大学生の恒夫(妻扶木)はアルバイト先の麻雀屋である噂を耳にする。
それは、近所に出没するひとりの老婆で、いつも乳母車を押しているが、
その中身を知る者は誰もいない。
ある朝、恒夫は店のマスターに頼まれて犬の散歩に出掛けると、坂道を走ってくる
例の乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った
少女(池脇)がいた。
脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていた。
これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に
惹かれていくのだが…。
お婆さんに育てられ「この子は壊れものやけん外にだしたらあかん」
ということで、人目につかないように散歩していました。
学校にも行っていないけど、おばあさんが拾ってくる本を全部読んでいるから
何でも知っていました。
サガンの本を読んだり、お料理も上手でした。
海を見たこともなかったし、動物園も水族館も行ったこともなく・・・・・
切ない映画でした。
上野樹里さんも妻扶木君の彼女役として出演しますが、障害者に恋人を
とられて、池脇千鶴をぶつシーンはなぜだかジーンときます。
妻扶木君の役は、良い人で、一生懸命彼女を愛そうとするけど
そんなに長くはもたないのでした。
最後は悲しいけれども、現実をつきつけられる映画です。
犬童一心監督は、『サロン・ド・ヒミコ』でもそうでしたが
キスシーンがとっても濃厚です・・・・・・・・・・。
恋する少女の想いが、ひしひしと伝わりつつ、人間の強さに感動します。
それは、近所に出没するひとりの老婆で、いつも乳母車を押しているが、
その中身を知る者は誰もいない。
ある朝、恒夫は店のマスターに頼まれて犬の散歩に出掛けると、坂道を走ってくる
例の乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った
少女(池脇)がいた。
脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていた。
これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に
惹かれていくのだが…。
お婆さんに育てられ「この子は壊れものやけん外にだしたらあかん」
ということで、人目につかないように散歩していました。
学校にも行っていないけど、おばあさんが拾ってくる本を全部読んでいるから
何でも知っていました。
サガンの本を読んだり、お料理も上手でした。
海を見たこともなかったし、動物園も水族館も行ったこともなく・・・・・
切ない映画でした。
上野樹里さんも妻扶木君の彼女役として出演しますが、障害者に恋人を
とられて、池脇千鶴をぶつシーンはなぜだかジーンときます。
妻扶木君の役は、良い人で、一生懸命彼女を愛そうとするけど
そんなに長くはもたないのでした。
最後は悲しいけれども、現実をつきつけられる映画です。
犬童一心監督は、『サロン・ド・ヒミコ』でもそうでしたが
キスシーンがとっても濃厚です・・・・・・・・・・。
恋する少女の想いが、ひしひしと伝わりつつ、人間の強さに感動します。