大船渡 折々の記

大船渡の風景、釣り、菜園、献立、日々雑感

339 春探し!

2018年03月30日 12時54分52秒 | 日記

  ”岩手の湘南”と言っても所詮は北東北の岩手・三陸沿岸南部の大船渡。異常気象続きの中、急速な桜前線の列島北上を聞きながら、大気の暖かさ、風のそよぎ、空気の匂いにやっとこさ春の訪れを実感する日々の到来。 
  今日3月30日の大船渡は、終日☀。気温3℃~12℃、湿度40~70%、降水量0mm/h。、風速1~6m/s.  陽気に誘われて家回りや山の畑の花々を眺める。

          
 「春の小川」を口ずさみながらシャッターを押す。
         
居間の窓越しに眺める白梅は、いまが盛り
        
山の畑の紅梅は、色あせた感じで花びらを散らす
        
 玄関先のクロッカスは、まばゆいほどの鮮やかな黄色で咲き誇っている
        
畑の小屋のそばて、2,3日前から地面を這うように一株だけで咲いていた。
       
山の畑の草っ原で大きな株を作って咲くスイセン
       
例年より遅咲きの可憐な花   名前忘れです。庭に住み、いたずらに株数を増やす。
       
遅咲きの福寿草は、木陰でひっそりと咲いていた
           濃紅色の蕾から淡紅色に衣装替えしたジンチョウゲの小花
     
 仲間の花々から遅れることしばし、やっと蕾になった山茶花 

 日差しがあっても、そよっと吹く風は、まだまだ冬の名残を運んでくる。思わず「おおっ、寒む!」と、つぶやいて家の中に駆け込む。 気仙はまだ、冬と春が同居中というところかしらん。    どんどはれ!

 

        


338 生草での堆肥づくり (2)

2018年03月25日 19時52分09秒 | 野菜づくり

   昨晩秋11月25日、ナイロン紐で刈り取った生草を堆肥化すべく、米糠、鶏糞、牛糞を加え、3箇所に設置した堆肥枠に積み重ねて固く踏み込む。雨水を防ぎ保温を確保すべくシートで覆いをし越冬して今日に至る。 (昨年の様子は ブロク 2017.12.4   「315 初冬 生草での堆肥づくり」に掲載)
  

          
 昨初冬11/25 生草を堆肥枠に詰め込む
      
      
 昨初冬 11月30日 部分的にカビが発生し、醗酵が始まっているようだ。
         
 年明け3月24日  シートの覆いを取り去る。一部カビ状を認めるがなかなか堆肥化進まず
          
 3月24日 再度 米糠、鶏糞を加え積み替えをする
         
 固く踏み固め、再度シートで覆い、醗酵促進を期待する。

  堆肥づくりを始めて約3.5ヶ月。どのくらい堆肥化が進んでいるのかと楽しみにしていたのだが、遅々として進まない現実を目の当たりにして、少々がっかり。
 寒さ厳しい冬季と異なり、気温が上がり、陽光も降り注ぐ季節を迎えることから、発酵が一段と進むことを期待しながら作業を進める。    どんどはれ!

     


337 冬越野菜&春耕の季節到来

2018年03月21日 21時34分06秒 | 野菜づくり

  春、農耕の季節の到来。立春、雨水、啓蟄を経て春分の日を迎える。よそさまの畑に苦土石灰が撒かれ、野良で土を耕す姿を見かけると、「我が家でも…」と心急がされるこの頃。
 3月21日 母屋に隣接す畑に降りて巡回?。ここ数日はヒヨドリの大群に襲われ、春採りキャベツや側花蕾採り用のブロッコリー、チンゲン菜は全滅。

           
母屋に隣接する畑の全景
          
 昨秋、9/25播種の縮みホウレンソウ

          
 昨秋  10/8播種のコマツナ
          
 同じく 10/15播種のミズナ 
      
 同じくツボミナ。ヒヨドリの襲撃を防ぐ網
     
 ネギは撮影後、追肥して土寄せする
        
 昨秋 10/21植え付けの玉ねぎ
        
 昨秋 10/15 植え付けのニンニク   

 今日は新畑のアスパラ畝のマルチを取り除き若干の追肥と土寄せ、ネギ畝の土寄せ、春播種のエンドウ、スナックの酸度調整と苦土石灰を施す。
 これからは老骨に鞭打って ?春耕作業だ !   どんどはれ!


           
          


336 おひな様と茶会

2018年03月16日 14時56分02秒 | 日記

  地区での本年度最後の「陽だまりサロン」。 連れ合いに「茶会のお菓子代150円だそうだが代わりに参加して…」と、たってのご要望。今日はおひな様を愛でながら抹茶ををいただく茶会と推察し、興味しんしんで勇んで?会場の公民館へ。
 
 参加者は,住民25、6人、社協4人、表千家金教室から4人で総勢30人超の盛況。
 会場は折りたたみ式の和障子、緋毛氈の座席、椅子席。 ホール周囲に雛飾りと豪勢な2枚の打ち掛けを配してムードづくり。
 表千家の金先生から、お茶をいただく際の作法、点前に際しての茶道具の取扱と心得や作法所作につて簡単なご指導をいただく。

            
 「今日はどんなごどしんべがや?」と興味津々比較的若い方々も集まった。

            
 今日のお世話する社協のみなさん。ご苦労さまです。

            
 「もうすぐ 50歳を迎える娘の幼い頃 買ってあげたおひな様です」と Tさん

            
 少々緊張の面持ちで「いただきます!」は、緋毛氈に座った公民館長さん

           
  点前の簡単な説明を受けて、亭主さんになります。少々緊張気味。 
      
            
 交互に客、亭主と一応の役回りを体験したので、恒例の「さくら音頭」で本日の〆です。

           
 茶会の合間に、折り紙の手習いだ! Goodアイデア

          
 「ハイ!いいお顔で…」 本日の参加者です。ご苦労様でした。

  「お菓子はいつ、どのようにして食べるの?」、「茶わんを回すのはどうして?」等などお茶の作法には疑問がいっぱいだけれども、お菓子をいただく所作、お茶を頂くにあったての、お隣の客に「お先に…」、亭主に「お点前頂戴いたします」の挨拶と配慮、茶わんを回す所作など、招かれたこと、お茶を振る舞われたことに対する感謝の気持ちを表す礼儀だろうと推察した次第。
  日頃、雑な暮らしをしているだけに、大切なことを学んだ、今回の陽だまりサロンだった。
      どんどはれ!

 
       


335 ジジババの ”朝ご飯だよ~”

2018年03月08日 17時55分00秒 | 食・レシピ

  献立、炊事は連れ合い、私はもっぱら配膳と食事の後始末。炊事担当は、炊事場に立ちながら、「メインと小皿一つは、今調理しているので、後は配膳さんでどうぞ!」の指示があれば、
配膳担当は,作り置きや買い置きのおかずのなかから、仕切り皿の空いた分や小鉢を充足する。三度の食事はこの塩梅で進行するのが我が家の習わし。
 田舎のジジババ故、見栄えよりも煮付け、炒め、揚げ、焼きなどが多く、在来古来の和風?献立が主流。 連れ合いににたしなめられながら、折りに触れカメラに収める昨今。

           
 ワカメと玉ねぎの酢のもの

           

             
 小皿は大根おろしとなめこ

            
       

              
 小皿分はコマツナの胡麻和え

 朝食三回分を投稿。全国共通の食材と普遍的な献立故特に説明なしの写真投稿である。
 我が家の献立は、ほぼ毎食トマト、カボチャ等の色もの、葉野菜のおひたしや和え物、煮付けなどの噛めばツユの出るものが定番。 
 こんなにあからさまに、献立をさらされる? 料理人の心中や如何に?

 連れ合いは夕ご飯の支度中、吾輩はTVのニュースに目をやりながらブログ作成中。 

  今日の大船渡、日中日ざしあるも、午後は☁、夜分に入り  雨強し。気温10℃~1℃、72%~90% 。 明日9日は 日中強雨、最高気温13℃、湿度90%台で推移。
  どんどはれ!

    


334 古典芸能発表会

2018年03月02日 11時48分16秒 | まち歩き

 過日 気仙の邦楽6団体で構成する「古典芸能の会」の第7回発表会が、盛町カメリヤホールで行われた。当日はこの会を構成する*喜多流大船渡、*気仙吟詠会、*都山流尺八同好会、*端唄・藤季会、*踊り「さんごの会」、*琴城流大正琴サークルの各団体のステージ発表に多くの市民が駆けつけ、惜しみない拍手を送った。    (写真と説明は第一部のみ)

                  
 会場風景 沢山の市民の方々が会場に駆けつけ、ステージ発表を鑑賞した
                 
 仕舞 「草紙洗小町」 :喜多流大船渡

          
 踊り  ・「潮来出島」他   :さんご会
 

                    
端唄・童謡  「初春三番叟」、「どこかで春が」他 :藤季会  
 
            
  大正琴     長唄「都風流より」、「越後獅子」 :琴城流大正琴サークル
    
                    
 詩吟  俳句二題 「われと来て」「しずけさや」 :気仙地域吟詠会

                    
 尺八と箏  「春の夜」他  :都山流尺八気仙地区同好会

 
古典芸能の会は東日本大震災の平成23年、「芸能の力で地域に元気を 」と企画したのが始まりで、今回で7回目を迎えるという。
 当日は知人の出演もあり、連れ合いと二人で鑑賞した。着物、袴などで正装し
凛々しく堂々と舞い、謡い、演奏する姿に、日頃の真摯な練習姿勢が感じられ感動しながら鑑賞した「古典芸能の会」でした。
 所用で第一部だけの鑑賞で、後ろ髪ひかれる想いで会場を後にした。

  どんどはれ!