大船渡 折々の記

大船渡の風景、釣り、菜園、献立、日々雑感

我が家の食卓3

2013年05月22日 21時05分10秒 | うんちく・小ネタ

 食事を作る際の家内の口癖は「手抜き工事」と宣言するかのように大声でのたまうこと。それでもどうしてどうして、彼女なりに食材を多く使うこと、嗜好への配慮、栄養配分など結構考えているようだ。 
 70歳台半ばの老い二人の食卓。日に三度はきちんと食することを基本に毎日毎回のレシピ作りも大変だろうと感謝しきりの日々。
 食材の入手は主に週1回の生協の宅配、5日ごとに開かれる市日、そして自家栽培の野菜類、調味料や時々の嗜好によっては近隣のスーパーへ。

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 今朝のメインは、①ベーコンとアスパラの塩コショウ炒めといかなごの佃煮、②ツボミなとほうれん草のおひたし、③レバニラ、④ラデッシュとわかめの酢の物、⑤温泉タマゴ、その他納豆、お新香、味噌汁。(野菜はほとんど自家栽培)
 朝食は、学童の集団登校の見守りを終え、8時のNHK朝ドラ「あまちゃん」を観ながら、ゆっくりゆっくり   を日課にしている。

 


シラウオの踊り食い

2013年05月15日 15時24分19秒 | うんちく・小ネタ

  朝食前、自家栽培のホウレンソウやツボミ菜のおすそわけに友人宅を尋ねた家内が、「今朝掬ってきたばかりのシラウオだそうだが、頂いてきた」とのこと。

 

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  手で掬うとピチピチと元気に跳ねまわる。手のひらからこぼれだし拾いあげるのにひと苦労。さっそ く踊り食いすることにした。家内は「かわいそう」と気が進まぬらしく、結局私の食膳にのみ。酢醤油の入った小鉢に跳ねまわるシラウオを移し、吸い物を吸うように胃の中に流し込む。
  可哀そう!残酷! 微妙! 複雑な心境であるが春の風物と割りきってのどごしのピチピチ感を味わう。美味? さぁて? この味覚、なんて表現したらいいのか。

 


宝の山・山菜採り

2013年05月13日 15時20分18秒 | うんちく・小ネタ

  先日所用で盛岡に行った折り、永井の野菜山菜直売所で、シドケ、コシアブラ、ウルイ、ゼンマイ、コゴミ、タラの芽などを購入し2,3日は山菜三昧で旬を満喫。
 
家内はまたぞろ「山菜を…」と話していた矢先、友人より電話で「山のシドケが採り頃になっているので…」とお誘いあり。翌朝厚かましくも早速ご好意に甘え車を走らせた次第。

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 かなりの広さの倒木のある杉木立の開かれた緩い斜面の至る所にシドケの群生。更に野わさび、ふき、ウドなども散見。山菜採りにはまさに宝の山だろうと推察。

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山菜山所有の友人I氏 野わさびに囲まれ

 さて、シドケ採り。初めての私にはどれが採りごろなのかわからなまま、それでも「葉のあまり開かない、茎の太めのもの」という友人のアドバイスに従って30分足らずで大きめのカッコべいっぱいの収穫。帰り際「良かったらこれも持って行って」と彼の採った別袋のシドケまで頂いた次第。これもまたご好意に甘えちゃっかり頂戴。
 
「持つべきは宝の山を持つ友なり」と家内の喜ぶ顔を思い浮かべ欣喜雀躍帰路につく。山の静寂と山菜採り初体験に大満足のひと時でした。

 


大船渡猪川町 五穀豊穣、早期復興をねがって祭だ!

2013年05月05日 11時05分38秒 | まち歩き

  5月4日は、五穀豊穣、無病息災、震災早期復興祈願と神輿の修理のお披露目を兼ねた猪川町の天照御祖神社式年大祭。例年であれば町内各余興奉納組の山車、手踊りが繰り出し豪華絢爛たる絵巻図が展開されるのに、本年は東日本大震災の復興途次でもあり、行列巡幸のみの質素な祭典挙行となった。

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 祭りの朝は地区民総動員。お囃子、紋服、裃の着付けは 
早朝3時半から~6時。そして記念写真撮影、地元の人達に舞を披露して村社へ。

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   それでも役付きの行列参加者約300名、権現さま、鹿踊りの囃子、サイボウ振り踊手等約300名合計600~700名の大行列。ご神幸順路には多くの見物人が詰めかけ、ご旅所での奉納組の勇壮な権現舞、鹿踊りを堪能した。

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 終日薄ぐもりの少々寒さを感ずる祭り日だったが、早朝から大変ご苦労様でした。今夜の「かさっここわし」、慰労会は大変な賑わいになるのだろう。