ラインナップ速報

今日届いたシルクの会報に、募集馬の一部が紹介されていた。
最終的に１歳６０～６５頭、当歳１０頭前後になるらしいが、今回の紹介は１歳馬２０頭。

全馬の血統をチェックしたが、いかにも優秀な配合馬が２頭。
プリサイスエンド×シルキーフェリス
アフリート×バレリーナチュチュ

前者はNorthern Dancerの系列ぐるみとMr.Prospecterの中間断絶で全体をリードした配合。
母シルキーフェリスは未出走だったが配合内容は優秀で、その母の良さが充分に活かされている。

後者はMr.ProspecterとRobertoの相性の良さを活かした配合。
クロス馬の数が多いこと以外に問題点はなく、配合内容は完全にＡクラス。
父母の血の質も極めて高く、相当の活躍が期待できるハズ。

シルク募集馬の配合内容はシルクやセゾンに比べて大抵優れているのだが、なかなか結果が追いつかない。
やはり、ＢＲＦと天栄の違いは大きいと感じさせる。

シルキーリリー近況

シルキーリリー　　［父ティンバーカントリー：母ビワナタシュカ］
天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンターで坂路２本の調
整です。坂路と本馬場を併用しながら、先週も坂路で17－17の調教を付けられ
ると、牧場長は「ここまで問題無く順調にきています。馬体もスッキリしてい
て、相変わらず鋭い動きを見せています。今週は15－15を乗る予定です」と話
しています。


驚くほどに順調で、シルクの馬じゃないみたいだ。
この時期とは言え15-15でやっている馬も多く、シルク代表が今年は早めの仕上げを目指すと言っていたのは嘘ではないようだ。

会報の写真を見る限りではまだまだ子供のようだが、牧場長の評価は高いようだし、これからどんな成長を見せてくれるか。

出資有力馬の血統評価２

マイネヴィータの０６

父ネオユニヴァース
母マイネヴィータ（ナリタブライアン）

自己評価
　□□○○□□□□　３Ｂ級　中距離向き
ロジックＩ理論評価
　○□○○○□△□　３Ｂ級

父と異なりAlmahmoudを主導で、Geinsboroughの血の流れに良さがある。
ネオユニヴァースは母系にDonatello、Papyrus、Tourbillon、Alcantaraと特殊な血を含み、Northern Dancerを持たないと言う利点があるので、種牡馬として使いやすいと思われる。
この配合でも前述の特殊な血がＢＭＳナリタブライアンの質の高いスタミナを再現するのに役立っている。
ここが、この配合の最大の長所だろう。
母の母方でBarberybushとBois Rousselが世代ズレを起こしているのが非常に残念なところ。

出資有力馬の血統評価１

マイネアクティースの０６

父グラスワンダー
母マイネアクティース（タマモクロス）

自己評価
　○□○○□□□○　３Ｂ級　中長距離向き
ついでに、血統データベースによるロジックＩ理論評価
　□□○□□□△△　２Ｂ級


Nearcoを主導に父を強調した配合で、父母内の特殊な血（Tourbillon、Hurry on系、Sans Souci、Apelle、Clarissimusなど）をきめ細かく生かしたところに妙味がある。
Northern DancerやSwapsによって、欧米の血の結合もなされている。
母内の血の質がやや低いが、グラスワンダーが強調されているので、さほど問題ではない。
いくらなんでもロジック評価の質・傾向、スピード・スタミナの△△評価はあんまりで、ここらがロジック評価の限界を感じるところ。

タマモクロスとグラスワンダー両方のファンであったので、これだけの配合内容があれば出資したくなるのも当然だ。
あとは、ポイントが足りることを祈るのみ。