新元号「令和」決まりましたねー。
いい感じの名前です。
本件、専門家としては色々とあるのかも知れませんが、
とりあえずググらなくても自分が知っている知識だけで書いておきたいと思います。
元ネタは「万葉集」だそうです。
「万葉集」は、万葉仮名と言われる、漢文から何とか逃れようとした書き方になっています。
新たな文化を生み出そうとした日本人の努力の書です。
とても日本人らしい。
漢字という当時先進的であった中国文化(外の文化)を取り入れ、否定はせず、
それを日本人にフィットするように改良していく、我々の得意なパターンです。
そして出典を今までの慣習を踏襲した漢籍でなく国書にしたことについては、
知識のない人からみたらナショナリズムの萌芽とも見えるかも知れません。
しかし、梅です。
飛鳥・奈良時代あたりの文学で、花と言えば梅です。
勿論、梅は中国から来ています。
(ちなみに、もう少し時代が下ると「花」=「桜」になります)
それを愛でる宴席で読まれた歌の序文だそうです。
ようするに梅からのインスピレーションです。梅を美しい花として愛でていた中国の
影響があることは自明ですし、先程も書いたとおり、ぱっと見漢文でもろに
中国の影響があります(万葉仮名を発明して頑張ったのは先述の通り)。
ナショナリズムの萌芽は全く当たりません。別に該当していても全く問題ありませんが。
それよりも、繰り返しになりますが、外の文化を取り入れて、それをイノベーション
していく我々の歴史を表していて、とても良いと思います。
ただ一言、文句をつけるとすれば、巧言令色(こうげんれいしょく)という四字熟語に
使われていることですかね。これ「論語」です。
「うまいこと言って取り繕うやつはろくな奴じゃない」っていう意味です。
ここは大きなマイナスです。
とは言え、以上は昔やった受験勉強の知識ですw
学者がちゃんと考えたのですから、大学受験レベルのツッコミについてはとっくに理論武装
しているでしょうから問題ないのだと想像します。
それよりも新聞の号外については、日本人のマナーの無さが露呈しましたね。残念です。
これについては何度も書いてますが、日本人はマナーとか思いやりとか身につけたほうが良い。
おめでたい話の中、恐縮ですが自戒も込めて最後に書いておきます。
いい感じの名前です。
本件、専門家としては色々とあるのかも知れませんが、
とりあえずググらなくても自分が知っている知識だけで書いておきたいと思います。
元ネタは「万葉集」だそうです。
「万葉集」は、万葉仮名と言われる、漢文から何とか逃れようとした書き方になっています。
新たな文化を生み出そうとした日本人の努力の書です。
とても日本人らしい。
漢字という当時先進的であった中国文化(外の文化)を取り入れ、否定はせず、
それを日本人にフィットするように改良していく、我々の得意なパターンです。
そして出典を今までの慣習を踏襲した漢籍でなく国書にしたことについては、
知識のない人からみたらナショナリズムの萌芽とも見えるかも知れません。
しかし、梅です。
飛鳥・奈良時代あたりの文学で、花と言えば梅です。
勿論、梅は中国から来ています。
(ちなみに、もう少し時代が下ると「花」=「桜」になります)
それを愛でる宴席で読まれた歌の序文だそうです。
ようするに梅からのインスピレーションです。梅を美しい花として愛でていた中国の
影響があることは自明ですし、先程も書いたとおり、ぱっと見漢文でもろに
中国の影響があります(万葉仮名を発明して頑張ったのは先述の通り)。
ナショナリズムの萌芽は全く当たりません。別に該当していても全く問題ありませんが。
それよりも、繰り返しになりますが、外の文化を取り入れて、それをイノベーション
していく我々の歴史を表していて、とても良いと思います。
ただ一言、文句をつけるとすれば、巧言令色(こうげんれいしょく)という四字熟語に
使われていることですかね。これ「論語」です。
「うまいこと言って取り繕うやつはろくな奴じゃない」っていう意味です。
ここは大きなマイナスです。
とは言え、以上は昔やった受験勉強の知識ですw
学者がちゃんと考えたのですから、大学受験レベルのツッコミについてはとっくに理論武装
しているでしょうから問題ないのだと想像します。
それよりも新聞の号外については、日本人のマナーの無さが露呈しましたね。残念です。
これについては何度も書いてますが、日本人はマナーとか思いやりとか身につけたほうが良い。
おめでたい話の中、恐縮ですが自戒も込めて最後に書いておきます。