円とタコの足1本1800円 〆て3,600円也

  さて、いつ食膳に並ぶのか、はたまたお正月用の買い物なのか?。タコの足の一部はタコなます、アワビのとしるは酢しょうゆで夕食に出るのは確実であるが、後はつれあいの胸三寸である。
     どんどはれ!  The  end

 


年の瀬間近かの盛町・市日

2015年12月20日 17時14分34秒 | まち歩き

  朝食前、「しめ縄など買いたいので、朝市にいがねが・・・」つれあいののたまう。ポチみたいに尻尾を振って、「いぐ、いぐ!」   7時の時報で軽トラで出かける。時間的に少々早いのか出店も、客足もいまいちの感じ。
   商いの品物は、時節柄、干し柿、リンゴ、しめ縄などの神棚飾り、葉物野菜、乾物、そして鮮度の良い魚介類。

        

  神棚への注連縄 1500~4000

        

  父ちゃんが刺し網で獲った ソイ、アイナメ、ドンコなど‥ 鮮度がいいよ

          

    頭つきのこの蛸は 4,500円也、 今年はタコの不漁年とか、

                         

          頭1000円也           足1本 1800円也

          

      

         

     

  いつも仲良しの米崎のばあちゃんたち。こたつに当たりながらの商い。リンゴ、ホウレンソウ、大福もち、干し柿が売り物だった。

  かじかむ手で計算機を使っていた商いの母ちゃん。「計算機がいうこと聞かなくなった。なじょしたらいいんだべ!」

        どんどはれ! The  end


えっ、またかよ!腸閉塞にて入院の巻(3)

2015年12月17日 17時34分27秒 | 日記

     続きー

  11月13日(金)  入院7日目    案にたがわず睡眠できず。ひと晩中寝返りをうち寝相をかえ睡眠に努めるもあたわず。睡眠不足からくるストレスがピークに達する。
  10時の回診時、お昼から粥などの食事の提供について話があり、昼食が待ち遠しい。メニューはきんぴら大根、梅味噌、焼サバ、コマツナのからし和え、フルーツ盛り合わせと盛りだくさん。食べたのは6分目位だろうか?。日中日差しがあるも少々寒い一日である。
 日曜日に息子家族が来宅するとの電話あり。久しぶりに孫娘にも会いたいので、当日は
10時~13時の一時時間帰宅する旨看護師を通して主治医に伝える。夕方の回診で、①明日点滴を外す、②レントゲンを撮る、③退院は週明けの月曜日等を確認する。
 イレウス管を外したので、睡眠薬を錠剤に切り替え、別の薬を処方して頂き寝に就く。
      

      

   院内風景

 11月14日(土)  入院8日目。  終日雨。憂鬱な一日。 昨夜処方の睡眠薬リントン。効きがよく比較的よく眠れ、後遺症もなし。目覚めもスッキリであるが、隣人の話によれば、夜中のトイレ時、転倒し隣室に行こうとする騒動を引き起こしたとのこと。本人は全く記憶になし。薬の効き過ぎとの病院側の判断であるが、睡眠不足からくるもやもやもなく気分爽快。     点滴もなくなり、大手を振って廊下歩行できる。何とも言えぬ解放感有り。3度の食事も量的には多く、毎食食べ残しもあるがおいしく満足である。
 イレウス管もなく、点滴もはずれ、ガスや便も細々ながら開通し、何時でも退院の状況は整ったとの感じである。

      

  ある日の献立(食事半ばである)   

  11月15日(日)  入院9日目退院    朝食をとり、当番医の回診有り。息子家族が来宅の話をし、ガス、便通もある旨を話し、医師より今日中の退院OKの指示を頂く。
  家内の応援を得て、そそくさと退院の準備をし、病棟事務にその旨を話し、無事退院する。 早々に退院の日を迎え、治療にあたったお医者さん方、看護師さんたちに感謝!感謝!である。お天気は曇り日小雨だけれども、気分的には極めて爽快である。


     

 県立大船渡病院の正面入り口

 どんどはれ!    The  end 


夜釣り 冷凍サンマでの釣果

2015年12月16日 20時37分35秒 | 日記

   12月14日。  日中の暖かさに加えてまったくの無風。気温最高10.4℃、最低気温2.0℃。満潮17:10。
    平凡な日々の暮らしに変化を求めて、岸壁での釣行を思い立つ。居間で編み物をしているつれあいに、「冷凍のサンマあるが・・・?」。  冷凍庫から持ち出したサンマを解凍。餌用に短冊に切り、いざ釣行! 単独行の夜釣りを心配するつれあいに、「大丈夫だ。岸壁で釣るのだから・・・」と話し、満潮時を狙って16:30に自宅を出発。
  最初の釣り場赤崎・清水で糸を垂れるや否や30cm級のドンコ1尾。以降音信なく、綾里港岸壁へ。暫時の内にソイ3尾、ドンコ1尾。  静寂の中、浪間に揺れる灯や遠く近くに点滅する漁船の明かりを眺める。

     

 18時過ぎると魚信ピタリと止まる。今夜はここまで。思い切りよく竿をおさめ帰路に就く。
自宅着18時50分。 小さなバケツに入れ小石を載せ戸外にて保管。
 翌朝、釣り人の責任で魚を捌く。ソイは三枚におろし刺身とあら汁用に仕分け。ドンコはぶったぎりにしてドンコ汁。ともに朝食に供する。 朝から豪華な食材である。

  どんどはれ!  The  end


えっ、またかよ! 腸閉塞にて入院の巻(2)

2015年12月12日 10時40分37秒 | 日記

       続き

  11月10日(火) 入院4日目。回診時に少々力のないガスが出たことを話す。主治医は、「イレウス管からの吸引量も少なくなっているので、もう少しの辛抱!」とのこと。朗報である。
睡眠薬の効果あまりなし。寝つきはよかったが目覚めが早すぎ、午前2時頃から暗闇の狭いベットで目ばかりギョロギョロ。しょっちゅう寝返りをし、おトイレに起き、隣人に迷惑をかけているようで気が気でない。従って日中は頭がもうろうとしてすっきりせず本を読んでも集中しない。気分転換もあり、日中は出来る限り廊下歩行を心がけるが、誰もしていないので少々 気が引ける。 
 挿入管のイン咽頭部への接触が気になり不快感が付きまとう。X線腹部撮影。時々力のないガスを排出する。

     

  病院中庭?の花壇 きれいに整備されている

  11月11日(水) 入院5日目。 10時の回診時、「イレウス管からの吸引量が無くなったようだから、明日は管を外すかもしれない」とのこと。苦役からの解放である。明日が待ち遠しく、ワクワクしながら院内の廊下を徘徊。 
 二階の書架から新谷弘美著「胃腸は語る」をお借りし、談話室やベットで読む。寝不足のもうろうとした頭で読んでも、自分の体験とつながることから身近に感じられ共感、感銘すること多し。退院後家で読みたいと思い、電話で書店に購読の申し込をする。
 夜間、睡眠薬を服用するもあまり効果なく、遅くまで読書、テレビ鑑賞をし看護師さんに注意される。また辛く苦しい夜が始まる。

          

   院内 癒しのコーナーの生花

   11月12日(木) 入院6日目。今朝も目覚め午前3時。以降明け方まで暗闇でうつらうつら。明るみに起き出し談話室から日の出や院外の風景に見入る。ひと時の気分転換である。
 10時の回診時、「腸内からの内容物も皆無なので、今から管を取ります」とのこと。「息を止めて・・・、ハイ楽にして・・・」の繰り返しで1or2分ぐらいだろうか?、吐き気あり、痛みもあり、抜き取りも大変だ!。管が2.5~3m位入っていたとか。挿入も、抜き取りも患者にとってはかなりつらい体験である。点滴は継続でも、鼻からの管が無くなったので気分的にはルンルンである。
 午後、久しぶりに入浴。気分まことに爽快である。3時ごろ、突如緊急の院内火災警報が鳴る。暫時して火災報知機の誤作動であるとの放送でホッとする。
 イレウス管抜き取るも、昼夜食一切なし。シフォーなる粉末を水で溶きシロップ状にして飲み下す。今夜は処方された睡眠薬を取りやめ、自力睡眠を試みる。

     

  談話室から日の出を見る。  

       続く 次は最終回。 どんどはれ! The  end

        


気仙地方の柿(小枝柿)

2015年12月10日 14時20分30秒 | うんちく・小ネタ

   気仙地方の初冬の風物詩、ころ柿(小枝柿)づくりがピーク。皮をむいて数珠つなぎにされた柿は日向の軒先につるされ、彩りも鮮やかな柿すだれとなって寒風に輝いている。寒さが厳しくなればなるほど、柿の渋みが甘さに変わり、美味しい甘い干し柿ができるとか。食物繊維が豊富に含まれており、ペクチン、カロチノイド、ビタミンCの宝庫でもある「ころ柿」。

        

 11月22日写す

              

   11月22日写す

        

   11月20日写す

            

   12月6日写す   民家の軒先で

              

  12月6日   民家の軒先で

              

   「熟んだっこ」(日に干され、寒さに当たって熟柿になったもの)になりつつある干し柿  

  近年、この「玉すだれ」の独特の風物を目にする機会がめっきり少くなった。かつてのように何百何千個と数を競い、日当たりの軒面いっぱいに連ねた風景は姿をけし、自分の家で食べるくらいの分量を、剥いて軒先につるして冬の寒風を待つ、小規模の玉すだれに変わってきている。
 道々の、あるいは屋敷内の柿の実が収穫されずに放置され、カラスなどの食餌にされている光景を目にする。  頃合いを見て柿を収穫し、皮を剥き、数珠に結び、高い軒面の日当りを求めて吊るす。乾き具合を見て向きを変え、日光に当て、寒風にさらす。出来上がりまでにかなりの手間、暇、労力をかけるこの干し柿づくりは少子高齢化の時代の波をモロにかぶっているようにも思える昨今である。  どんどはれ!    The end  

        

       


晩秋の庭

2015年12月06日 15時27分24秒 | 日記

  12月初頭は晩秋? 初冬?…。小春日和って? 木枯しって?…。あやふやに言葉を使ってきた報いか、言葉使いに迷っている。季語だったり、体感的だったり、はたまた習慣的にだったりと曖昧なことこのうえなし。
  12月2日の大船渡の気温はマイナスから最高で7℃。 12月3日は最低気温7℃、最高気温14℃。気温差の大きさに驚き、迷いを感ずる。  雨模様ながら暖かさに誘われて、つっかけのまま庭に降りる。

     

    鬱蒼と茂ったもみじも今は葉を打ち枯らしている。

     

   根元に絨毯のように落葉を敷き詰めている。

     

  ロウバイは厳寒期に向けて蕾を膨らませている

     

 南天は寒さの中にますます輝きを見せ、たわわに赤い実をいっぱいにつけている

    

     山茶花はきれいな花びらをつけ、時折ヒヨドリが来てついばんでいる。

    日12月6日の大船渡、晴れ時々曇り、最高気温6℃(前日差-2)、最低3℃(+2)、降水確率0、風強し。体感的に寒い一日である。時おり吹きすさぶ風の音に、居間の窓越しに眺める木々の枝の揺れに本格的な冬将軍の到来間近いことを知る。    
     どんどはれ!  The  end

   

   


えっ、またかよ! 腸閉塞にて入院の巻(1)

2015年12月03日 04時51分45秒 | 日記

  少々遡って・・・   「えっ、またかよ!」
 11月7(土) 昼食は自宅にて「焼きそば」。副食はブロッコリー、カリフラワーのサラダ。おでん風煮つけ少々。「焼きそば」は、横手風と称して、朝食に残した目玉焼きを載せる。ボリューム的にはいささか多い目か? 
  昼食後しばらくして若干の腹痛あり。そのまま治まるだろうとタカをくってソファに横になるが治まらず。ベットに移り安静にするも腹痛やまず。土曜日の午後でもあるしと、病院行きを我慢するも、痛み止まず。   
   結局薄暮迫る夕方5時過ぎ、家内運転の車で県立病院救急病棟へ。 診察、X線検査等の結果「腸閉塞」との診断で、即救急病棟二階病室に移される。 夜間 腹痛頻り、鎮痛を処方する。

            

  病棟の廊下

  翌11月8日(日) 午前中X線撮影等諸検査。主治医より治療方法についての説明あり。イレウス管を鼻から腸内に入れ、痛み、吐き気、圧迫感の原因になっている胃、腸内部の内容物を吸引する方法を採るとの由。早速病棟レントゲン室?にて管の挿入を始める。術中吐き気、腹痛頻りでかなりの苦行である。
 午後、一般西病棟四階に移送。採血、血圧測定等諸検査頻繁。以降通便、ガス排出等の機能回復まで、イレウス管、点滴をしたまま絶飲食の窮屈な入院生活が始まる。
 午後7時45分ごろ、水様性の便を多量に排泄。経験から、これであまり難儀をしないで短期間の入院で済むだろうとほくそ笑むが・・・・・・。窮屈なベットでの眠れぬ夜の始まりである。

           

  廊下の片隅で

 11月9日(日) なれないベットで眠れぬまま朝を迎える。8:30主治医巡回、9:20頃巡回回診。イレウス管継続して使用とのこと。昨夜の水様性排便で早期の取り外しを期待するも、夢のまた夢物語。 寝不足,管挿入による不快感、点滴による不自由等で体調不調。それでも点滴支柱を友に廊下歩行を始める。
  午後からの西日強く、廊下側の私のベットにまで日脚が届く。 睡気訪れるも、また眠れぬ夜に備えて不安が募る。 今夜は睡眠剤の処方を依頼する。

           

   四階病室からの眺め  

  今回はここまで。  どんどはれ! The  end