彼岸花です。
10月初旬の写真です。
桜並木の散歩道。
草刈りが多過ぎて、
(担当者は、前任はゴルフ場のグリーンを刈っていたかと思われるほど…)
とうとう北斜面は咲きませんでした。
南斜面の開花は少し遅れるので
(朝夕の気温の冷え込みで開花時期がきまるため、
北向きのお花が例年先に咲きます)
南側は、草刈りで成長点が切り取られなかった様子。
今年の彼岸花は、ゆっくり咲きました。
(暑かったから)
10月になってもぼつぼつ咲いています。
ここだけにある白花。
といっても、黄色をおびていますが。
▼そして、こんな姿が目立っていました。
ぷくんとふくらんだ部分にタネができそうですが、
どうなんだろう。
(タネを結ばないというのが定説)
▼図書館からこんな本を借りました。
1999年の本で、今はもう絶版になっているようです。
著者 加古里子(かこ・さとし)工学博士。
この本、たいそうおもしろいのです。
彼岸花の呼び名を集めており、
その数、320種。
それを15のカテゴリーにわけて紹介しています。
たとえば、秋の彼岸のころにさくことからつけられた名前 ……ヒーガンバナ(群馬県)、ヒガンポ(熊本県)ほか
花がいっせいにさくのをあらわした名前………………イチジバナ(福岡県)、ソロイバナ(三重県)ほか
花の色からつけられた名前………………………………アカノハナ(福島県)、アカバナ(岡山県・鳥取県など)ほか
花の形からつけられた名前………………………………ハナビグサ(岐阜県)、カミナリバナ(愛知県)ほか
花がさいているとき、葉がないことからつけられた名前 ハッカケ(静岡県)、ハミズハナミズ(青森県・石川県)ほか
薬として使われたことからつけられた名前…………………クスリグサ(三重県・京都府)、ヘソクリ(富山県・長崎県)ほか
しびれや、かぶれることからつけられた名前………………シビラ(兵庫県・岡山県)、ジゴクモメラ(山口県)ほか
毒があることからつけられた名前……………………………ドクホジ(和歌山県)、ドクモメラ(山口県)などなど
秋に花が咲き、
冬に葉が出て、
春は葉が枯れ、
夏は地中です。
名前が多い植物は、古くから親しまれてきたからでしょうか。
彼岸花は、ほんまに不思議な植物です。
この強烈な季節のしるし。
また来年もいっぱい眺めることができますように。
よろしく。
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