北東北の岩手でも、比較的温暖で降雪、積雪の少ない気仙地方ならではの寒中の葉野菜栽培。ここ数年は、冬期間の葉物野菜不足を補うべく縮ホウレンソウ栽培を試みてきたが、栽培も年月を数えると”初心”を忘れ、ついおざなりになりがち。
数年前の”初心”とは
① 5つ穴マルチで5~4条植え、1穴3粒播種 最終1~2株とする
② 厳寒期までに最大葉長を25cm位とし,そのため 播種は9月初旬~中旬と する
③ 降霜期からビニール、不織布‥寒冷紗等での二重トンネルで覆い、最終期には日中、日没時の開閉をまめに行う
昨9月24日播種。「朝霧」(KK渡辺採種場) マルチのみでビニールトンネルをしない。例年に比して株が小さくか細く、葉長不足。」
昨10月27日 播種 2~3月収穫を目途に栽培。ビニール、不織布‥寒冷紗で覆う。
昨10月1日播種。縮小松菜・縮雪菜 マルチのみで覆いせず。
昨10月21日播種 小松菜・雪菜 3~4月の収穫を目途にするが、厳寒期の消去の懸念あり
昨10月21日 定植 三陸つぼみ菜 4月の収穫
昨10月6日 定植 らっきょう 20株ばかりの購入苗を定植
寒中葉物野菜の採取 2019.1.29撮す 縮雪菜・小松菜と縮ホウレンソウ
何事も”初心忘るべからず”。 年月を経ると菜園での野菜づくりも惰性となり、細心さに欠ることのみ。 常に謙虚に、真面目に在るべきを学んだ寒中野菜作りだ! どんどはれ