●ぐっと地味目。

一日のうちただの一度も
土を踏まずにいることが多くなりました。

子どもの頃、道路は土が多くて、
雨が降れば水たまり。

わざとバシャバシャ入ったり
これ跳び越せるか、と友だちと比べたり、
靴下やスカートに泥はねをつくることも多かった。
顔にもバシャッと泥つけてたなぁ。

乾いた日が続くと、土ぼこりが舞って、
時々走る散水車をうっとり眺めてました。
自転車で走る道もでこぼこやったなぁ。

そんな頃、道にはこんなバッタがピョンピョン。
ずっと土バッタだという名前やと思ってましたが
「イボバッタ」が本名のようです。

最近あまり見かけなくなりました。
散歩道。セメントの階段で発見。
おひさしぶり。なつかしいなぁ。
追っかけ追っかけ、写真撮りました。

▼近くで見ると、コワイ顔やねぇ。




▼ひゃぁ～目まで土色。
暮らしにくくなったんやろうね。こんなに土の場所が減ったから。
どう思う？
バッタが住みにくい世の中って。









▼うちのルナはアスファルト色。
シャツはわたしの好きなグレーです。

陽がぽかぽかあたる道路の真ん中に寝そべります。

耳をすまして、車の音が聞こえたら即、抱っこ。
車から見えにくい色やから。








本日、地味色ばかりだったので、最後にパッ。
お隣のハゲイトウです。

【葉鶏頭】ヒユ科
夏から晩秋まで、鮮やかな葉色。

世の中の生物。
保護色を身にまとうものあれば
ひときわ鮮やかに目をひくものあり。
人も、また双方あり。

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